#31 主人公死す! 投稿者:LD <2003/01/13 00:48>
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「仮面ライダー龍騎」最終回を前にして主人公である城戸真司くんが、ミラー・モンスターの凶刃を受け力尽きてしまいました。「ミラー・ワールドを閉じてライダー同士の戦いを止める」という最期の願いは“次点”の主人公である秋山蓮に託されました。 …けっこう思い切った事をしてきましたね(笑)最終回前に主人公が退場する話というと、僕がパッと思いつくところでは……「ベルサイユのばら」とか?(笑) 僕としてはこの決断、正解だと思います。真司くんは物語の中盤頃から出口のない迷路にずっとハマっている状態で、物語を牽引する能力を失っていたので。死んで“言い逃げ”する形でしか、その願いを完うできなかったと思います。 それはつまり真司くんは主人公を失格した、とも言えるのですが……そう単純な観方もしたくないですね。 (王蛇の浅倉は置いておくとして)最初貪欲を満たすために参加していたライダーたちは全て退場し、残ったのは、「妹を救いたい神崎士郎」と「自分の生命を救いたい北岡秀一」と「恋人を救いたい秋山蓮」であり、「元々死すべき運命にある者達だが、2人殺されれば1人は生きれる。真司の望みは殺し合いを止めさせる事だが、それは全員助からない事を意味する。さあどうする?」という問いかけは中々答えが出せるものじゃないですよね(笑) 全てを覚悟して戦いを為すのは他の3人がやっている事でね。傍観者となれる真司くんが「話は納得しました。もう3人が決着をつけるしかないですね」と言ってしまったら本当に主人公放棄になってしまう(笑) 色々考えるとやっぱりこれしかないという感じはしますね。あんまり答えを思いつかずに発進してはいけなかった命題(テーマ)ともいえますけどね(汗) さて!来週最終回! |
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