#59 アイシールド21のハイエナ 投稿者:GiGi <2005/02/23 13:45>
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さて、非常にスリリングな展開になってきました。以前、今週の一番チャットで泥門は巨深に負けるかもしれないという予想をしたのですが、それが現実となるかもしれません。 そう思うに至った根拠は作中で引用されている「ダレル・ロイヤルの手紙」です。 ”打ち負かされる事自体は、何ら恥ずべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうともせずにいる事が、恥ずべき事なのである” 王城ホワイトナイツの桜庭が立ち直る際に引用されたこの言葉が、アイシールド21に通底するテーマなんじゃないか、という話を友人としていたとき、まさに今週のセナのように、歯車がカチッと噛み合ったわけです。 もしこの言葉が作品の中核のテーマだとしたら、主人公たちは一度、とても立ち直れないような敗北を喫しなければならないのではないか?そうゆう視点で物語を見通してみると、この漫画に時々見られる微妙な違和感、桜庭というキャラクターの重要性だったり、いつまでも姿を見せない武蔵の存在だったり、そういったものの意味が一遍に全部繋がってしまったんですね。いつまでたっても自立しない主人公セナの性格描写もまた駄目押ししました。 チャットでLDさんが仰ったように、蛭魔という稀代の名キャラクターをメインから外すというのはリスクが高すぎると言うのももっともで、現時点をもってしてもまだ可能性は半々かな、と思ってます。しかし、今週を読んで、少なくとも当初に予定されていたストーリー構成では、ここで敗北を喫する予定だったんだ、というのは確信してたりします。 ちなみにアメフト好きの友人に確認したのですが、残り時間が1秒でも残っていれば1プレーは完遂できますので、まだ全然逆転の目はありますね。さて、稲垣先生がどうゆう決断を下すのか、非常に楽しみです。 |
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