#136 なるほど!! 投稿者:ルイ <2006/08/14 15:21>
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これはもう、最近スタッフからのチェックをしていない人間としては、まさに目からウロコといいますか、ありがたい情報でした。 確かに取り上げられている回の「ひぐらし」を観た時の率直な感想は「作画、崩れてるな」でした。狂気に至った時は特に、ほぼキャラデザ無視。ただそれは、「残る」崩れ方ではあった。観終わって暫く経った今も、レス元の画像を見るまでもなく脳裏に浮かぶ。確かに「崩れ」てはいるのですが、それは例えば、2000年前後(主に前)の作品に多かった、アジア外注系作品の「崩れ」とは違うわけで(笑)。 作画監督が仕事に個性を注入するという行為は、まさにこういうものかもしれません。いつのまにか、「商品」として固定ファンにDVDを売りつける為、全体の統一感・安定感を重視する作品が増え(て、いるように思う)、こちらもいつの間にかそれが当然と思ってしまっていた・・という事に、いまさらながら気付かされました。作画監督がこなす、演出を助けるお仕事・・心を入れ替え、ちゃんと注目しようと思います。そう、キャラクターデザインを「絶対」とし、そこへの忠実さだけを求めてしまうというのは、言ってみれば「リアル」を絶対視し追求するのと似たようなもので(それ以外を「これはリアルじゃない」という理由でもって排除する、という事態を含め)・・その固定観念に囚われちゃうと例えば「板野サーカス」は生まれないわけですしね。反省反省。 でも、脚本やコンテの人にちゃんとOK貰わないとこんなん暴走もいいとこですから、ここに至るまでの信用獲得は大変だったろうな(笑)。 |
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