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#252 俺的補足
投稿者:ルイ [2008/07/28 22:15]
<<<親記事]
>…ど〜も、話の大きさから考えると1クールで納まりきりそうになくって「続きはゲームで!」とか言われて終わってしまいそうなんだよなあ…(汗)wDSかあ…(遠い目)

 既に構成自体原作グランドデザインを追っかける気がないような。「なんとなく集まった」一味が日々を共に過ごしていくことで、最終的に「俺はモルテといる!(クマ!)」「俺たちが世界撲滅の○人だ!」などと叫ぶようになれば上出来ですよね。まぁ原作がDSゲームということで、分割クールはない、とは思いますが。

 さて作画なんですけど、折角なので「僕ならここだなあ!」ってのをくっつけておきます。後半の「モルテのアクション」は良かったですけど、既に貼ってるからいいや。もうちょっと画像が大きくないと、個人的には流れ判別すら辛くなってくるんだけども…そこは個人差あるし、まあいいか。


 冒頭の食堂モルテ、好きです。ここで貼ったものでわかるように、太線ブレ線(一段目なんて、ほとんどゲッターロボ時代だ!)などを上手に使って、勢いを出す事に成功している。ハッタリ効いてる作画です。このWD第1話、何がいいって、パートごとに作画の方向性がバッラバラなんですよね(笑)。それを共存させてくれるのが、演出さんや作画監督さんの仕事(仕事しない事含め)なんでしょう。

 多分同じ人と思われる(Aパートの食堂一連)爆発→脱出シーン。ここは一枚ではなく続けて紹介したい所かな。これも、煙をあたかもビニール袋のように描いていて。モルテが出てくる直前の、膨れる煙、色を三段階使って中にいるモルテを示すあたりがステキです。やっぱり、いいハッタリ界の住人。


 …で。この回の一番の見所は、ここだろ?などと思ってしまうんですが(笑)Bパートの猫たちの祈り→モルテ登場で脱出まで。ここはもう間違いなく宮沢康紀さんの1人舞台。エフェクトと動かしに特徴のある方ですけど、HoLicでワタヌキに鼻の穴が出てきてウネウネしたりした日には大概宮沢さんがいました(笑)。個人的なイメージでいえば初期「クレヨンしんちゃん」直系の匂いのする、動かしセンスですね。もう、ひたすらにフリーダム。キャラの顔似せる気なんて皆無。…でも動いていて全体として気持ちいい(線が一本一本活きている)から、作画監督も手の入れようがないという…最高です(笑)。鼻や口だけ見ていると、最近話題?の「魔法遣いにできること」(&グレンラガン四話)=小林治さんの作画を彷彿とさせますけど、比較すると小林さんの作画はもっと、その顔なりに滑らかに動きますよね。対してこちらは、最初が崩れていても、それすら初期表でしかないと言うか・・・もっと崩す為の下地でしかないwこういうのはもう、才能で描いてる画ですよね。

 ついでに、同じシーンでの食肉植物(2匹目)登場シーン。宮沢さんの、線は少なめで大胆ながら、粘りがある、質感のある水作画が堪能できます。だから、この人、涎作画にピッタリのアニメーターさんなんでしょうね(笑)。ここを割り振った演出さん(多分)はわかってるなあ。

 と、以上2シーンあげれば任務完了なんですけど、最後に。

 トッピーの走り…凄く…ストレンヂア(或いは中村豊さん)っぽいです…(笑)。
この一回カメラに寄るような形からグン!と言う走りは、走ってるのがクマなだけで、中村豊さんみたいだ(笑)。因みにLDさんが貼られたモルテの雑魚チャンバラシーンは、同様に「ストレンヂア」の冒頭、羅狼が山賊をバッタバッタ倒す所を思い出した。…金子秀一さんですかね(ヂア組が1人なので)。何か破片も(でっかいけど)四角いよ…orz

2話でガックリ感をプレゼンツしてくれたWDですが、あと一度でいいので、ちょっと、お願いしますねorz