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#270 萌え「銀英伝」、或いは(むしろ)銀河女傑伝説
投稿者:ルイ [2008/10/10 04:43]
<<<親記事]
こんなしょーもない妄想(笑)に時間割いてなるものか!と、DVDの銀英伝を観ながらの手慰み感覚でメモ帳にペンで書き綴っていたのですが(メモ帳とペンはわざわざ用意した件)…この妄想、大きく2つのラインがある事に気付きました。

実際三国志などが色々な作品で「萌え化」されている際がそうであるように、萌えキャラに核を置く=萌えキャラ化されたキャラクターに原点の性格なりを記号として寄せていく、と割り切った上でキャスティングを考える、というのが第一。そしてもう一つは、題名通りで…かなり真面目に「女版銀河英雄伝説」を考えてしまう、というものですね。この場合は、あくまで核は原作になる。

僕自身、今まさにOVA銀英伝を体験している所で、その為に作品に想いいれがあるのか、どうも前者に寄り切れない。一応「萌え英伝」を意識して、最近のヒロイン格中心で選ぼうという考えはある。けれども、頭のどこかで「あのセリフをどれだけ相応しく言えるか」とか、性格を表現できるか、とか・・・難しく考える自分もいて。それゆえか、何かこう、前者とも後者とも言い切れない、ビミョーな対案になってしまった気がします。因みにこれ、ヤン提督とロイエンタールがイゼルローンの前哨戦でやりあってる2話を観ながらさっくり考えたものなので、至らぬ点wが色々あると思います。元々声優に詳しくないのと、基本放映作品を録画しまくって追いかけているせいで、最近テロップでみた名前が印象に残っているのかも…とまれ、一応理由も表記。LDさんの案はまるで頭にない中で始めたものの、偶然同じものもある・・・のかな?

…とにかく、僕も考えますた!(`>ω<´)

■【銀河帝国】
ラインハルト:高垣彩陽
キルヒアイス:能登麻美子
オーベルシュタイン:ゆかな
ミッターマイヤー:桑島法子
ロイエンタール:雪野五月
アイゼナッハ:堀江美都子
ケスラー:松岡由貴
ビッテンフェルト:池澤春菜
ミュラー:田中理恵
メックリンガー:佐藤利奈
ワーレン:斉藤千和
ルッツ:小林ゆう
ケンプ:野川さくら
シュタインメッツ:茅原実里
ファーレンハイト:沢城みゆき
レンネンカンプ:西村ちなみ
アンネローゼ:林原めぐみ
ヒルダ:名塚佳織

フリードリヒ4世:藤田淑子

えー、まず高垣厨乙!!と言われる事必至なセレクトになりましたがw最近高垣さんをプッシュし続ける俺様がこんな事書くのは逆に見え透きすぎているじゃないですか。これじゃあローエングラム卿も興を削がれて鼻白んでしまうところ(意味不明)。卿は私がそんな事もわからずにただ好みで選んだと申されるか…一応、そんなつもりはなかったんだ、と言っておきます。ああ、言い訳ですよ?w

まず帝国の場合、ロイエンタールから考えました。ロイエンタール、次いでラインハルト下提督、そこからラインハルトという順番ですね。基本は、並べて壮観な、声優キャリア的にも油が乗った勇将を集めよう、という考えから。ロイエンタールに関しては、まず「ファイエル!」と叫ばせて一番しっくり来るのが誰か(笑)を脳内再生。のちに死の際における言葉をそのニュアンスの細部まで引き出せるのは誰か、と考えた時、雪野さんとなりました。これはかなり自信のある妄想で、ロイエンタールという人物が併せ持つ冷静と激情を表現するに足るのは、やはり彼女であろうと。次に双璧の片割れ、ミッターマイヤーは雪野さんとの格のバランスを考え桑島さんに。桑島さんは最近悪役でも名を馳せておりますが、基本あの凛とした声質は「真っ直ぐさ」を感じさせるものだと思います。まあ、ルビンスキーあたりにしたくもあったんですがw

オーベルシュタインはゆかなさんに。但しゆかなさんが最近の演技のノリで演じられた場合、ちょっと抑揚のつけ方がワザとらしく皮肉っぽくなりかねないので、音響監督は彼女に波をつけすぎないよう指示(はあ?w)。扇の要、鉄壁ミュラーには田中理恵さんを配置。忠犬(おうい)ケスラーにはクール実直モードの松岡由貴さんを。命令に受け答える際の前のめりな舌ったらず感に萌えることうけあい(?)。苛烈ビッテンは正直候補が何人もいたのですが、他の提督との格の兼ね合いを考え、藤村歩さんを押しのけ池澤さんに。千和さんもいいと思うんだけど。 メックリンガーはお姉さまモードのサトリナさんに演じてもらい、デコ萌え姉キャラを確立してもらいましょう(何言ってんの?)ケンプもなかなか演じがいのある役だと思うのですが、歯軋りの演技が見事そうな野川さんに。散り際の「結構良い将軍」らしさも、彼女なら出せるはずだ。

個人的ポイントはアイゼナッハとファーレンハイト。アイゼナッハは例外的に、格も遥かに上の堀江美都子さん。寡黙なキャラですから・・・いざ喋った瞬間の「えええええええ!?」っぷりが欲しいという所ですね。因みに、主題歌はずっと堀江さんが歌っていればいいと思うwスカーイオブラーブ♪…ファーレンハイトは、後述のメルカッツとの兼ね合いで。沢城さんに「本懐である!」といわせる為だけの配置w…個人的評価では沢城さんは万能かつ技巧派な一方である一方、器用さが災いして1人の心情を深く掘りきって「演技を超えた演技」をするのにはあまり向いていないという身勝手なイメージもあるので、彼あたりが適任かなと。

さて、そうやって提督を選んでいくと、本家銀英伝のラインハルト=堀川さんががそうであるように、声優的に彼ら提督より若々しいイメージが求められる。そして何よりキルヒアイスを失ったときの慟哭、その後の寂寥を表現してもらわないことには話にならない。・・・という事で我があやひーに登場願いました。あくまでここに書いた順番であって、彼女ありきの妄想ではないんですよ?w若手に「卿は嘘をついている!」と脳内で叫ばせまくった結果、自然とそうなったのです。

キルヒは茅原さん、豊崎さんというあたりも考慮したのですが(中の人の繋がりで)…物腰柔らかな中に物語を支配するような言を打ち込めるのは誰か、と考えた所、能登さんであろうと。彼女演じるキルヒちゃん「ラインハルトちゃん、宇宙を、宇宙を手にいれてくださいませね(何かちげぇ)」は、能登史を塗り替える名言になるでありましょう。いや、世間で言われるほどヘタじゃないと思うんだよなあ…とにかく妄想乙w

■【自由惑星同盟】
ヤン:中原麻衣
ユリアン:伊藤静
フレデリカ:川澄綾子
キャゼルヌ:田村ゆかり
ムライ:久川綾
アッテンボロー:堀江由衣
シェーンコップ:広橋涼
ポプラン:戸松遥
コーネフ:平野綾
ビュコック:井上喜久子
メルカッツ:矢島晶子
シュナイダー:小林沙苗
アンドリュー・フォーク:釘宮理恵
トリューニヒト:後藤邑子

この妄想はヤンから始めました。ヤンの「かっこよくないかっこよさ」を誰に任せるべきか、ここから始まった。若手ヒロイン格、という縛りではなかなか適任が思い浮かばなかったのですが、中原さんの表現力と間の自在な掴み方なら、僕の想像を超えたヤンたん(誰だよ)をみせてくれるかな、と。対してユリアンにはしっかり者と即座に伝わる声を配置。こちらは帝国と比べ比較的すんなりと当てはめていきました。ポプランとコーネフに若手のアイドルを配置するのも、狙い通りのお気に入り人選。問題はビュコックで、もっと年齢が上の声優さん(池田さんあたり)にしようかとも思ったものの、最近役幅も広い17歳先生に、政治家にため息つきながら若い子を見守る役を演じてもらおうかなと。本物の17歳はそこらにいますよ、とw

メルカッツはファーレンハイトとワンセットの計画的配置。矢島メルカッツの戦術にファーレン沢城が「本懐」、この絵というか声を味わいたい一心。…シュナイダーは矢島さんを補佐できるほどの技巧派ということで小林さん。フォークは結構好きなキャラで、「英雄伝説」にあって清いほどのどチンピラ感を出してくれた人だった(古谷さんは名演だと思う)ので、釘宮嫌いだからってんじゃなくw彼女のカン高い声がフォークちゃんのウザカワユスな所を出してくれると期待。最近のツンデレ声というよりは、それよりも短気な響きのある、ユーフォテーブル作品に出ていた頃の演技でお願いします。トリューニヒトも近い所があって、「風雲児たち」の鳥居よろしく、ダメさが極まって愛らしい所まで掘り出してくれるんじゃないか、とゴトゥーザ様に期待。「狂乱家族日記」の平塚雷蝶がかなり良い演技なので、あの方向性でいってもらいたいですね。

■【フェザーン自治領】
ルビンスキー:榊原良子
ケッセルリンク:生天目仁美

ルビンスキーは反則と言えるかな、榊原さんに。何と男版のフレデリカと続けての重要役ゲットですよ(笑)。ルビンスキーの格を下げてしまうと、この物語が死にかねないので・・・古狸としての強かさを声から溢れる余裕で表現して欲しい。そして、ケッセルリンクはナバタメさんに。普段はミニ・ルビンスキーのような余裕ある演技をしつつ、いざ勝負どころでは激情が先走ってしまう。そんな悲しい小者感をうまく出してくれるのではないでしょうか・・・け、決して地球教からの連想とかじゃないんだからねっ!(←これぞまさに余計な一言)

ナレーター:島本須美

あとアンスバッハ:水樹奈々とかry

さて、どちらかというとやはり「萌え」というよりは「女版」っぽいセレクトになりましたが、案外楽しい妄想でした。残念なのは、自分で観ても「あやひ厨乙!」にしか見えない事なんだよなあ・・・w本当に、偶々そうなっただけなんだけどなあ・・・w