#317 {作画チェック}アスラクライン EX003 科学の光が落す影 投稿者:LD [2009/05/08 18:50]
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【公式HP】http://www.starchild.co.jp/special/asura/ 脚本:小出克彦 絵コンテ・演出・作画監督:斉藤良成 作画監督補佐:石山寛 原画:佐々木貴宏、山下尚樹、小野ひろみ、菊池勉、黒瀬大輔、青木康啓、本宮亮介、飯野誠、染谷美樹、坪田慎太郎、澤田博範、菅原東、木村嘉彦、小泉知史、新垣一成、服部益美、半田賢一、洪範錫(段)佐藤良成、小田裕康、石山寛 ん〜。(↑)に張った女の子(CV.野中藍)がどうも“悪魔”らしいのですが、ぜんぜんまるっきり悪魔に観えないのと(いや、当然、まるっきり悪魔に見えないようにデザインしているのでしょうけどw)、なんか巫女さん姿だったり、ヤクザの娘だったりして、設定が複合、複合されていて、俺様混乱激しい「アスラクライン」です。…で、もう一人のヒロインの女の子が生き霊(CV.戸松遥)で、ロボットを制御する為の人柱みたいなんですけど(設定…w)何かロボット動かせば動かすほど、けっこう幽霊子の生命に関わってくるみたいなんですけど、主人公それ、悪魔子に示唆してもらっているんですけど、何か微妙にスルーしていてロボット、がんがん動かしていて、大丈夫かいなあ〜とか思っています。 …で、この回、なんか妙な画が散見されるなあ〜?と思ってスタッフみたら斉藤良成さんだったというwなんか変なポーズで止め画と、ベルカなアクションで、画面を編んで行っていますね。今回、アクションよりむしろ、止め画の方に気が行きました。(↑)の銃弾を避ける悪魔子の画とかそうで…wもう、なんかスルーされるワンシーンに過ぎないのに、妙に力が入っているというw誰の絵なんでしょうねえ…。作監補に入っている石山寛さんとか? ここらへんは、もう完全に斉藤さんな感じで……というか、このメカ子姉さん(CV.田中理恵)のギミックって、80年代後半〜マクロス世代な人が、嬉々として動かしたそうな感じでw僕も好きですね。何か武器弾薬が無尽蔵に出てくるあたりが…(弾切れあるみたいだけど)。この人も色々と謎が多いみたいなんですが、楽しく動いて物語を牽引してくれているので、あんまそっちには気にならないというか、とりあえず置いておける。動画的な楽しさがそのままキャラクターになっている好例ですね。また、1エピ・シナリオ上の真打ちってアスラマキーナと呼ばれるロボットなんですけど、その真打ちの前にこのメカ子姉さんが暴れて場を温めてくれるというか?イナズマン登場前のサナギマン…?ちょっと違うな?(´・ω・`)まあ、そこらへんも、よい構造だと思います。 また、この作品の大きな看板の一つであるロボットアクションですが、どうもオールCGという事ではなくって、所々手描きの作画を交えてアクションしているみたいですね。(この1話に限らず)もともと、CGとしての“そこに在る感”(リアリティ)と、手描きのウソ線から出てくる“カッコよさ”や“重量感”の違いはあって、そのいい面を適時出して行く演出には、気合いを感じますね。鉄人28号感は出ているんじゃないかと思います。しかし、これは、普段極端にパース・ウソつきまくりの斉藤さんの画(↑参照)とは思えないワケでw…この、やっぱCGかな?と思ってしまうようなカッチリパースとエッジの利いたウソ線のバランスが絶妙なこの画は誰なんでしょうねえ…。小田裕康さん(「グレンラガン」でメカ描いていたみたい)でしょうか。(…あるいはCGを一度トレースして調整…?) |
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