娯楽のハイエナ

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#337 どうもです
投稿者:エスねこ [2009/12/17 09:21]
<<<親記事]
> 確かにあんまり多くに共感は得られない視点だったようではありますね(汗)

自分には、キャラクターの視点によって物語のガジェットも空気も切り替わっていくのがスクランの面白さだと思ってます。恋愛面だけで斬るのはもったいないですよね。
八雲の世界だけではなしに高野のエージェント界もありますし、花井はなぜか異国冒険ロマンだし。
過去に大野安之の『精霊伝説ヒューディー』という異世界ファンタジーがあって、ほぼ同じような事をやっていた(キャラクター毎にペンタッチまで変わる)んですが、残念ながら未完で終わってしまい、非常に残念でした。
スクランに初めて触れたのが2005年ですが、ラブコメなのにほとんど同じノリで突っ走っていて即座に夢中になりました。自分的には、スクランはかなりハイレベルのメタ漫画です。

> 個人的には、麻生と上手く行ってくれる事を望んでいたのですが……

サラが田中一也の懺悔を聞くエピソードで、「ああ、彼女は作者が意図的に恋愛から切り離した立ち位置にいるんだな」と理解しました。
だから八雲が沢近を平手打ちした後、彼女を支えられる唯一の人間になるわけですよね。
最初からあそこまで辛い展開にするつもりで、癒し役として配置したキャラクターだと思うのですよ。彼女自身が恋愛にはまるのは、多分作者的にはあってはならない事なんだと思います。