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#241 作画チェック ひだまりスケッチ×365 第1話「はじめまして!うめてんてー」
投稿者:LD [2008/07/13 23:55]



脚本:長谷川菜穂子
絵コンテ:尾石達也
演出:尾石達也
作画監督:伊藤良明
原画:阿部巌一朗、今村亮、杉山延寛、高橋淑、松本元気、砂田茂樹、大梶博之、斉藤良成、赤井俊文、宮下雄次、綾部美穂、徳永さやか、大田和寛、伊藤良明


まずアニメーション制作しているシャフトという会社ですが、僕の印象を言うといい意味で手抜きする方法を模索している会社に見えます。気にし始めたのは「月詠 MOON−PHASE」からですが、その頃から、手を抜く方法をいろいろ探していましたね。参考画像として1枚目に挙げたBOYS&GIRLSを見て欲しいのですが…この人生ゲームの駒のような物体がす〜っとメインキャラの横を通り過ぎるですよ…………完成形ですね!!(ぐっ)
いや、ほんと、いいい意味でwそんかし、力入れるところはかなり力入れています。メリハリが利いているんですね!いい意味で!(「いい意味で」を連発すると何か悪い意味なんじゃないか?と思えてくるでゴザル…の術)そして、その力を入れるところですが、TVアニメで第一話に力を入れるのは既に鉄則となっています。おたくはみんな忙しいですからね、第一話で気が抜けたものを出すと、皆さっと切ってしまいますよ?我慢強い人は3話くらいまで観て様子をみるんですけどね。

そこらへんはシャフトさんも心得たもの…というか、とにかくこの「ひだまり×365」の第一話、作画的にはとんでもなく気合いが入った一回になっています。本当に全編に渡ってピックアップしたいカットが配置されていて、誰がどのパートやったのか振り分けもかなり知りたいのですが、本当に(シンプルな画とは言え)全編に渡って素晴らしいので、ここに名を連ねている人、丸ごと覚えておいて損はないという感じです。




冒頭、試験当日に寝坊をして走って試験会場に向かうゆのですね。曲がり角で急ブレーキをかけて体を回してコーナをクリアする細かい動きを出していますね。かなり膝に負担が掛りそうな“若い”走り方ですw




背景を動かして、ゆのがガンガン走ります。ゆのが曲がるところからここまでの流れが一連なので、同じ人が描いているようにも思うんですが……どうなんでしょうねえ?同じ人だと次のカットでも思わず“全身め”に描いちゃうかなあ…?曲がるまでが阿部巌一朗さんで、背景動画が今村亮さん??…で、この後の踏切で足踏みするゆのが杉山延寛さんだと自分的にはしっくり来る感じ…。





いろいろ取り上げたいシーンはあるんですが、冒頭の「ゆの疾走」の次に良いのはここ「ゆの頭を撫でられる」でしょうね。ちょっと分析してみて面白いなと思ったのが画像2枚目。ポンとゆのの頭に置く手をくっきり二つ描いているんですね。残像も何もなしに二つです。…どんな効果になっているかは動画で確認して欲しいです。これも誰か気になるところですが…ここ大田和寛さんだったりするのかな?(←言うまでもなく当てずっぽう)

あとはベルカ師匠(?)こと斉藤良成さんがどこかって話ですが…スタッフの記載位置から「体育館で独り光に包まれるゆのの心象」のシーン(上段画像2枚目)ではないかと予想します。…でゆのの線自体は作監の修正くらってるのwこんなところでどうでしょうか?