娯楽のハイエナ

議論用のツリー式掲示板です!
日頃疑問に思うこと不満に思うことの
書き込みにお使いください。



表紙 ツリー作成
#315 {作画チェック}{OPEDチェック} 鉄腕バーディーDECODE:02 ED
投稿者:LD [2009/03/27 04:29]



残り全部:山下清悟

【ED Aバージョン】http://www.youtube.com/watch?v=krwxxTcoZPE

【ED Bバージョン】http://www.youtube.com/watch?v=UNxThYVW-oU


このED2つのバージョンがあるのですが、両方とも好きなので取り上げてみました。残り全部:山下清悟……というのはどこまでを指しているんでしょう?絵コンテ、作画、背景、色塗り…?全部って事なんでしょうかね?作りを観ているとどうもそのようです。
Aバージョン(奇数話)は、一人黙々と練習を続けるバーディーですね。前期のアニメ・バーディーは、つとむ主体の物語組みで、対するバーディーはけっこう超然としている所があって、その心象が強く観える事がなかったんですが、今期は完全にバーディー主体で組まれていて…(む〜ん、これ、2期で終わらせる話に観えないよなあ〜。オリジナルを撃ってよくなっているし……3期か、4期くらいまで、企画してはいるかな?)そのバーディーのキャラ組みの一つとしてこのEDも使われていますね。
最初、上手く跳べないバーディーが、一心不乱に練習して、イメージした跳び方まであと一歩の所まで来る。上手く行かない倒立前転(…かな?)を繰り返して、次には背面転が出来るようになっているシーンとか好きですね。…かなりラフで、キレキレの強烈な出来のEDってワケではないんですが、ラフな事が返って人体を動かす楽しさが出ていると思います。




Bバージョン(偶数話)、まあ本命はこっちでwAバージョンもかなり好きなんですけどね。こっちは、その画の存在感に一瞬息を飲まれたんですよね。絵自体はやはり、かなりラフなもので…。しかし、ガッシュな力強さというか、何というか…。まあ、存在感ですよね。額縁に入れて飾っておきたい美しさがあります。
構図は、何かの“一線”に見立てられた夕陽と、走るバーディー、それを追う(?)飛行機雲、カメラ〜過ぎる背景の木々という、三軸が動いてそれぞれを追っている形なんですが、最終的にバーディーが太陽を追い越し、カメラを追い越し(フレームから消える)、でも、後からすごい勢いで追っていた飛行機雲は、彼女に追いつけずに終わるという形も好きです。
両バージョンとも、バーディーが一人で何かを目指している様子が描かれています。それがバーディーの心象風景って事なんでしょうかね。イクシオラという生い立ちから考えてもそれはしっくり来ます。まあ、Aバージョンで、練習するバーディーを見守る誰かに、笑みを向けるカットが入っている通り、孤独ではないのでしょうけどね。…でも、一人で走っているのでしょう。そんな感じがします。