投稿者:LD
題名:戦国白球伝
一言:"謙信の車懸の陣は、けっこう謎が多く、伝説的にくるくる回転しながら次々と新手を差し向けて行く戦法と言われています。しかし、当時ほとんどが農兵であり、農閑期によっこっらしょとやってくる兵士たちが、果たしてそこまで精妙な動きができたかどうか疑問にも思えます。日本は大陸と違って真っ平らな土地が少なく、いわゆる兵書軍書にあるような教科書的な動作をとらせるのが難しいですし、鶴翼の陣や、魚鱗の陣にしてからが「まあ〜大体こんな感じじゃね〜の?」って感じに敷かれる物で、その急所、急所で温存した精鋭の部隊(主に騎馬隊)を差し向けて戦線を蹴散らす用法が的確なら戦上手ってところで、車懸の陣は用兵として頭一つ抜けている感があります。だた、謙信麾下の兵卒はハッキリ言って“常に神がかった”はたらきをしており「謙信だからできたんだよ!」と言われてしまうと誰も反論できないというw 用兵戦術ならまず間違いなく日本史上最強の武将でしょう。あるいは川中島の合戦を見る限り信玄の鶴翼の陣の右翼の損害が大きいことから車懸の陣は右翼を集中的に攻撃する戦法ではないかという仮説は成り立ちます。それも最初一番手の柿崎隊はやや左陣の信繁隊と交戦している事から…"
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