投稿者:ルイ
題名:ゼロの使い魔
一言:☆:(ゼロの遺産)まぁとにかく、今期通して観た中では一番苦手(笑)。とにかく、「甘え」がありすぎる。甘えというのはキャラ造形に関してで、行動を演出として積み、感情に昇華させる・・といったプロセスが全然見えない作品でした。キャラ設定での「性格」数行文章に全て頼ったようなもの。特に壊滅的なのが「○○が、××という行動をとる」という基本部分で、キャラ描写が全然為されていないので大体の行動に「・・?なんで?」などと疑問符が浮かんでしまう。「このキャラならこうする」という定型すら足りていないので、それに沿わない行動を敢えてとる、という時の演出力も生まれようがないんですね。全てが脚本に沿うまま動くだけ。行為でキャラを立たせられていないから、感情もついてこれないのに、何故か勝手に恋愛度だけ上がっていく〜みたいなorz感情に関わる描写を手抜きする作品は、何より嫌いです。まぁ1クールアニメだし端折らざるを得なかったんですよ?・・という風に許容しようともしたのですが、なら、「タバサの秘密」なんて全くムダなエピソードに割いてちゃいけません(笑)。仕方ないと思うには、それ以外の部分で精一杯仕事してもらわないと・・。とりあえず作画は安定していたし、パンティの脱ぎ穿きには妙に拘りがあったようなので(笑)ファンアイテムとしてはOKなのかもしれません。余談ですが、各所で人気らしいヒロイン声優の「釘宮」さんですか、僕は初心者なので最近知った方なのですが、「赤ずきん」の方でも全く同じスタンスで声を出していて、個人的には魅力を全く感じませんでした。まあ、作品がよければ演技もよくなるものかもしれませんけどね。

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