投稿者:ルイ
題名:ハピラキ!ビックリマン
一言:☆☆☆☆:(今更第三話)かなり好きです。30分、一話完結でしかもフォーマット確立という時代劇形式(最近では少なくなったなぁ、このアニメ形式)の中、しっかりAパートBパートを使い情報を詰め込んだり、脚本のアクを出したり、主要キャラの人物像を深めていくやり方がしっかり出来ています。この話も、いつも通りの「お守りがグレて悪魔に→退治して十字架天使が元に戻すメデタシ」という形式には従いつつ、例えば主人公ゲンキ君が雨→黒飴と化した状況で「食う」を選択する。親友のジェロは段階を踏み解決するわけですが、まず最初にそういう「対処の違い」を描き、Bパートでしっかりウン○状wの黒飴に包まれた際ゲンキは「中から食う」を選択する。サイズ的に無理だろ、と一緒に閉じ込められたウルフライは言うのですが、ゲンキ君は「動かないとラッキーには当たらない」と凄い事をのたまうのです。すると、ジェロが外から機械で黒飴を切り取ってくれる。「ゲンキくんは食いしん坊ですからね。黒飴が削られる音を探したんです」「ビックラッキー!食べ続けて良かった!」・・・とまあ、親友の描写とテーマを同時に進行させちゃったりして、何か職人的で大好きなのですよ。ちなみに脚本は誰だろう・・あ、三条陸!
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