投稿者:ルイ
題名:ロミオ×ジュリエット
一言:☆☆☆☆☆:(第二話まで)なんぞこの素晴らしい作品〜。「世界名作劇場」の気品に、真っ向から挑んだような気概も感じます。作劇に関してはLDさんにお任せするとして(笑)「レディアントシルバーガン」「FF12」などで有名なゲーム畑の作曲家、崎元仁さんの音楽が、このアニメに果たしている貢献度は相当なものだと思います。薔薇、アイリス・・画面から匂いは伝わりませんが、代わりに香りたつような「音」を届けてくれる。だから、フィルムの芳醇さが保たれるのですね〜。僕の今期エースは「大江戸」とコレでほぼ決まりですが(他は録画失敗しても軽く嘆くだけで済むが、この2つをしくじると多分ズンドコまで凹むw)どちらも、ベクトルは真逆に見えつつも「ロミジュリ」は世界的に超有名な原典によって、「大江戸」は一話冒頭の「未来図」によって、ゴール地点が明確にイメージできるという点で共通点があります(LDさんの言う「予言」ですね)。ロミジュリだとあの人類規模で有名な結末をどう表現するかを思い(改変するかも含め)、大江戸だとその未来映像に映っていない銀さんなどを思う。画面を観る時、この意識が底流となって、モチベーションを底支えしてくれるんですよね。いや、マッドハウスとGONZO、ガチンコのエース対決!ワクテカです!(※僕の中だけで) ・・・ちなみにOPテーマは荒川静香+ケルティックウーマンで日本人に知られるところとなった「You Raise Me Up」。ケルティック・ウーマンのバージョンより低音を活かしたせい?で、更に「ダニー・ボーイ(元は「ロンドンデリーの歌」)」っぷりが増し(メロディで言えば、95%くらいはダニーボーイだよね)、哀愁さと力強さに磨きがかかっております。EDが凡庸なガチャガチャロックな点だけが残念ですが、それ以外には全く不満のない、今期のエースだと断言してしまいましょう。チェケナッチョなのですよ。
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