投稿者:ルイ
題名:Kawaii! JeNny
一言:☆☆☆☆☆:(18話・入れ替わったけどそれが何か?)あ ありのまま今起こったことを(ry先週の2話がイマイチだったのでちょっとテンション落として観始めたら、18話が伝説級の1話だった(ry・・・という事で、いや、とんでもない1話でした(笑)。浦沢義雄構成の本作ですが、ここ三週観た限り「カブトボーグ経由か否か」で、脚本の出来が決定的なまでに分かれています(浦沢脚本回は、いつも通り浦沢回w)。14話「スイーツエンジェルスと音楽祭」は下山健人脚本で、今回は大和屋暁脚本(2人ともカブトボーグで良回を連発していた脚本家)ですからね。このあたり、浦沢氏という奇才の異常な感性wを、どう常人が論理的に解釈し、組み立て、利用するか?という方法論の話になってくるような気がしています。カブトボーグはその研究の場であり、実験場なのに既に成功していた場だったのだろう、と。・・・ともかく、今回は技術的に語るべき事が凄くある回だと思います。まず開始2秒の第一声が「ええー!?あきらとなでしこが入れ替わったー!?」である事で、既に導入が成功しているんですねwサブタイトルの直裁さもその「視聴者にこういう話だとわからせる」事に成功していて、このあたり、サブタイトルで「親父越え!」「兄弟対決!」とブチまけたカブトボーグの「省きのテクニック、追いつけないと思わせつつ追いつかせている見せかた」がふんだんに活かされていると思います。で、本編はフィクションのお約束「頭ごっつんこで入れ替わり」を駆使した1話になっているのですが(このあたりの一定視聴者共通ルールを説明ナシで利用するのも、同根のテクニックとしてカブトボーグ的)人形なので、表情は変わらない。だから、普通アニメで入れ替わりが起こると「Aの性格・喋り方を、入れ替わり先のBの声優さんが演じる」楽しみがあるのですが、ドーロラマwという事への配慮から、珍しくここでは「声はそのまま」体が入れ替わった先でも魂の中の人が担当します。まさに作画が韓国丸投げで、作画からのフォローが期待できない中練磨された「カブトボーグ」の成果を推し進めたものと言えるでしょうw(←ここだけこじつけ)・・まあ、意識的に声によるカオスを避けた事は明らかで、この辺「ただの超展開・カオス」には留まらない、常人のコントロールが伺えて大変大和屋チックです。・・・で、最終的に、10分程度の1話で、11回入れ替わりが起こると(笑)。最後は正義のヒロインが、サッカーボールと鍋とカボチャになってめでたしめでたし☆はーいもう、大和屋暁先生は「論理的に」完全にメソッドを手にしておられます。師匠越え!常識のライジング・プロミネンス!w神域の10分話だと認定させて頂きます。廃!廃!廃エナジー!♪

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