投稿者:ルイ
題名:ARIA The ORIGINATION
一言:☆☆☆☆:(8話まで)我がアニメ冬眠期にあたるので、これまでのARIAはちゃんと観た事ありません。何話か観た事はあるけど、当時はちょっと・・・僕の心もささくれだっていてw女性ばかりのキャラ配置や格好(客が溺れた時最も対処しにくい格好じゃね?)やシステム(社員2人しかいないのに、乗る時は小船に2人も社員が乗って、ゆったり案内してるから・・・どんだけ貸切に金かかってるの?実はこれ、ブルジョワ向けの娯楽提供商売じゃね?とかw)に「意図」を感じすぎてしまい、「この作りに癒されるのは、なんかイヤだなあ・・」という気持ちがありました。が、こうまっさらな気持ちで眺めていたら、結構面白いなと。今もアリス(CV広橋涼)の口癖「でっかい」であったり、主人公あかりの「はひ〜」、それに付随してすぐ切り替わるデフォルメ絵は、あんまり好きになれません。デフォルメ表現が嫌いなのではなく、こういう間と空間を重んじる作品でのソレは、「逃げ」と感じますから。・・・・などブツクサ言いつつ、○4つだとwいや、ここまでアニメも何回か制作しているのに、まだこの『物語のない物語』を描こうとしているというのは、逆に凄い。このシーズンにあわせ新キャラを特別用意した風にも見えないので、ここにはもう、単純な「作り手の、作りたい欲」だけが満ち満ちているんですよね。このへんが去年の「なのは」シリーズ3作目に感じなかった、一番の違いで。・・・こういった、アニメスタッフの欲(非・義務感)で生まれてしまった作品に、もう原作構造レベルでケチつけるのもなと。そんな風に考え直す事にしました。・・・作品の魅力としては、作画ですよね。作画といってもキャラの顔や動きなどに留まらず(そこも良かったりしますが)、背景美術のレベルからですね。細部までしっかり作りこまれた、普通に良品だと思います。ARIAをろくすっぽ観てきていない僕が、キャラ名前大体覚えている事からも、その敷居の低さも証明済み(僕、名前覚えられない人ですよ?w)。当時の僕が引っかかった「鼻につく」部分が看過できるなら、今期のTOPを争う作品のひとつだと思います。・・・で、用語とかも全然知らないで、wikiなどで集めるのもつまらないからアニメから学んでるんですけどwマンホーム?にあるヴェネツィアから建物もってきてる、などという設定なんですよね。えーとつまり、ヨコハマ買出しなどと同じ水没世界ということかな?「ヨコハマ」にあった世界の黄昏のにおいがしないので、その辺水位上昇を食い止める手段が見つかってる世界なのかもしれません。・・・この辺も、ヴェネツィアを几帳面にロケハンしすぎずとも、「パーツ集めました」と設定レベルで言い切れちゃうという強みがありますねw・・・これまでのARIA、観ようかなあ(笑)。
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