投稿者:ルイ
題名:MUNTO〜時の壁を越えて
一言:☆☆:京都アニメーションのOVA。なかなかレベルの高い作画と、とんでもなくレベルが”たかい”シナリオが絡まった、あらゆる意味でハイな一品。って、シナリオ酷すぎるわい(笑)。「ハヤテのごとく」のナギ漫画を優秀な作画で描いたらこうなるんだと思います。一応これ、MUNTOシリーズの2作目ということで、一作目のダイジェスト映像(7分)も特典としてついてあるのですが・・・その説明がまた凄い。微妙な演技のヒロインさんが、ただただ(おそらくは)アニメの中で起こった展開順に、何の脚色もなく淡々と「○○があった」などと語っているだけで・・・見せかたへの配慮ゼロ。本編観る前に、既にこのあたりで俺ニヤニヤ。「ちょwレベルたかすぎるw」などと呟きながら観るのがすきな人には、オススメできます(いるのか?)。本編でもそのあたりのハイレベルっぷりは継続されており、冒頭20分ひたすら画面テロップ文字説明(「○○国○○王」とか)つきでファンタジーキャラが数十人登場し、異世界大戦的な事を始めた時には、かなり参りました。全体50分なんだけど、結局どんな物語かって言ったら、OVAのしかも2作目のはずなのに明らかに「起」で終わっている。あらゆる意味でレベルが高すぎます。作画は京アニの良い所が濃縮されたような作品なんですけど、それでどうにかなるものでもないw…京都アニメーションは、このMUNTOの歴史を引きずって原作偏重傾向になったのでしょうか?いや、オリジナルタイトルだからダメってわけじゃないですよ?この作品が飛びぬけて駄目なだけですよ?だから、またオリジナル作ってね?・・とフォローしようとしたら、この作品、脚本コンテ演出は木上監督だけど、肝心の構成が「京都アニメスタジオ」・・・連帯責任ですね、わかります。・・・やっぱ原作モノを描いていくといいと思うよw

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