投稿者:LD
題名:{{黒執事}}
一言:★★★☆:(20話まで)今、星3.5ですけど、終わり方で4.0以上あるかな?以前に書いたときも終わり方を気にしていたんですが、この作品の構造って「続ける構造」として“女王の番犬”というネタがあり、「終わる構造」として“悪魔と契約した少年がどうなってしまうか?”ってのがあるんですよね。そして、僕はやっぱり後者の物語がどうなるか気になってしまう。それを割とこの作品は…どうもオリジナル・キャラまで出して踏み込んで描いているみたいですね。最初の1クールの段階でシエルの叔母であるマダム・レッドは切り裂きジャックとしてシエル自身の手で始末され、また、駒と差し手の関係といいつつも、おそらく信頼関係もあったであろう劉の裏切りを受けてこれも始末している。また、シエルに手を差し伸べてくれたアバーラインはセバスチャン(悪魔)の意図的な放置でシエルの盾になって死ぬんですね。そういう悪魔と関わってしまったが故の冥府魔道をシエルは歩み続けてくれているし、悪魔もその線を崩してまで情有る行為には到っていない。その魔道の果てに悪魔と少年が何を思うのか…って観せてくれたら、本当にすっげええ満足しますね。……ところで僕は契約はてっきり「一生、我に仕えろ」だと思っていたんですが「我に復讐を果たさせろ」だったんですねえ。シエルくん、慎ましいなあ…w
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