戻る

キングゲイナー CHAT!


キングゲイナーのHP
今回協力していただいた、おかそんさんのHP

2002年9月7日より2003年3月22日まで放送され、好評を博した富野由悠季監督のロボット・アニメの最終回を祝してチャット大会を行った時のログを整形したものです。(その整形に3ヶ月以上もかかってしまっていますが(汗))とにかく、楽しければ何でもアリ!の器のでっかいアニメでした。2クール(26話)というよりは1年通して描いて欲しい物語のスケールも持っていました。その雰囲気が、このチャットからちょっとでも伝わってくれればと思います。


LD >> き〜んぐ!き〜んぐ!きんぐげいな〜!
LD >> 真っ白い地平の向こうから、あいつの影がオレを呼ぶんだ♪
LD >> この身だけでは、何ができると、いじけるオレに教えてくれた♪
LD >> キミと出会って胸を合わせば、い〜のっちが〜♪
おかそん >> こんばんは。いきなり歌うたってるし〜(笑)。
LD >> メタル〜オ〜バマン!キ〜ングゲイナ〜!
GiGi >> こんばんは。
LD >> …こんばんは。
LD >> 今、気がついたのですが「胸を合わせばのシーン」ゲイナーとサラの二人だけになるのかと思ってましたが、アナ姫様がチラと写ってますね。
おかそん >> そうそう、出てます(笑)。
LD >> …では、ゲイナ〜チャットを始めまたいと思います。
LD >> 進行としては1〜26話を駆け足で感想を述べる事を考えています。1話1話個々のデキが面白い作品なので。
おかそん >> 1〜26話を駆け足ですか!! かなり細かいチャットになりそうだ(笑)。
GiGi >> 1話から順番にいきますか。ちょっと準備(笑)。
LD >> まずは、おかそんさん。「キングゲイナー」作品全体としてどういう感想を持ちました?
おかそん >> えっ?! 私からですか?
LD >> 僕は、まずOPアニメーションに惚れましたね(笑)何と言うかあの“ちゃらんぽらんさ”溢れるOPは作品の肩の力が非常に抜けている事を感じさせてくれます(笑)
おかそん >> 簡単に言うと、最初はキャラも数多く出て、ふくらみのある話になるかなと思ってたら、最後はゲイナーくんと、サラちゃんと、シンシアちゃんの話になってしまったのが残念でした。…いきなりこんな感想でいいのかな?
LD >> そうですね。最終回の感想で述べるつもりでしたが、あれは最終回を求めていない最終回だと思いました。物語を際限なく膨らませて行く構造だったので、26話では入りきらなかったといったところですね。
おかそん >> OPアニメーションは、私もキャッチだハート!てな感じでしたね(笑)。
GiGi >> キャラクターの魅力が素晴らしいですよね。あと、とても分かりやすい(笑)。富野作品とは思えないくらい分かりやすい(笑)。
LD >> そこらへん、僕は「ブレンパワード」→「∀ガンダム」→「キングゲイナー」の流れを考えずにはいられないのだけど、どうなの、GiGiさんとしては「∀ガンダム」と比しても分かり易くなってるという感じでしょうか?
GiGi >> そうですね。∀もかなりシンプルな話だったんですが、キングゲイナーの場合は作品全体から「細かい事はウダウダ考えるな!」というオーラが出てますね(笑)。それが功を奏して「何でもあり」の世界観を醸し出してるわけですが…その辺りはおいおい語っていきますかね。
第1話「ゲインとゲイナー」
あらすじ:エクソダス主義者の汚名を着せられ留置所に入れられたゲイナー・サンガは謎の男ゲイン・ビジョウと出会い、そして共に脱走する。
LD >> さて、早速、第一話「ゲインとゲイナー」の感想に入りたいと思います。まず、わけのわからぬうちにエクソダスを始められてしまったという感じですね。ここらへんはゲイナーと共感させる形でしょうか?
おかそん >> 第1話、では、まだオーバーマン、つまり主人公の乗るロボットのことですが、その能力つまり「オーバースキル」は特出してないですね。今度は運動靴を履いているロボットか?そんな感想でした(笑)。
LD >> 第一話はアナ姫様が進んでゲイナーにさらわれるシーンがいいですね。ゲインの二言三言の言葉ですぐに状況を理解してついていってしまう利発さがよいです(笑)
GiGi >> アナ姫の効果はかなり高いですね。廃してみても物語としては成立してるんですが、アナ姫があからさまに「正しい人(笑)」なので、スタンスを迷わずに見れるトコロはあります。
LD >> 掲示板でも書きましたが“居住区全てを動かして住民全てが脱走する”というダイナミックな展開と初期設定説明は本来なら3話くらいかけてやってもおかしくないし、そうしないと観客が理解しきれない部分もあったと思うのですよ。しかし、「初期設定説明に1話以上かけたくない!」というGiGiさんの言う気迫みたいなのを確かに感じてしまいます(笑)
GiGi >> 第1話は確かにわけがわからん部分があるかもしれませんね。トミノ式プロットというか(笑)。この時点では正直ここまで面白くなるとは思わなかった。
おかそん >> 最初は訳がわからなかったですよ、エクソダスというのが。意味は民族大移動で、あのスケールだとホントに大キャラバン隊ですよね。
GiGi >> まあ、「ブレン」に比べればきちんと物語ってますけどね(笑)。1年モノなら「∀」のように1話かけてドームポリスの生活を描写したかも、と思います。
LD >> ああ、確かに「ブレンパワード」の第一話の方が乱暴だから、それに比べればよくなってる?
LD >> それと改めて見るとママドゥー先生はエクソダス主義の授業を確かにやっているのに、ゲイナーくんが上の空で聞いていない事が分かる(笑)ここらへんは観返した時の楽しみでしょうね。
GiGi >> 見返すとイロイロ仕掛けしてますよね。ゲイナー君の家の壁がない理由とか(笑)。
LD >> そうなのよ、全体像を理解して改めて観ると、いろいろ仕掛けしているのに気が付くのよ。第一話の時点で、ゲイナーのライバルになるシンシアも最初からシンシアとして登場してるし、アスハムもいる。
第2話「借りは返す」
あらすじ:ゲインの正体がエクソダス請負人だと知って、騙されたと思い込んだゲイナーはゲインに殴りかかる。しかし気が付けば、自分の通っていた学校、クラスメートのほとんどがエクソダスの計画に参加していた事を知る。
GiGi >> 第2話のラストでようやくユニットの移動の全景がでてきますね。でも、チラッとだからやっぱりよく見ないと分からない(笑)。
LD >> やっぱり、だまされたゲイナーがゲインに殴りかかって返り討ちでKOされて、そのまま地面にほっとかれてるところがいい。いきなり“要らない”扱いされた主人公も珍しいです(笑)泥で寝込んでて起き上がってゲインに対する反発心だけで追いかける。ゲイナーのキャラの成り立ちを全て表していますね。
LD >> アナ姫様は正にマスコットで、見事にその役を演じきりました(笑)いや、かなりファン(笑)
GiGi >> 第2話はやはり「リュボフ」ですかねぇ(笑)。ちょっと、ありえない行動原理です(笑)。
おかそん >> リュボフさんは2話目で主人公たちとともに行動するんでしたっけ?
GiGi >> 第2話でゲインの知り合いと偽って泥だらけで乗り込んできます(笑)>リュボフ
GiGi >> この時点では五賢人が結構いい味だしてるんだけど、あまり物語にはからまなかったですね。他が濃すぎたか(笑)。
第3話「炸裂!オーバースキル」
あらすじ:シベリア鉄道の警備隊のヤッサバ隊長とアドットがヤーパンの天井を追撃する。アデットはゲインと接触し、ヤッサバはオーバーマン・ラッシュロッドに乗り込みゲイナーのオーバーマン、キングゲイナーと対決する。
GiGi >> 炸裂しましたねぇ、オーバースキル。かなり度肝を抜かれました。
おかそん >> 最初の頃の話では、ゲイナー君がオーバーマンキングゲイナーに乗って戦っていても、とどめはゲインが狙撃して敵のオーバーマンを倒したりしているんですよ。前半はそんなところが好きでしたね。
LD >> ここでオーバーマンに“特殊スキル”があることが明かされるわけですが、ラッシュロットの能力はいきなりすごいですね。時間操作するんだもの(笑)
おかそん >> オーバースキルは良かった。最初は「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドか?とも思いました(笑)。
LD >> オーバースキルはこの世界の人類のテクノロジーを大きく超えるもののように思うのですが、その由来は遂に語られなかった…ですよね?
おかそん >> オーバースキルは語られなかったと思います。ラッシュロットは、炎を出す武器も好きでした(笑)。
LD >> ゲイナー「僕はエクソダスに反対なんだ!」アナ「え?知らないところに行ってみたいとは考えないの?」ゲイナー「子供は気楽でいいや」アナ「あなたの方がよっぽど子供っぽいスネかたしてるでしょ!」…という会話が好き(笑)
GiGi >> あとラッシュロッドVSキングゲイナーの裏でやってる、ゲインVSアデット姐さんがいい!コンテが素晴らしいし、会話もとても良い(笑)。
LD >> アナ姫様のぬいぐるみにナイフが刺さって、ゲイン「ごめんよ、アナ。マンモ…」で会話が止まるとことか(笑)
GiGi >> でも体はちゃんと動いてるんだよね>ゲイン。ジャッキーチェンの映画みたい、というか。超常能力対決と比べても遜色がない(笑)。
GiGi >> この辺りからかなり「全編見どころ」という雰囲気になってきましたね。
第4話「勝利の味はキスの味」
あらすじ:退屈を紛らわすために「ヤーパンの天井」では賭けボクシングを始め、ゲインVSゲイナーが再び実現する。一方、隊長の威厳をかけてヤッサバもラッシュロッドで飛ぶ!
LD >> ヤッサバ隊長の時間のオーバースキル全開で、返って瀕死の患者を助ける時間を与えてしまう話。…これでヤッサバ隊長は憎めない人になってしまうのですが(笑)
おかそん >> オーバーマン同士の対決のさなか、偶然時間の止まっている間にゲインの活躍で病人が助かる…第4話目で密度の高い話ができているというのに驚きました。キングゲイナーのオーバスキルもでたようですが、イマイチわからないですよね。
GiGi >> 「街の名前をアデットタウンと名付けよう」「あんた、人を喜ばせる才能があるねぇ」とか、どうゆう会話なんでしょうね(笑)。その実、アデット姐さんわりと醒めてるし(笑)。
LD >> 失敗続きのヤッサバ隊長をアデットがかばって、それにヤッサバが涙するシーンとかね。アデット先生(この頃はまだ先生じゃないけど)男を見る眼があるよね?(笑)逆にリュボフはゲイン→ママドゥ先生と運はいい方だけど、かなり簡単に悪い男にだまされそう(悪)
GiGi >> リュボフはかなり衝動だけで生きてますよねぇ。どうしてこんな女が王女の家庭教師やってるんだか(笑)。というかアナ姫のほうが賢いし(笑)。
LD >> ゲイナーVSゲインのボクシング対決も見所です。
GiGi >> ボクシングも見逃せませんよね。ゲインの手加減ないところが(笑)。1カットで表現されてるVSペローも良い(笑)。リュボフVSコナの良い(笑)
第5話「シベリアに光る目」
あらすじ:ゲイナーに敗れ捕虜となったヤッサバは脱走を計る。その逃走中、一人の占い師の少女に助けられる。
LD >> これはヤッサバ隊長が捕虜になって脱走して、占い少女と出会って、一緒に逃げて、ボロボロになって、さらに逃げようとしたところをゲインに狙撃されて、でも生きてたところを、新たなオーバーマンに撃たれて終る話です(笑)
LD >> ここでゲイナーが何か高貴なお方だったという伏線が張られますね。未消化に終りましたが。
LD >> そしてこの回でヤッサバ退場。ラスト、一緒について来た占い師の少女もろとも死んじゃったかとも思ったから、最終回で出てきたときは嬉しかったなあ(笑)
おかそん >> 最後の一斉射撃のシーンが好きです(笑)。
GiGi >> 第5話は第3のオーバーマン、ブラックメール登場回ですね。そしてヤッサバ退場(涙)。
LD >> ボロボロになったブラックメールをゲインがさらに狙撃するところがいいですね。
GiGi >> あとケジナンのワルワルぶりというか、ダメダメぶりが良かったです。こっちもよく生きてたなぁ(笑)。

第6話「セント・レーガンの刺客」
あらすじ:セントレーガンの特務大尉アスハムがオーバーマン・ゴレームを駆って、ヤーパンの天井を足止めする。隠密行動で反撃に出るゲインとゲイナーだが、ゲインとアスハムにはどうやら浅からぬ因縁があるようだった。
GiGi >> テンパリキング、アスハムの登場ですがこの時点では普通に格好いい?(笑)
おかそん >> 敵のオーバーマンのデザインも好きなんです。着ぐるみみたいで(笑)。
LD >> オーバーマンゴレームが登場して、居住ブロックを持ち上げてしまいます。それと本格的に登場したアスハムとゲインの因縁が語られます。最初はかわいい妹を持った兄と、妹にくっついた虫の関係だと思ったのですが、もうちょっと関係は深かったみたいですね。
GiGi >> え、妹はさばけてるのに、兄が勝手にテンパって突っ走っただけでしょ(笑)。深い、かなぁ(笑)。
LD >> いや、そうじゃなくて、その後盟友というか一緒にセントレーガンに居たような話が後になって出るでしょ?>ゲインとアスハム
おかそん >> これは、敵地に乗り込んでゲインとアスハムが殴りあう話だったかな?
GiGi >> 第3話でラッシュロッドが時間をとめてどうなるかと思いましたけど、ブラックメールは透明化、ゴレームは超怪力と、ちゃんと超常能力にバリエーションがあるのがエライです。
LD >> いや、それだけにラッシュロットのオーバースキルはかなりすごいと思います。
おかそん >> 居住ブロックを持ち上げ、エクソダスの進行をとめてしまうという豪快なところがいいですね。
LD >> だらしないアスハムの部下ザッキの「自分とてゴレーム使いです!」の逆切れにアスハムが気おされて「た、たしかに」と言ってしまう(笑)
第7話「鉄道王キッズ・ムント」
あらすじ:シベリア鉄道総裁・キッズムントが専用列車“チェルノボーグ”でやってくる。ゲイナーたちは、前回オーバーマン・ゴレームのために傾いたままの居住ユニットを、そのチェルノボーグにワイヤーを掛けることで立て直す作戦を考える。
GiGi >> 第7話の予告が素晴らしくてね、「シベ鉄の親玉が近づいているのなら、町おこしをさせる!」って町おこしってそうゆう意味か!と(笑)
LD >> オーバーマン・ゴレームに傾かされた居住区をシベリア鉄道の総裁キッズ・ムントの専用車両にワイヤーひっかけて起そうという話ですね。
おかそん >> 設定の話ですけど、相手方の組織が「シベリア鉄道」なのも特徴があって良かったなと思います。レール壊されたら身動き取れない連中なのにね(笑)。
GiGi >> 作中のキャラに「シベ鉄ぅー」と省略されて呼ばれてしまうのもいいですね>シベリア鉄道
GiGi >> ゲインの生い立ちについては断片的にしか語られなかったですね。まあ、つなぎ合わせればだいたい見当がつくようにはなってますが。
LD >> とにかく走行を止めたくなくってエクソダス側の作戦を知りながら、そのままはまっているキッズ総裁がよかった(笑)
GiGi >> 「列車とはダイヤを正確に守るものだ!」と力強くレバーを入れるキッズ様はかなり素敵ですよね。さすが総裁、という(笑)。
おかそん >> キッズムントも変な奴だし、5賢人の一人、ミーヤも初登場ですけど、変わったキャラだったと思います。
GiGi >> ああ、生ミイヤ初登場ですね。マネージャーもいい味出してます(笑)。
おかそん >> 5賢人といいながら、ミーヤさんは頭悪そうだし(笑)。
GiGi >> 5賢人に一人でも頭の良さそうな人、いましたっけ?(笑)
おかそん >> 他の4人は、何か考えてると思うよ(笑)。多分ね。
LD >> 運転手の帽子とりあげてハゲた頭にかぶりなおし「いっけ〜!」と絶叫して、まんまと町おこししているキッズ総裁素敵(笑)
GiGi >> 「このまま反対側に倒せばよい!」とかね(笑)。なりませんでしたが(笑)>キッズ総裁
第8話「地獄のエキデン」
あらすじ:ヤーパンの天井ではストレス解消のために体育祭が行われることになった。ヤッサバ退場に合わせてシベリア鉄道の警備隊にも帰らず、ヤーパンの天井に住み着いて酒を飲んだくれていたアデットは、奇妙な成り行きでこの体育祭のエキデンのアンカーになってしまう。
GiGi >> こっちは正真正銘の町興しですかね(笑)
おかそん >> なぜ、運動会をやることになったんでしたっけ?
LD >> レクリエーションに運動会をやって、最後のエキデンのアンカーをサラと何故かアデットが務める話ですね。ヤッサバ隊消滅で、エクソダスの群集にまぎれていたアデットが再び表舞台に出る話です。
GiGi >> チアリーダーの「アッホヨーアッホヨー」ってなんなんですかね。ヤーパンの伝統が間違って伝わった?(笑)
おかそん >> このときはキングゲイナーは何と戦っていた?
GiGi >> 座禅組んでる、量産型ゴレームだったっけ?
LD >> アンダーゴレームですね。
GiGi >> 量産型ということはこの時代になってもオーバーマンの生産は続いてるんですかね?最終回付近とかゴレーム、ムチャクチャ出てきますし。
おかそん >> いや、ザコオーバーマンがゴレームなのは、都合がいいからでしょう。量産型ラッシュロットだと、時間が止まりまくりになってしまう(笑)。
GiGi >> ゲイナー君がだんだんポジティブになってきてますねぇ。この辺りがこの作品の隠し味(本筋?)になってます(笑)。
LD >> …でママドゥ先生の手引きで“アデット先生”が誕生するという…(笑)あきれる一同にゲイナーが「ママドゥ先生は…」で言葉を切ってしまうのですが、ママドゥ先生は何なのか非常に気になります(笑)
GiGi >> 「ママドゥ先生は(何を考えてるんだ…)」か「ママドゥ先生は(どうするの?)」かな(笑)
GiGi >> アデット先生の適応力というか、生命力は凄いですね。なんか生徒とも打ち解けてるし(笑)
LD >> アデット先生ってすごい主張の強いキャラなんですけど、物語全体としては押さえられていましたね。
GiGi >> うーん、どうでしょう。最終回とか独壇場だった気も(笑)>アデット先生。たぶん、本能だけで生きている女>アデット、打算だけで生きてる女>ジャボリという振り分けだったんでしょうけど、それにしてもキャラが走りましたよねぇ。
第9話「奮闘!アデット先生」
あらすじ:ママドゥ先生の手引きで何故か先生となったアデットは、とりあえずの結束を固めるため生徒たちを引き連れてシベ鉄の貨物車を襲撃、食糧を調達する。
おかそん >> シベ鉄を簡単に裏切っちゃってるんだけど、何故にって特に理由は無かったよね(笑)。
LD >> 失敗続きで、かえっても降格で肩身が狭い思いをするとかそんなところでしょうね。ケジナンたちは肩身が狭いのは慣れてるでしょうけど(笑)
GiGi >> いや、単にシベ鉄には面白い男がいないからでは?(笑)
おかそん >> アデット先生、片方で不器用な一面も見せていました。そんなところが私、好きですね。
LD >> ここらへんからケジナンたちがアンダーゴレームで襲来してスキルの“マッハバンドシェイカー”撃つのがパターンになってきています(笑)
GiGi >> しばらく新オーバーマンが出てこないのは残念ですね。
第10話「アスハムの執念」
あらすじ:物資調達の資金が足りないために、賭けボクシングでお金を稼ぐ事にしたゲインとゲイナー。そこに乱入したアスハムとの対決に敗れたゲインは捕らわれの身となってしまう。エクソダス全体のためにゲインを見捨てようとするガウリ隊長に借りを返そうとするゲイナーだが…。
GiGi >> ヤーパン忍法!これに尽きますね(笑)>第10話
おかそん >> 忍法にはショックを受けました(笑)。何が起きたのか理解できなかった。
LD >> アスハムVSゲインのボクシング対決ですね。ゲイナーの女装と。そしてついにガウリ隊長が“忍者”であることが明かされる!(笑)
おかそん >> 忍法といっても、アメリカン忍者みたいだし(笑)。
GiGi >> 「忍法火炎車!」とか、おっさん、それ忍法ちゃう(笑)。
LD >> ボクシング対決好きですよね。アスハムがワリとあっさりゲインに勝っちゃうのがちょっとショックでした。
GiGi >> ゲイナー君が女装したまま戦ってるとか、吹っ飛んじゃうくらいのインパクトでしたね。
LD >> ガウリ隊長、冒頭から変なヨガとかやってて「?何か違うぞ?」と思わせますよね。
GiGi >> 一番好きな話かも(笑)>第10話
おかそん >> アスハム、何故かこのときだけ強いんだけど…。筋肉増強剤でも打ったのかな?
GiGi >> なんかわざと負けた風でもありますけどね>ゲイン
LD >> ただ、破天荒な描写の中で、わりとシリアスにガウリ隊長、連れ去られたゲインを見捨てる事を提案しますよね。ここらへんガウリ隊長のキャラというか影を落としつづけましたね。
GiGi >> ゲインとガウリ隊長がなんだか妙な友情を育んでたりもしますね(笑)
GiGi >> この辺りからゲインとゲイナーの立場が逆転してきた感じですかね。
おかそん >> 後半の、ガウリ隊長とゲイナー君の関係の伏線なのかもしれませんね。
LD >> 当然、そうなんですけど、この時からガウリ隊長の“エクソダス成功最優先主義”みたいな主張が出始めますよね。
GiGi >> この時点ではそうゆう主張はむしろ多数派なんですよね。周りがだんだんゲイナー君に感化されていってるような感じなのかな。
第11話「涙は盗めない」
あらすじ:なんでも盗んでしまうオーバーマン・ジンバを利用してアナ姫を奪回しようと目論むアスハム。一方、アナの方でも故郷のメダイユ家がお取り潰しなるとの噂に気が気でなかった。
LD >> ラッシュロットと同じくらいすごいオーバースキルを持つジンバの話ですね。
GiGi >> 盗賊オーバーマン「ジンバ」、能力の想像のつかないテクノロジーぶりと、やってる事の間抜けさのギャップが光ります(笑)
おかそん >> これはアナ姫様がホームシックになる話だったかしら?
GiGi >> 長距離用電話がゲイナーの部屋にあるとか、妙に納得してしまう設定もよかったです。
LD >> とにかく何でも“盗んで”しまう。キングゲイナーの人工筋肉も“盗んで”しまう。凄い(笑)
LD >> 何だかんだいってアナ姫様メインの話はこれだけでしたっけ?
GiGi >> 要は転送装置なんですよね(笑)>ジンバ。時間停止より更にオーバーテクノロジー(笑)。で、盗んだものがずた袋に収容されるという間抜けな構造(笑)。謎だ。
おかそん >> 問答無用のオーバースキルに対し、爆弾を盗ませてやっつける、というアイディア勝負なところが良いですよね。普通のロボットアニメの感覚と違う。
GiGi >> 怪獣モノのノリですよね。オーバーマンの問答無用さは。
おかそん >> オチはアナ姫さまの魅力満載!てな感じでした。
LD >> 父と連絡とって冷たく切られても、その真意を理解しているという。やっぱり一聞いて十理解する子>アナ姫様
GiGi >> リュボフ女史がいつのまにかママドゥ先生に乗り換えてるし(笑)
LD >> いや、まだ乗り換えたという意識はないのでしょうけどね(笑)
GiGi >> アナ「ウルグスクの事は心配ではないのですか?」リュボフ「今、ママドゥ先生とごいっしょですし」…この女は(笑)。
第12話「巨大列石の攻防」
あらすじ:エクソダスの進路上にあった、謎の巨大列石。初代ミイヤが創った都市と言われるが…。追撃に来たアスハムとの戦いの中、謎の巨大オーバーマン・ブリュンヒルデが目覚めた。
LD >> 第12話「巨大列石の攻防」いきましょう。
おかそん >> 怪獣オーバーマンが出てくる話でしたか?
LD >> 前後編の前編ですけど、最初はそれほど意味を感じなかったなあ。
GiGi >> 重要な回のはずですが、ちょっと印象が薄いですね。正味、1話でまとめれたかも、と思ってしまう。
LD >> またWOWOWここをノンスクランブル放送で見せてましたが、勧誘にはちょっと失敗だったような気がする。やはり10話か11話が(笑)
おかそん >> ゲインの乗っているウォーカーマシン、じゃなかった、シルエットマシンの左腕の秘密がここで明らかになってきます。
GiGi >> 作戦面でもゲイナーがゲインをリードし始めた感じですかね。
LD >> その後のオーバーデビルとのからみの伏線になるのですけどねえ…。やっぱりオーバーマンのテクノロジーはかなり変ですよね。
LD >> ブリュンヒルデのオーバースキルを「ブラックホール…みたいなもの!」と(笑)ブラックホールとは言わない(笑)
GiGi >> ブリュンヒルデ、再登場あるかと思ってましたが、結局これっきりでしたね。
第13話「ブリュンヒルデの涙」
あらすじ:サラとアスハムを取り込んだまま暴走を続けるブリュンヒルデ。ゲインとゲイナーは何とかサラの救出を果そうと奮戦する。
LD >> 第13話「ブリュンヒルデの涙」いきましょう。
LD >> …といっても12話の後編ですが(笑)
おかそん >> 科学者の実験というか、オーバーマンを作ったら、こんなスキルができちゃいました、みたいな偶然の産物という印象を受けますね。キングゲイナーの本が売ってますけどオーバースキルの設定は載っているんでしょうかね。
GiGi >> サラのたくましさが見えた回でしたね>13話。ただブリュンヒルデを「ブリュン」と略すのはどうだろう(笑)。シチュエーションもちょっと「ブレン」っぽかった(笑)。
おかそん >> ↓>テクノロジー
LD >> オーバーマン・ブリュンヒルデに意思があるので、そこらへん「ブレンパワード」を連想したりしましたね。それこそサラを守護するようなオーバーマンになるのかと思いましたが、そうはならなかったなあ(笑)
おかそん >> この話で、「オーバーデビル」という言葉が出ますが(笑)。
GiGi >> この2話は台詞回しもちょっとトミノっぽくて、全体の中でもちょっと異質かな、とも思います。
LD >> あ、そうそう、オーバーマン・ブリュンヒルデはミーアのオーバーマンなんだけど、そこらへんはさっぱり語られない(笑)
GiGi >> ミイヤ、もうちょっと何か重要な役を振られるかと思ったんですが、最後まで活躍なかったですね(笑)。
おかそん >> そういえば、5賢人のオーバーマンがチラリとでましたね。その後の登場は無かったけど。ところで、本当の名前はミーヤ?ミイヤ?ミーア?
GiGi >> 公式ページによると「ミイヤ」です。
第14話「変化ドミネーター」
あらすじ:シベ鉄の本拠地目指して兵を終結させていたアスハムたちに、謎のオーバーマン・ドミネーターに襲撃され全滅する。ドミネーターの搭乗者はシンシア・レーンという少女。ゲイナーとはネットゲームで何度も対戦している相手だった。
LD >> 第一話からバーチャル世界でゲイナーと会っている、シンシア・レーンの本体登場。
GiGi >> さて、シンシア登場ですが、「ドミネーター」がまた、凄いデザインでしたね。出てくるなり柔軟体操してるし(笑)。
おかそん >> ドミネーター初登場は「シト襲来」ってな感じでしたね(笑)。
GiGi >> あとリンクスのリンスが大活躍でしたね(笑)。ちょっと、違う漫画になってる(笑)。
LD >> シンシアのオーバーマン・ドミネーターはゴムのように形を変えるオーバーマンでかなり変でした(笑)
GiGi >> 湖に落ちてるのを発見するシーンで、それが絶望的な状況である事を示唆する演出が良かったですね。愛の力も(笑)。
おかそん >> あ、この話は遂にリュボフ女史とママドゥ先生がラブラブになる話でしたか。いい話でしたね(笑)。
GiGi >> 作画大変そうだなぁ、と思ってたら、やっぱりその後の話ではあまり派手に変形しなかったんですが(笑)。
LD >> ヤッサバ隊長はきっと生きていると信じていましたが、この時退場したアスハムの部下・ザッキは死んだと思ったなあ。結局、どちらも生きてましたが(笑)
おかそん >> きっと、最終回を作る段階で気が変わったんですよ。本当は死んでます(笑)。>ザッキ
LD >> この時のオーバーマン・ドミネーターの攻撃の接合部分を外して行くという描写は怖くてよかったですね。
GiGi >> オーバーフリーズは普通の凍結と違うという設定になったんで助かりましたね。運がいい(笑)>ザッキ
LD >> あ、それとリュボフとママドゥ先生が完全にくっついてしまう話でしたね(笑)
おかそん >> オーバーマンの筋肉はフックで止めてあるだけでしょ?
LD >> ドミネーター登場と、リュボフ×ママドゥ先生を並行してやるというのが、1話のボリュームを上げていますよね。すごい満足感がある。
GiGi >> これが本来のキングゲイナーの形ですよね。
おかそん >> シンシアの着ている服のデザインが変なんですけど(笑)。
第15話「ダイヤとマグマの間」
あらすじ:ガンガランの街でシンシアと待ち合わせする約束をしたゲイナーだったが、アデット先生とサラに尾行され、シンシアも謎かけをして会うのをじらされる。一方、シベ鉄の運行部長・カシマルはヤーパンのエクソダスを阻止すべく作戦を開始していた。
LD >> 第15話「ダイヤとマグマの間」いきましょう。
GiGi >> 穴掘りオーバーマン「アントリオン」登場ですね。あくまで作業用というのがイカします。
LD >> ゲイナーとシンシアが最寄の駅でデートしようとする話です。結局会いませんでしたが。この頃からサラがかなりゲイナーを気にし始めますね(笑)
LD >> カシマル運行部長登場。このあとの“カシマル作戦シリーズ”が傑作で、しかも物語を整理し急展開させてくれますね。
おかそん >> そうそう、サラとアデット先生がどう思うかが面白かったですね。シンシアの服装、恥ずかしくないのかなあ(笑)。
おかそん >> カシマル運行部長は、声が藤原啓治な為、クレヨンしんちゃんのひろしとダブって見えちゃうんですよ。
第16話「奮闘 アデット隊」
あらすじ:奇妙な人望で、新たにエクソダスに加わったガンガラン・ピープルの自警団の隊長となったアデット先生。気をよくした彼女は再び、シベ鉄の基地から新たなドゴッゾの強奪作戦を敢行するが…。
LD >> 第16話「ウソのない世界」いきましょう。
GiGi >> ん?一話飛んでる?16話は「奮戦!アデット隊」ですね。
LD >> 失礼、第16話「奮闘、アデット隊」でした。
おかそん >> 15話で破壊された都市の住人が一緒にエクソダスすることになった為、いさかいが起きる、という話ですね。
おかそん >> ごめん、つられて間違えた(笑)。
GiGi >> なんかアデット先生がいつのまにか徒党を組んでいるという(笑)。
LD >> ケジナンが立体映像を作るオーバーマンを使う話ですね。
LD >> そうそう(笑)>いつの間にか徒党を組んでる
GiGi >> そして全オーバーマン中最強の間抜けさをもつ「メックスブルート」登場(笑)
GiGi >> 使ってるのがケジナンなのがそもそもの間違いなのかも知れないけど、何故巨大ケジナン(笑)何故プロポーズする(笑)
LD >> 最後に正体を表したケジナンのオーバーマンがうずくまって隠れているところがいい。ケジナンらしい(笑)
おかそん >> 立体映像を使ってエクソダスの一行をがけに落とそうとするとか、作戦は良いんだけどケジナンが扱っているからあと一歩のところでミスするんだよね。オーバーマンを使って愛の告白もしちゃうし(笑)。
GiGi >> どれが本物かわからないのなら、全部倒せばいい!という力技の作戦も素晴らしかったですね。
GiGi >> しかし改めて見ると、デザインもかなり投げやりだなぁ(笑)>メックスブルート
LD >> そういえばジャボリがアスハムに急接近する話ですが、アスハムは全然その気が無くって(笑)
おかそん >> ようやくジャボリにも役が回ってきた!と思いましたが(笑)。
GiGi >> もの凄く実のない掛け合いしてましたね(笑)>アスハム&ジャボリ。
LD >> でも、ジャボリは本気なんだ(笑)>掛け合い ちょっとリュボフに似ている?
LD >> ケジナンも泣けますよねえ(笑)しぶとくって、懲りなくって、こーゆー話には必要な人です(笑)
GiGi >> アデット先生とゲイナーの仲が深まりましたが、はた迷惑な人だよなぁ(笑)。投げやりに傍観するゲインもいい味だしてます。
LD >> つまりアデット先生って“家族”って言葉に弱かったって事ですよね。何かあったのかな?
第17話「ウソのない世界」
あらすじ:カシマル部長は、新オーバーマン・プラネッタの「相手の心を聞かせる」能力を駆使してヤーパンのピープルとガンガランのピープルの反目を画策する。一見、手の打ちようがないこの攻撃を防ぐ手段はあるか?
LD >> 第17話「ウソのない世界」いきましょう。
LD >> カシマル部長が、思っていた事を相手に伝えてしまうオーバースキルを使って大混乱を起す作戦ですね。この話かなり好きです(笑)
GiGi >> ここから精神攻撃3部作ですね(笑)。まずは本音を筒抜けにさせるオーバーマン「プラネッタ」。
おかそん >> 「人の心が聞こえてしまう」という能力を使うオーバーマンの登場ですね。
GiGi >> やはりここでもアデット先生の裏表のなさが光りますね(笑)。
LD >> 基本的な使い方は敵の行動を先読みすることですけど。これも凄い、オーバーテクノロジーです(笑)
GiGi >> 目にハートマーク入りのリュボフとママドゥがいいですね(笑)。
LD >> それとママドゥ先生とリュボフの際限ない暴走っぷりには大爆笑しました(笑)
おかそん >> エクソダスしている一行は深刻な事態に陥っているんですけど、オチはばかばかしくって、解決しちゃうというそのギャップがまた良かったです。
GiGi >> ゲイナー君の暴走もその辺りに中てられたのかな(笑)。l
GiGi >> ヘビーといえばガウリ隊長の告白はかなりヘビーでしたね。結局このネタは終盤まで引っ張る事になりますし。
LD >> うん、かなりおちゃらけた展開で、その実、ガウリ隊長がゲイナーの両親を殺したことが観客に分かってしまうという仕掛けが凄いですね。
LD >> それとオーバーマン・プラネッタとの対決で、この際溜めてる事を考えちゃえ!というゲイナーくんお作戦も大変ナイス!もう、ここらへんまでくると完全にポジティブですね(笑)
おかそん >> ゲイナー君の告白、金髪リーゼントのキャラの名前は何だっけ、もう立場が無いよね(笑)。
LD >> ミラウー・キャオね。(←ウソ)
第18話「刃の脆さ」
あらすじ:カシマル部長は新オーバーマン・デスネッタの「相手を不安にさせる」能力を駆使してエクソダスのピープルたちの無力化を計る。ゲイナーは弱気に駆られて出撃できなくなり、ガウリ隊長は逆に不安に駆られて無謀な出撃をし、カシマルの罠に落ちてしまう。
LD >> 第18話「刃の脆さ」いきましょう。
おかそん >> カシマル運行部長がこのオーバースキルを使用するのに離れたところでやっているというのも好きです。キャラが出てますね。
LD >> やたら不安になるオーバースキルを使う話です。前回、視聴者に知られたガウリ隊長の秘密が、さらにゲイナーくんに知れてしまうという。
おかそん >> これは蛙やナメクジの出る話だったかな?
LD >> いや、次の回じゃないでしょうか。
おかそん >> 18話は、不安になる話でしたか?
LD >> 不安…というか弱気になる話ですね。…で、ガウリ隊長がこの作戦にモロにひっかかってゲイナーに両親を殺したことを話してしまう。
LD >> まま、あと何となくガウリ隊長と、アデット先生がくっついて一件落着でしたね。
おかそん >> 蛙やナメクジは次回でしたか。この話って、なんでゲイナー君が不安に打ち勝てたのか、よくわからないです。
第19話「リオンネッターの悪夢」
あらすじ:かつて、ゲインとエクソダスを共にしたエリアル・ニールセンがオーバーマンのスクラップ・パーツを持って現れた。友との再会を喜ぶゲインだが、エリアルには別の使命を受けてやってきたのだった。
LD >> あと9話です。がんばりましょう。
おかそん >> 確か、カシマル運行部長やジャボリも一緒になって不安になってませんでしたっけ(笑)。
GiGi >> ゲインの昔馴染みが出てきましたね。ジロン・アモスみたいな顔の(笑)。
LD >> ゲインの昔のエクソダスの盟友、エリアルの登場ですね。一話で退場しましたが。
LD >> どうもゲインは前のエクソダスでかなり悲惨な結末を迎えているみたいですね。詳しくは語られませんが。
LD >> それとゲイン専用の寄せ集めオーバーマン・エンペランザの完成。
GiGi >> そしてカシマル部長がお亡くなりに。最期までダイヤを気にするお方でした(笑)。
LD >> アデット先生はナメクジが嫌い(笑)サラはカエルが嫌い(笑)
GiGi >> ヘビがいないのが残念(笑)。
おかそん >> 19話にいっちゃいますけど、実はこの18話、私は簡単に作ってしまったのではないか、と思うのです。あっさりとゲイナー君が不安に打ち勝ったので、ゲイナー君が向かうところ敵無しになったきっかけを作ってしまったような。ここはもっと練りこんだほうが良かったと思いますね。
おかそん >> 19話もそうですけど、ゲイナー君がニセゲイナーを倒してしまったということは、自分に打ち勝ってしまった、ということだと思うので、この時点でゲイナー君には完璧キャラにはなって欲しく無かったです。
GiGi >> ゲイナーの苦手なのはキングゲイナー自身、というのもちょっと説得力がなかったかな、とは思います。
おかそん >> ゲイナーの苦手なのはキングゲイナー自身、じゃ無かったほうが良かったと思いますね。
LD >> うん、ここで出るゲイナーの苦手なものってゲインであるのがテーマに沿うとは思うのだけど。それやっちゃうと物語りが決定的な方向へ行っちゃうのと、それと今回ゲイナーの弱点を見せるような話だったから、噛み合わせが悪かったかも。
GiGi >> しばらくハブにされてたゲインの凄みが良く出ていた回でもありますね。線路撃ちはかなり格好良かった。
おかそん >> もしかして死んだのは、カシマル運行部長だけ? かわいそうに(笑)。
GiGi >> レギュラーで死んだのはカシマル部長だけかも(笑)。
第20話「カテズで勝てず」
あらすじ:カテズの街に物資調達に行ったゲイナーとサラはシンシアと再会する。シベ鉄の包囲網を3人で脱出するが、現れたドミネーターにシンシアは乗り込んでキングゲイナーに勝負を挑む。
おかそん >> 再びシンシア登場の話ですね。
GiGi >> ここから最終回シリーズといった雰囲気もありますね。
LD >> ゲイナーとシンシアが完全に出会って、そして敵であることも明らかになる話ですね。シンシア1話で傷ついたゲイナーを見て改心してしまいますしね。
LD >> まあ、オーバーマンの操縦的にはシンシアの勝ちというところかな。
GiGi >> あくまでゲームとして捕らえていたシンシアと、中のシンシアを気にかけていたゲイナーの差でもありまさうけどね>勝敗
GiGi >> ここから最終回まで、基本的にはシンシアを救う話になってしまうわけで。ここまでやたら密度が高かっただけに、それに7話も使うのはちょっともったいなかったかな、とは思います。


第21話「オーバーマンの闇」
あらすじ:ゲイナーを傷つけた事を後悔したシンシアはドミネーターの中に閉じこもる。その中でシンシア・レーンというオーバーマン乗りが誕生する秘話が語られる。
LD >> 第21話「オーバーマンの闇」いきましょう。
LD >> キッズ総裁再登場と、毛長ゾウに乗って現れるアスハムが見所(笑)
LD >> 今度はシンシアに入れ揚げるケジナンもいいです(笑)
おかそん >> キッズ総裁、再登場するとは思わなかったです(笑)。キッズ総裁に失礼でした。
第22話「アガトの結晶」
あらすじ:遂にシベ鉄の本社にして浮遊要塞“アガトの結晶”が出現した。キッズ総裁はアガトの結晶を使ってヤーパンの天井の運行を強引に停止させてしまう。何とかするため要塞内部に侵入するゲイナーたちだったが…。
LD >> キッズ総裁の「アガトグラビティ!」(ただ上から潰すだけ)豪快です(笑)
GiGi >> キッズ総裁、鉄っちゃんのアツイノリとはちょっと違ってきましたけどね。、
GiGi >> あれがシベ鉄本社という扱いにはなかなかビックリさせられましたね>アガトの結晶
LD >> シベ鉄本社にしてオーバーデビルを核に持つ空中要塞アガトの結晶が現れ、その中にシンシアが連れてかれるって話ですね。
おかそん >> 22話でオーバーデビルが出てくるんでしてっけか?
GiGi >> この回見て、アスハムがラスボスになるかと思ったんですが、なかなかどうして、それはなかったですね(笑)。
おかそん >> 空中要塞アガトって、桜玉吉の顔かと思いましたよ(笑)。話をそらしてしまってすみません。
LD >> 一般のパターンからすると、キッズ総裁はシンシアを道具としか見ていなかったという展開があるかと思っていたのですが、キッズ総裁はけっこうシンシアを大事にしていましたね。
おかそん >> キッズ総裁はただの変態でしょう(笑)。
おかそん >> 量産型ドミネーターも出てきたんですよね。
GiGi >> ブラックドミはひょっとして無人かな、とも思ったんですが。
LD >> 僕もそう考えました、何か人工知能が入っているだけとか。<ブラックドミ
LD >> あ、そうそう、アスハムとキッズが殴り合ってアスハムが全く歯が立たなかったのが、すっごいよかった。キッズ総裁、素敵(笑)
第23話「復活のオーバーデビル」
あらすじ:アガトの結晶の中心核にいたオーバーデビルがシンシアを取り込んで復活を遂げる。オーバーデビルの目的は不明だが、とりあえず東のヤーパンの地に向かい始める。
GiGi >> 完全に前回の続きですね。囚われの身のキッズ様が着ているトレーナーがイかします。「I Love Yapan」って(笑)。
おかそん >> いきなりですみませんけど、オーバーデビルって、凄いオーバーマンじゃないですよね(笑)。
LD >> う〜ん、これはオーバーマンを作る“基”になるオーバーマンで人類が作ったものではないという予想をしていますが。
おかそん >> あ、なるほどです。>オーバーデビル
GiGi >> どうなんでしょうね>人類が作ったものではない。そうゆう示唆は感じられなかったんで、単にロストテクノロジーと考えてますが。
LD >> え?この世界ってテクノロジー、ロストしてたの?
GiGi >> いや、単純にオーバーデビルを作るテクノロジーが失われている、という話で。
おかそん >> ロストしてると思います。第1話で、アナ姫様が冒頭で何か言ってたと思います。
LD >> 現れたオーバーデビルがブタ型なのは何か意図があるのですかねえ(笑)
LD >> まるでオーバーデビル制御できているかのように振舞うアスハムがナイスですね。
おかそん >> アスハムって、2枚目のようで3枚目ですよね。
第24話「オーバーマックス」
あらすじ:フォトンマット砲によるオーバーデビル撃退作戦の準備が進む中、ゲイナーは一人、ゲームの特訓による自らのレベルアップを目指す。
LD >> 残り3話
GiGi >> 支配者気分でその実オーバーデビルまかせのアスハムがかなり哀れな感じですね(笑)。
LD >> オーバーデビルの傍らに凍っていたシンシアのおばあちゃんマルチナ・レーンがオーバーデビルの謎を明かしてくれるのかと思っていたのですが、そんなことなかったという(笑)
GiGi >> しかし、ゲームで特訓ってゲイナー君らしいけど、なにか間違ってる(笑)。
LD >> ひきこもりじゃなく、前向きな姿勢ならゲームしてても関係ないというか…そういうテーマの表れかとは思うのですけどね。
GiGi >> この回はわりとコミカルなノリが戻ってて良かったですね。
LD >> ケジナン、成り行きで副総裁に昇進!(笑)
GiGi >> 46階級特進って、しかしシベ鉄って大きな組織だったんですね(笑)。
第25話「氷の中で」
あらすじ:オーバーセンスに目覚めたゲイナーは反撃を開始し、一時はオーバーデビルを圧倒するが、逆にシンシアのようにオーバーデビルに精神を冒され虜となってしまう。
LD >> シンシアを救うためオーバーデビルに戦いを挑んだゲイナーが逆にオーバーデビルに取り込まれてしまう話ですね。
GiGi >> キッズ顔のドミネーターはかなり不気味でした(笑)。
おかそん >> サラも一緒に取り込まれるんだっかかな? 実は24〜26話はしっかり見てなかったので申し訳ないです。
LD >> それと、ここにきて出てくるとは思わなかったアスハムの妹・カリンの登場(笑)
LD >> ガウリ隊長もヤーパン忍法からデビル忍法に!(笑)
GiGi >> アデット先生もいつのまにか空蝉の術を会得してるし(笑)。
LD >> しかし、ガウリ隊長はアデット先生のキスで正気を取り戻すけど、サラのキスではゲイナーは戻らないという(笑)
GiGi >> 結論としては、オーバーフリーズは愛の力で溶ける!と(笑)。
おかそん >> カリンって、確か出てきた意味って無かったですよね。2,3しゃべっておわったような…
GiGi >> いやいや、何をいってるんですか!カリンは「アスハムは一人で暴走していただけ」という衝撃の証言をしたじゃないですか(笑)
LD >> いやいや、ホントにカリンの意味ってないんですよ(笑)「ゲインにはこだわっていない」と言うのがアスハムの心に決着をもたらしてはいるのでしょうが、別にアスハムなんか最後まで悶々としている方が面白いし(笑)
最終話「ゲインオーバー」
あらすじ:シンシアとゲイナー、そしてサラまでも取り込んだオーバーデビルは、シベ鉄の本拠地(アガトの結晶のあった場所)リマンメガロポリスでオーバーフリーズを発動させ世界中を凍りつかせようとする!阻止することは果たしてできるのか!?
おかそん >> ヤーパンに着いてないんですよね。そういう話だったのかな?
GiGi >> 最終回、ここでプラネッタを引っ張ってきたのはウマイです。
LD >> オーバーデビルがシベ鉄の線路を伝ってオーバーフリーズを世界中に伝播させますね。…ここらへんキッズ総裁は世界制覇でも考えていたって事でしょうかね?
おかそん >> いくらシベ鉄の線路を伝っても、ユーラシア大陸だけでしょう? 資産を自分の好き勝手に使って楽しんでいるだけでは(笑)。
GiGi >> 半分技術的興味だけで弄っていて、気が付いたらトンでもないものだった、とか?>オーバーデビル
LD >> ゲイナーがオーバーマンみたくでかくなるのは何でしょうね?
GiGi >> 見てるとカリンのゴレームがサラもどきにぶつかって、隙を作ってくれてますね(笑)。
LD >> そして最後、オーバーデビルを滅ぼして大団円だったですが…どうでしょう?この終り方。これまでの色々な出来事をリフレインしてゲイナーの成長を語って終わりってことですかね。
GiGi >> キャラが膨らみすぎて収拾がつかなくなったところはありますかね。
LD >> それと続編ありますかね?
GiGi >> やって欲しいですけど、商業的成功が見込めないと辛いのかなぁ
おかそん >> 続編は無いでしょう(笑)。
GiGi >> 聞いた話では富野監督はこの最終回に大満足しているそうですが(笑)。敢えて「終わらない終わり」にしたという部分はどうやらあるみたいです。
おかそん >> いや、ストーリーの目的が変わっちゃった印象を受けます。ヤーパン到達の結末にして欲しかったかなと。そうでなくても、オーバーデビルを倒すのは通過点にして欲しかった。
LD >> うん、ヤーパンに着いたとき大どんでん返しがあるワケでないなら、旅はまだまだ続く!っていう終り方もありだと思います。
おかそん >> きっとどんでん返しがあると思ってたんですけどね(笑)。べつに到達できなかったからといって、作品を否定するつもりはありません。
GiGi >> 単純にユニットが海を渡る絵が見たかったというのはあります(笑)。
LD >> 「∀ガンダム」のときもよくわからないラストでしたよね。最近の富野作品は結末そのものには重点を置いてなくて、バジッと締めるんじゃなくってボヤッと霧散させる特徴があるのかも。
おかそん >> 「∀ガンダム」、ああ、確かに。最初に申し上げましたが、オーバーデビルが出てきてからは他のキャラの話ができなかったですよね。それが残念でした。
GiGi >> 「ブレン」はかなりスペクタクルだった印象ですが。
GiGi >> なんにせよここまで味のあるアニメは久方ぶりですからね。最後はみんなでキングゲイナー音頭を踊って欲しかった気も(笑)。
LD >> あ、うん。アナ姫様だけじゃなくって、登場人物全員があのキングゲイナー踊りをするミュージカルなフィナーレだとすっごい満足したかも(笑)
LD >> でもキャラたちが本当に楽しく回っていましたね。ゲイナーくんの内向性もかなり早い段階でなくなって漂白されたのが物語を愉快にしてくれました。ゲインという壁を越えるという話としては早く超えてしまった感はありますけどね。
GiGi >> 終盤、初見の時は軸が定まって遊びがないようにも見えましたが、よく見ると端々で他のキャラをいろいろ弄ってたりもしますよね。その辺の心意気は、やっぱり他のアニメにも見習ってほしいなぁ。
LD >> それは大きいですね。再度見直したとき最初からかなり設計がしっかりしているのは感じましたね。
LD >> 締めますけど、何か言い足りないことは?
GiGi >> 締めですか?とにもかくにもオープニングに尽きる、という事で。
LD >> やっぱりそうか(笑)OPの愉しさがそのまま出ている作品でしたね。
おかそん >> キングゲイナーは、ブレン、∀、とやってきたからこそ、あのOPアニメができた訳だし、最初から内容の濃い話ができたと思います。
おかそん >> それだけに後半ももっとがんばって欲しかった、と思います。
GiGi >> 富野監督、本当にいいスタッフに恵まれましたね。次回作、まだ影も形もありませんが楽しみだなぁ。
LD >> そうですね、次回作もまた面白ければチャットしましょう。
GiGi >> まだノビシロのある作りだというのは本当にそうだと思います。荒いからこそ、パワーがあるとも言えるんですが。
LD >> そんなところでしょうかね。
LD >> では、大変お疲れさまでした。
2003/07/08

戻る
HOME