「特攻天女」通信

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#120 第１９０話「月と太陽・３」　ＬＤさん MAIL 99/09/11(土) 02:32:23
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 自らの生命を断つと見せかけて一瞬のスキを突いてヒメを屠ろうとした瑞希。だが、間一髪で祥はそれを阻止する。気絶した瑞希を引きずって無理に謝罪する形を作る祥。しかし、それでヒメが許すはずもなかった。誠が駆け付けた確認した祥は形容し難い笑顔を瑞希に投げかける。
　今回の一連の瑞希の行動、どこまで本気かわからない娘ですが、少なからず本音の部分があると思います。
　それで「高村だけは祥に返して」か…。ふーんそうなんだあ。いや、この土壇場でこのセリフ、けっこう意味深いですよ。いろいろな解釈が可能な気もしますが、このシリーズで描かれてきた瑞希の中から出た言葉としては突然です。

＞姫月が祥から高村を奪ったわけではないでしょう。
　祥にとってヒメはある日突然高村（３人）を奪って行った者という観かたは成り立つと思います。三人とヒメの間にあったことは祥はあくまで無関係なれば、祥はこの一元論で今回の出来事をくくってもかまわないはずだったのですが…“祥はヒメと知り会ってしまった。”これに尽きますね。
　瑞希が反省してないという解釈もできるのですが敢えて別の観かたを。いずれにしてもあれは興味深いセリフです。

こんにちは！ピーターパンさん、
＞私としてはあそこで自分が死ねばと考えるなら祥の価値が無くなってしまう
＞ような気がするんですけど。
　まったく同感です！！僕は今まで祥の行動をほぼ全面的に肯定してきました（つもりです）。しかし“それだけ”は許さないぞ！自分を大切にできない人間が、他人を大切にするなんてほざいても片腹痛いんだよ！少なくともこの場面は祥的に言えば生命を粗末にする人間が一人も出ちゃいけない場面で、祥自らそれを率先して破ったら何の意味も無い。
　んんん、でもこれだけ狂った状況の中に放り込まれたら、どんなに芯の強い娘でもとち狂っちゃう日もあるかもしれない（笑）それに瑞希に反省を促す効果も否定はできないしね。（←結局、甘いでやんの）

#119 お初に御目文字仕ります　ビーターバンさん MAIL 99/09/10(金) 18:40:36
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 初めまして！ビーターバンと申します。よろしくお願い致します。

今回の瑞希の言動は私にも少しばかり意外でした。もちろん最初から死ななきゃならないなんて考えてないだろうとは思っていましたが。でもそれにしてはあそこまで言うなんて、半分は本気だったんではないかと思います。実行出来るとも思ってなかっただろうしするつもりも無かったでしょうけど。まだその必要が無い事が判っていたから。判ってる以上あの人が自殺するわけ無いですから。少し悲しかったんじゃないかと思います。道が判ってしまうから死ねないことが。本当にこの状況で死ぬしか道が見つけられ無かったなら理由をつけて言い訳して死ぬことが出来たのに。祥が止めに入る事も100％判ってましたし。本当に自他共に死ぬしかないと思える状況だったらよかったんでしょうけど。今週の瑞希の科白は演技＋こうなったらいいなと言うような夢だったのではないかと思います。

やっぱり祥は自殺する気なんでしょうか？私としてはあそこで自分が死ねばと考えるなら祥の価値が無くなってしまうような気がするんですけど。どちらかと言うと自分の限界を感じたんではないかと思います。
それであの最後のコマで笑ってたのはやっぱり祥？いえ、それにしては少し含むものがあるような笑顔だったんで気になったんですけど。

#118 奪った者、奪われた者、真実はどちらに・・・　赤影さん MAIL 99/09/09(木) 13:33:13
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): こんにちは、赤影です。

瑞希の最後の脅迫にも祥は屈しなかった。そして瑞希は自ら死を選ぶと告げる。そして高村だけは祥に返して
やれという。・・・これってちょっとおかしな言い方ですね・・・別に姫月が祥から高村を奪ったわけではな
いでしょう。あくまで三人とも自業自得なんですから。
　しかし、姫月から離れたら自分は姫月を殺すという忠告にも関わらず、祥は自殺しようとする瑞希の方へ動い
てしまう、その隙を逃さず姫月を殺そうとする瑞希だが、「痛み」を思い出してしまい、祥に倒された。祥はそ
のまま瑞希に頭を下げさせ、姫月に謝罪するが、姫月はまるでとりあわない。祥に罵声を浴びせる。私の思った
通り、謝ってすむ問題じゃありませんでしたね、姫月に罵声を浴びせられる祥はかわいそうです。もっとも、い
くら「死ね」を連呼したところで結局は誰も殺せない姫月もかわいそうですが・・・
　だが、そこへ誠がかけつけて姫月は落ち着きをとり戻す。そして遊佐にも伝えなかった最後の伝言を瑞希に
残し祥は自分の命を・・・！
　ついに、こうなってしまいましたね・・・本当にこれでいいんでしょうか・・・っていいわきゃない
ですね。一番無実なのは祥なんですから。
　さて次回の予想
１、祥は「舌を噛んで」自殺。（「舌を噛んで」がポイント）
２、誰かが祥の自殺を止める
　で、誰が止めるのかが問題ですね、瑞希か姫月か誠か・・・他の人はちょっと間に合わないみたいですし、
案外ナナあたりが復活してくるかも。

#117 ２０巻（推定１１月発売）の表紙は私も気になる　あんのさん 99/09/08(水) 12:06:18
with Mozilla/4.04 [ja] (Win95; I ;Nav): 読者サービスてんこもりでした１８９話。でも最近アキラのボケっぷりがわざとらしくなってきていて、それが嫌です。本当に鈍い人なら、悩まずあっさり「伊沢は俺の友達だから」って結論に達しそうな気がするんですよ。だってまともに考えれば、友達が刺されて怒ったり悲しんだりしない人っていないでしょう？親しい友達ならなおさら、加害者に対して平静ではいられない。
天野嬢は絶対！祥の怪我に気づいています。気づいてないとかいうことになっても、あとで「それは芝居だった」とかいう落ちがつくでしょう。・・でも、「渡さない、私から祥を取り上げた人間なんかには（祥は物か。とったりあげたりやったりできるんか。じゃあ両手足手折って首輪と鎖つけてしまっとけよ。二人で人里はなれた山奥ででも暮らしてくれ。）」のお嬢さんだから、「私の物にならないなら死んでくれた方が」とか大マジで思っていそうだ（ある意味姫月がもうこれをやっている。・・なんだ、ほんとにこの二人って一対なんだ・・）。
＞鈴木さま
正和の亡霊説、漫画にいかにもありがちなベタなオチでいいですね。っていうかそれで終わったら『特攻天女』ぽくていい（アタシこの作品を嫌いなんでしょうか？）。
＞赤影さま
「瑞希が殺したのは彼女の両親」・・うー、ありえないと私は思います。だったら「もう死んでるわ」ってあっさり祥に言いそうだし。祥の性格上そう聞けばそれ以上の追求をしないでしょうから。
「医者の婚約者」とか、あるいは（女）友達とか、肉親（女の）とかはありえそう。何でもない仲なのに、瑞希が一方的に勘違いして嫉妬して殺しちゃってたりしたら、・・少女漫画だ・・。
お医者さんについて、「人殺しを許した自分を許せなかった」という言葉になんじゃそいつは！と私は嫌悪を抱いたのですが、よくよく考えてみると「殺人者瑞希を許したことを許せなかった」というのではなく、「殺人行為を許した、ということが許せなかった」（しかも当の殺人者は殺人行為を悔やんでなど全然いなくて、ただ行為を自分が悲しんでいるから悔いているにすぎないのだと）ということなのではないかなあと最近思うに至りました。そう考えると、同情の余地があるな。

#116 イタリヤさん 99/09/06(月) 00:09:52 with Mozilla/2.0 (MSIE 3.01; Win 95): 「すぎないはずならという」は
「すぎない」とだけ読んでくださいね。

#115 ２０巻の表紙が気になります　イタリヤさん 99/09/05(日) 23:57:37
with Mozilla/2.0 (MSIE 3.01; Win 95): こんばんは
イタリヤです。
そろそろ話が掴めてきたようなそうでもないような。

瑞希にとって、祥は医者の代わりにすぎないはずなら
という前提で考えると、
彼女は「（たぶん医者との）約束だから死ねない」
みたいな事言ってたんで、
「それはできないわ。」って考えてそうな気がするんですね…。

#114 第１８９話「王者」　ＬＤさん MAIL 99/09/04(土) 00:28:08
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 果てしなく続くフジオと高村の死闘。アキラと伊沢は高村に先に行けと言われ祥とヒメの元ヘ向かう。アキラはふっと気付く。祥の生命と引き換えに死んで見せろという姫月の要求に、天野はまだ答えを言っていない。
　やっぱりアキラは高村を殺されたらそうなるんだ。それは伊沢も同じワケで、ちょっと狂ってるように見えても登場人物全員には共通の根拠があるワケで。でも、瑞希は、その根拠自体が狂ったものかもしれない、という話ですよね。
　そうだなー、瑞希なんて答えるかなー？ちょっと想像つかあないなあ。確かに以前僕は「瑞希は祥が死んでもそれほど悲しまない」とは書きましたが、彼女は自分が死んでも悲しくないと思うから、どう答えるのか…まあ楽しみにしておきましょう。

#113 「誰かのために」と口ずさみながら、誰もが自分のために生きて、死ぬんだ　赤影さん MAIL 99/09/02(木) 23:58:11
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): とあるマンガからの抜粋です。

こんばんわ、赤影です。
なかなか伊沢君もやりますね、私の予想は１が正しかったです。しかし、伊沢君は高村に皮肉を言ってますが
それどころではないのでは？五分の状況で高村はフジオにやられてしまったわけだからまだまだ圧倒的に高村
が不利です、ていうか伊沢がフジオの右腕を折らなかったら確実に高村の負けだったのでは・・・
　そしてアキラが言った「瑞希の答え」はいかに？

　さて、私は今まで瑞希が過去に殺した人は、瑞希の想い人の婚約者では・・・と思っていましたが、別の可能
性も考えてみました。瑞希が殺したのは瑞希の両親なのではないでしょうか！？前に瑞希は祥に「私の両親は私
に殺されるのが怖くて海外へ逃げた」とか言っていましたが、じつは本当に殺していたのでは、両親が勝手に瑞
希の婚約者を決めたとか、医者の彼氏との交際に反対した、とかで逆上して両親を殺してしまった、というのも
ありかと・・・

さて、いくつかのことを考えてみて
@、瑞希がかつて殺した人物とは？
　１、医者の彼氏の婚約者
　２、瑞希自身の両親
どっちかは微妙ですね・・・
A、祥は結局何がどうなるのを求めているのか？
　１、とにかく死人をださないこと
　　　　　問題点、それで祥はよくても姫月も瑞希もよくない、結局中途半端
　２、高村と瑞希を心から謝らせること
　　　　　問題点、瑞希は絶対反省しない、それ以前に謝ってすむ問題ではない
B、誠はどう姫月を説得するのか？
　１、兄貴は死んでもそんなことは望んでない、と正和が死んだ理由を話す。
　２、復習のためとはいえ殺してしまってはこいつらと同類だ、という。
　３、１２両方
個人的には２の方が説得力あると思うんですが・・・

次回の予想はちょっとできません・・・

#112 箱庭の魔女　ＬＤさん MAIL 99/08/28(土) 22:01:36
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): こんにちは！鈴木さん、
＞A医者の彼氏は戦場に行ったというのは嘘で、お館さまにかくまわれて平和に暮らし、もう子供までいたりする
　これいいです！確かにこれならあの瑞希も少しは“痛い”思いをしますね。いっそのこと“百万人に一人”なんかでさえなくって、みすぼらしいどうしようもないダメ人間がそこにいてもいいですね。“報い”ということを考えるならね（＾＾；

あんのさん、
＞せっかく名乗って回っているのに、仇討ちにきた人たちは一人残らず
＞ザ・ガードマンズの餌食なのね!それでキレたお嬢はチームを立ち上げたと！
　あははは！それ当りでしょうね！（笑）それは思わないでもないことでした。“わざと”恨みを買ってるワリに瑞希の“防御力”は甘い！甘い！（＾＾；
　ヒメもね、どこかに「相手に反省させたい」という気持が先だって、復讐のし方の手が込んでるから攻め切れなくなってしまう。本当にね、とにかく！有無を言わせず！相手の存在を抹消したい！「無関係な人は巻き込みたくない」とかそんな感傷を排除してしまった“復讐心”に、一個の人間では対応しきれるハズがないんです。
　自分の顔と名前を教えることの“恐さ”に対する瑞希の認識の甘さは否めませんよね。

　やっぱプロが守ってないとねえ！…で、わりと“正々堂々”と復讐しにいらっしゃた方たちは、千里審査でお嬢様の道楽相手になってもらうと（笑）ヒメもつまりはその審査にパスした人なんですね！うーん、奥が深い（＾－＾）

#111 ある予想　鈴木さん MAIL 99/08/28(土) 20:07:04
with Mozilla/4.51 [ja] (Win98; I): 　はじめまして。特攻天女は前から時々立ち読みしていました。
　今後の展開について考えついたことです。ちょっと聞いてください。

@正和の幽霊が出る
　
　びっくりされるかもしれませんが、前から思っていました。以前翔の父親の
霊が彼女を守っているという話もありましたし、ヒメを守るために出てきて
決定的な場面でタテになるとか。
　ついでに、瑞希の疑問にも、答えられるのは死んだ本人しか居ないと思い
ます。

A医者の彼氏は戦場に行ったというのは嘘で、お館さまにかくまわれて平和
に暮らし、もう子供までいたりする

　これは最近思いついたのですが、外国にいるというのは瑞希や千里の目を晦
ますためのフェイントで、実は単にどこかへ逃げて暮らしているのではないか
と。
　彼氏が去った理由を語る瑞希が、余りに自己中心的なので。ここまで動じ
ないというか、自分しか居ない人間に『報い』を与えるには、こういうこと
にするしかないのではないかと。監獄に入れられても世間に何を言われても
殺されても平気な人間がいるなんて、復讐する方だって困りますよ。

　こんな考えですが、どうでしょうか。お気に障りましたら申し訳ありませ
ん。
　それでは。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴木

#110 「僕が父の死を悲しむことが出来るようになったのは、それから1年も経ってからでした」　あんのさん 99/08/28(土) 16:43:48
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; MSN 2.5; Win 98): 萩尾望都『残酷な神が支配する』よりうろ覚え。
主人公の母は、夫（主人公にとっては父親)の死を強く激しく嘆き悲しみそれこそ自殺でもしかねない勢いで、主人公はそんな母親を慰め支えそうして唯一人残った親も失うかもしれないとおびえ、そうしてことで手一杯で、彼だって父親をなくしたのに、それを悲しむ暇さえ与えられなかったと。
ヒメも誠に同じ事をやらかしたのでは、というのが今回の感想です。自殺未遂を繰り返すその悲しみっぷりは激しく、誠は彼女を止めるのに手一杯で兄の死を悲しみ受け止め立ち直ることさえ出来なかったのでは。彼だってお兄さんが死んでしまったのにね。だから、いまだに『兄貴がいるから大丈夫』という感覚を引きずったままずるずると来てしまい、ヒメの手を放すような真似もしたのでは？（だとしたらヒメは自業自得だ。）
今回でようやく誠は、もうその兄はいないんだと、自覚したような。
＞かいな様
「２人以外巻き込む気はなかったわ、いらぬ小細工だったわね」
・・いやあ、1番最初の襲撃を止められただけでもいらぬ小細工じゃないでしょ。だって藤生たらしこんでなきゃあの時点でヒメは瑞希にざっくり、晶の失明はありませんでしたよ（結局そこに話が)。
＞赤影さま
＜自殺に見えても自分に疑いが向かないように色々手回ししたでしょうから、
＜殺した相手の名前くらい調べるでしょうし、
・・いや！後始末あーんど揉み消し工作は南千里とザ・ガードマンズおよび天野のじっさまが全部やっててお嬢は一切ノータッチだと思いまス！それで、せっかく名乗って回っているのに、仇討ちにきた人たちは一人残らずザ・ガードマンズの餌食なのね!それでキレたお嬢はチームを立ち上げたと！
何がいやだって、お嬢は決定的に悲惨な目に遭ったことがねえって事ですよ。じい様だってなんだかんだで彼女を最優先ではないにしろ殺人ももみ消してくれるほど愛してくれているわけだし、這いつくばって誰かの靴の裏をなめるようなまねを自発的にやらなきゃなんないような事態ってお嬢は一度だってないわけでしょう。なのに「あたしが1番不幸っ！！」みたいな顔をしているのがあーやだやだ。悲惨な人を見て「あれよりまだましだわ」と溜飲を下げているのもいやですが、「自分が、自分が」って、おいおい。
１を希望します、予想としては。これ以上親衛隊長殺すなよ・・。
＞ＬＤ様
＜いえいえ「祥は“常に”自分の望みしか優先させてません」（笑）
＜いつもながら我侭な娘です。
＜両方の友達としてね「理屈で考えれば瑞希が悪いから、瑞希が一方的に
＜殺されろ」とか「二人で殺し合って片方が死ねばぁ？」とか言えないで
＜すよ
そうでしたね・・浅はかでした。では、祥の望みはなんなのか。という問題が。誰も死ななければそれでいいのか？そうして苦しみも悲しみも中途半端なままひきずっていけと？彼女の最終的に目指すものがわからない。

#109 第１８８話「ＢＬＯＷＩＮ’」　ＬＤさん MAIL 99/08/26(木) 23:48:08
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 高村とフジオは全くの互角！ようやく誠の説得に成功したアキラの前に現れたのはフジオだった！

＞マズかったら削除して、、、（泣）
　いえいえ、かいなさん。ちょっと僕の方で文章の誤解があるかもしれませんが、それが普通の人の普通の感じ方だと思います。誠も「ここにいるヤツらみんなおかしい！」っていってますよね（笑）
　でも、瑞希たちの犯罪を知ったとたんに「何コイツ、許せない！」ってなっちゃうと面白さが半減してしまう部分はあるんだよなあ（＾＾；
　祥と同じく、それでも瑞希が好きだったり、あるいはこの作品のほとんど全ての登場人物が持っている感覚「愛する者（あるいはダチ）だけが大切、他はどうなろうと知ったことじゃない」という感覚に共感がないと。
　ホラ、少年バトルマンガだと敵幹部だった奴が主人公側に寝返って「おい！じゃあお前に惨殺されていった人々の立場はどうなるんだ！」というツッコミが昔からありますよね…。みさき先生がどんな答えを出すかは知りませんが「特攻天女」は“このものの考え方”にかなり正面から取り組んでると僕は考えてます。…んん、（↑）はあんまりいいたとえ話じゃなかったかな？（汗）

赤影さん、
＞自分は許してもらって幸せになろうなんてのはムシが良すぎる考えだと、私は思ってます。
　…んんん、それは“瑞希あたり”の考えに近いのじゃないかなあ？などと僕は思っちゃうワケですね（笑）
　僕はたとえ相手が許さなくても、自分から幸せになることを放棄する必要はないと思います。命が帰らないなどという話を超えて、この世には「とり返しのつかない出来事」しか存在しませんし…。自分の犯した過ちを悔いることは大切ですけが、それはあくまで“自分が幸せになる為”であっていいはずです。もちろん「死んでお詫びしないこには自分は許されない！（自分は幸せになれない！）」というなら死んで見せればいいけど（冷笑）
　だから「許されたい」と感じること自体は“いい事”なので“殺されない程度に”許しを乞うのが吉（笑）ここらへんが祥や高村が出した結論じゃないかなあと。

しっかし、僕はとことんまで姫月の立場でもの考えてないなあ（＾＾；

#108 風に揺れる心を抱えたまま・・・　赤影さん MAIL 99/08/26(木) 12:18:59
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): あまりにも強すぎるフジオに高村は必死で抵抗を試みる。「姫月はもう限界だ、ユエにはなれない」と叫ぶ高村
に対し「ユエはいる、必ず連れ戻す」と答えるフジオ。
　アキラと誠は話し合いを続けていた。誠はどこまでも普通の少年で、アキラの目につけた傷も気にしていた。
必死に説得を続けるアキラについに誠は動くことを決意した。最後の瞬間に気がついたんでしょう、清宮正和が
いない今、ヒメを助けられるのは自分しかいないのだということを。しかし、その誠とアキラの前にフジオが姿
をあらわした！高村は敗れてしまったのか！？

かいなさん
　千里が祥に話した内容から考えると、多分瑞希は清宮正和のことは知ってたんだと思いますよ。だいたい、自
殺に見えても自分に疑いが向かないように色々手回ししたでしょうから、殺した相手の名前くらい調べるでしょ
うし、でも姫月の名前までは調べなかったんでしょう。いや、調べたとしてもいちいち覚えてなかったんでしょ
う。

さて、高村はどうなってしまったのか？
１、後ろからしつこくフジオを追いかけてくる。
２、完全に倒されてしまった。
３、殺されてしまった。
４、フジオは高村に説得された。
うーむ・・・３はないな・・・１と考えるのが妥当でしょうけど、４も可能性はあるかな、２だとやだな・・・

#107 マズかったら削除して、、、（泣）　かいなさん 99/08/24(火) 21:28:12
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.5; Mac_PowerPC): 天野（２人以外巻き込む気はなかったわ、いらぬ小細工だったわね）瑞希さんは椅子の上で足くんだまま２日で『姫月ゆうこ』を調べる事はしても
３年前にその死で少～し正気を取り戻した（けど死体は地べたにほっぽらかして逃げた）少年の名前すら知ろうとしなかったんだね。簡単だったのに。
そんで毎日自殺をくり返し（あの）場所にかよって泣いてた女の子のコトも
さあ殺そうって時にやっと知ったんだよね、殺るチャンスとして。
んで高村くんは笑顔で『おまえはサイッコーにイイ女』ってゆうんだね
、、、、、カンベンしてくれ、、、、、

#106 犠牲をださずに争いを終わらすことはできない、それは決着がついていないのと同じだから　赤影さん MAIL 99/08/22(日) 19:10:20
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): かいなさん
＞「自分に刃を向けた相手を何故守ろうとするの？」
うーん・・・伏線か・・・それもありえますね。つまり、和くんは自分に刃を向けたはずの瑞希を殺人者にし
たくなかったから舌をかんで死んだ、これが正しいことだとすればそれもありえますね・・・和くんの死がこ
れで正しかったとすれば、問題は誰がそれを指摘するか、姫月はあくまで「和くんのため」なので、そんなこ
とを考えもしないでしょう。祥が言ったとしても、一度も和くんに会ったことのない彼女が言っても説得力な
いでしょう。加害者の高村、瑞希、もしくはその仲間など完全に論外。となると、そのことを言えるのは誠で
ある、と私は考えてます。
　もう一つとしては、このセリフは、あれだけ策を弄して姫月の本性を見せたのに祥は姫月の味方をするから
嫉妬の混じったセリフなのでは・・・だって今まで自分に刃を向けた相手を守るなんて祥はよくやってたじゃ
ないですか、今更聞くほどのことでもないでしょう。

ＬＤさん
＞祥は”常に”自分の望みしか優先させてません
そうですね、というか祥は高村達に反省させれば解決と思ってるんなら大間違いでしょう。反省したって死ん
だ人間が帰ってくるわけでもなし、復讐したってそうですけど・・・ともかく姫月にすれば、高村達が反省し
ようがなんだろうが、高村達を殺さなきゃ終われないでしょう。大体、姫月を永久に不幸にしておいて、自分
は許してもらって幸せになろうなんてのはムシが良すぎる考えだと、私は思ってます。

#105 かいなさん 99/08/22(日) 12:36:29 with Mozilla/4.0 (MSIE 4.5; Mac_PowerPC): 「自分に刃を向けた相手を何故守ろうとするの？」
、、、、伏線か？コレ和くんの死に関する、、、どう思います？？

#104 第１８７話「月と太陽・２」　ＬＤさん MAIL 99/08/21(土) 00:07:01
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 高村とフジオが激突、しかしフジオはなかなか手強い。アキラは誠を救出するが、誠は「ヒメには会いたくない」と駄々をこねる。そして祥はヒメの手の中で少しづつ衰弱して行く…そして瑞希がたとえ死んでも後悔をしないことを知ったヒメは全てを天にまかせた。
　瑞希：「ごめんなさい。これでいいの？」…素晴らしい瑞希、“それでこそ”だね（笑）さらに言うと祥が死んでもそれほど動揺しないと思うよ瑞希は。つくづく“復讐”というのは共通感情を持つ者同士でなくては成立しません（笑）

　「汝の欲せざる所を人にほどこす無かれ」

　では、いつ殺されてもかまわない人間の殺人行を止める根拠とは？

赤影さん、
＞高村ですら手も足もでないほどフジオはあまりにも強すぎた・・・
　大丈夫ッス！高村がフジオに負けてるはずないっす！「これからダチになる男の本当のパンチ力ぐらい知っておかなきゃな」とかワケのわかんないコト考えて、わざと受けてるだけッス！

あんのさん、
＞祥もあんまり欲張っちゃいかんぜよ。自分のか、瑞希のか、姫月のか、誰の望みを優先させるか選ばないと。
　いえいえ「祥は“常に”自分の望みしか優先させてません」（笑）いつもながら我侭な娘です。今回ばかりは瑞希に敗北するという話かもしれませんが。ただ僕は一概に祥の望みを“偽善”だとは思わないです。両方の友達としてね「理屈で考えれば瑞希が悪いから、瑞希が一方的に殺されろ」とか「二人で殺し合って片方が死ねばぁ？」とか言えないですよ、友達として。ちょっとツッコむと祥はヒメより瑞希の方が大切なはずなので問題がさらにややこしくなるのですが…うーん、このへんは一度、文章でまとめようと思ってるのですが、なかなか時間がとれなくて（汗）

#103 問答無用で蹴り食らわして人事不省に戻して引きずっていけ。　あんのさん MAIL 99/08/20(金) 13:01:18
with Mozilla/4.04 [ja] (Win95; I ;Nav): 誠の言葉はもっともですが、そこはそれ、誠と姫月の問題。今は置いといてもらって、とりあえず晶たちの用件の方を優先してもらいましょう！とか言ってしまう私は酷いのですか?でも、それができない子ではないというのが私のアキラ観なのですが。一位をきっぱり「高村」と決めている彼女は、それ以外を切り捨てていける子だと（それで傷ついちゃうところが瑞希との大きな差かなあ。これ、と思い定めたただ一つきりに徹しきれないというところが）。
瑞希といえば、わずかな機会を逃さず捉えて伊沢にちくちく嫌味を言い倒す、姐さんカッコイイぜ！！
以前ごめ様が、「瑞希は明らかに晶に嫉妬している」とおっしゃった、「だから晶が退場するよう事態を仕向けるのだ」と。
これについて、そうかなあ、と私は思っていました。嫉妬はたしか、そこから派生する小さな悪意もたしか。でも、それは目くじら立てるほどのものでも、また積極的に相手を傷付けに出るほどのものでもなく、もっと消極的なもの、何かの拍子に出てきて右に行こうかなというのを左に向けさせる、その程度のものだと。そう思ってたんです。誰かがいじめられているのを黙ってみていて、沈黙の肯定でもって行為を助長し自分も無意識に加わったりして、でもそれで被害者が死んでしまったりしても自分は主犯じゃないということで欠片ほどの罪の意識も、また確かに自分は殺人に手を貸したという意識も持つことなく口をぬぐって善良な傍観者と信じて疑わずその後も幸せに生活していく、その程度だと（比喩表現ながいぞー。最近は主犯格も罪の意識持たないようですがね）。
しかし今回で、そんな漠然とした形ではなくもっと明確に嫉妬してたのかなあと。考えてみれば、今現在晶は作中女性キャラ中で最も幸福であるわけで。恋愛の成就不決定は確実ですが、もう彼女の目的はそれではないし（だから「高村に何も告げ」なくてもＯＫ）。彼の側にいて彼に人生に関わりそれに跡を残すこと、というのは左目をえぐられた時点で確定だし。望みを何もかもかなえて、今なお愛しい人の隣に立っているというのは、今の瑞希にとって嫉妬と羨望の対象以外の何にもならないのではと。
この上伊沢が牛歩恋愛を成就させようものなら、そりゃ嫌味の一つ二つ三つ四つ、言いたくもなるだろうなあ。

天然サウナの中でのたうちながら考え付いた解決策。
祥が瑞希を殺せばいいのでは？
姫月は瑞希に死んでもらいたい。瑞希は祥に殺されたい。このへん利害関係が一致してると思うのですが。・・祥自身の望みはかなえられなくなりますが。祥もあんまり欲張っちゃいかんぜよ。自分のか、瑞希のか、姫月のか、誰の望みを優先させるか選ばないと。

#102 消えない過ち、壊れゆく心、想いはどこへ・・・　赤影さん MAIL 99/08/19(木) 11:59:32
with Mozilla/4.0 (MSIE 4.01; Win 98): 　誠をアキラに任せフジオに戦いを挑む高村。しかし、高村ですら手も足もでないほどフジオはあまりにも
強すぎた・・・
　誠を姫月の元へ連れていこうとするアキラ、だが目を覚ました誠は「逃げた自分はヒメにあわせる顔がな
い」とその協力を拒む。
　そして祥の負傷に気づいた姫月、だが瑞希を憎めない祥と反省のカケラも見せない瑞希を見て、見殺しを
決めた。果たして神様の決定はいかに・・・
　気づくの遅いよ祥も姫月も（祥は気づいてないのかな）、瑞希が反省するわけないじゃないか、ここから
の展開はちょっと予想できませんね・・・せめて、高村とフジオの決着つかないと・・・

Ｐ．Ｓ
今回のタイトルがなんで「月と太陽２」なんでしょう・・・

#101 投げ出さないこと逃げ出さないこと信じぬくこと、涙見せてもいいよそれを忘れなければ。　あんのさん MAIL 99/08/16(月) 14:18:33
with Mozilla/4.04 [ja] (Win95; I ;Nav): いやいやはやはや、伊沢君ようやっと告白タイムかと思ったのに・・。生命機能の維持という最低ラインのことにさえ高村という論理を持ち出さなければいけない彼はかわいそうすぎ。そうして、その最低ラインのことでさえ高村のためには投げ打つと決めているアキラはカッコよすぎ。この子みたいなじょうねつを持てたら人生きっと幸福だよ。（実際アキラ幸福だし。）
さてこれからどうなるんでしょうかね。すっかり失念してましたが瑞希も刺されてます。あと、トキが伊沢を刺すなんて事態にならなきゃいいんですが。
＞イタリヤさま
・・・身近に、姫月≠ユエを主張して止まない人がいました。結局姫月＝ユエが明らかになった後も、「同一人物なんてことは絶対に無いと思っていたのに」とぶつぶつ言っていました。その根拠は、と問うと、「胸の大きさが全然違うじゃないか」。ヌードにまでなったのに、あげちちってことはないだろう？というのがその根拠でした・・。そうか、胸の大きさ・・。
＞赤影さま
・・なんだかねえ。祥は。いろんな意味で早く大人になってねと。
最近読んだ漫画で、殺された妻が、殺した夫の元に亡霊となって復讐に現れる、間に立たされた主人公は本当に殺したのはあんたなのかと夫に確認をとったのち叫ぶ、「謝れ、この人に謝れ、ずっとずっと謝り続けろ」。そしてまた亡霊にも言う、「だってこの人だってどうせ死ぬんだから、土にうめられ虫に食われて、火に投じられて焼かれて、あんたと同じになるんだから。何も今殺さなくたっていいだろう?」
その言葉と、はいつくばって許しを請う夫に（なんか過失致死に近い形で殺したらしい）亡霊はあきらめてくれるんですが。
祥に、そこまで激しく高村たちに謝罪を要求することはできるのかなあと。謝罪するかどうかはともかく、祥が、そこまで強く激しく瑞希たちに謝罪を要求したなら、彼らの罪を断じたならば姫月もあるいは溜飲を下げられそうなものなんですが。（だって祥が未だに高村たちに心を残しているというの彼女は明らかに嫌がってましたから。祥ってそこまで魅力的か？と私は首をかしげますが・・・高村や瑞希のほうが、まだ人に固執されるほどの輝きを持っていると思うんですが。）