<<<戻る] |
1998/09/07(10:01) from 160.29.153.59 | |
作成者 : がんのじ | アクセス回数 : 19 , 行数 : 4 |
Re: ★★★)はだしのゲン |
---|
LD wrote: > 「はだしのゲン」は、どこの小学校の図書室にもあるって感じでしたね。火傷で皮>がめくれちゃった人達の行進とかが印象に残ってます。あと、ゲンの髪の毛が抜ける>のもショックでした。でも最後はどうなっちゃったか読んでないんですよ(涙)今も>手に入れたりする方法はあるのでしょうか? 最後は画家を志したゲンが東京に上京するというところで「第一部 完」となっています。ちなみに最近文庫化されたので普通の書店でもおもとめやすくなっております。 |
1998/08/04(01:04) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 39 , 行数 : 1 |
Re: ★★★)はだしのゲン |
---|
「はだしのゲン」は、どこの小学校の図書室にもあるって感じでしたね。火傷で皮がめくれちゃった人達の行進とかが印象に残ってます。あと、ゲンの髪の毛が抜けるのもショックでした。でも最後はどうなっちゃったか読んでないんですよ(涙)今でも手に入れたりする方法はあるのでしょうか? |
1998/08/02(00:57) from 210.132.202.159 | |
作成者 : 内藤 (njm@qb3.so-net.ne.jp) | アクセス回数 : 44 , 行数 : 4 |
★★★)はだしのゲン |
---|
漫画にとって一番大事な物が、命を賭けてでも、読者に時間と身銭を切らせて でも訴えたいシャウトなのだとすれば、私がお勧めするのはこれしかありません。 原爆の悲惨さを訴えた作品なのですが、被爆者に対する日本人の偏見・差別こそ 実は作者がもっとも訴えたい問題なのだと、読めばわかります。 |
1998/07/31(08:43) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 25 , 行数 : 7 |
★★)御先祖様万々歳! |
---|
「押井守」というアニメ演出家がいます。代表作は「うる星やつら・ビューティフル・ドリーマー」「劇場版・パトレイバー」などで、最近は「攻殻機動隊」の監督をしていました。 この人がアニメ製作会社「スタジオ・ピエロ」の十周年記念を作れと言われて、社長をだまして作ったのが、この作品です(笑)完成作品を見た社長は「だましたな!」と言ったとか言わなかったとか、脚本家の鳥海尽三さんが試写の後、若手に「押井のようにはなるな!」と叫んだとか(笑)とにかく難解な作品のようです。ぼくなんかは、すごく面白かったので誰彼かまわず薦めてしまいますが、けっこう人を選ぶ作品には違いないみたいですね。 押井守さんは「胡蝶の夢」と「我々は脚本を渡されずに舞台に放り出された役者だ」というテーマ(?)にとりつかれた人で、社長をだましてまで作った作品ですからその思いが遺憾なく発揮されたものになっています。 ある日、四方田家に訪れた不思議な少女「マロコ」は17才の少年「犬丸」の“孫”だと名乗る。そのときから四方田家の一家崩壊のドラマが始まった・・・というストーリーで全六巻。四方田の家族は「自分が主人公の、自分が望むストーリー展開」を求めて文字通り骨肉の争いを演じていきます。それがマロコの思惑とは知らずに、いや知りつつも、人は自分が主人公であることをやめることはできないのです。けっこう色々考えさせられますが、「宇宙の果てはどうなってんだろう?」くらいどうでもいいことだったりもします(笑) ちょっとレンタル・ビデオ店にあるかどうか自信ありませんが、あるトコにはあるでしょう!興味のある方、一度観てください。あっ、映画「MSAROKO」はだめですよ!あれは再編集で内容が変わってます。 |
1998/07/29(06:37) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 19 , 行数 : 7 |
★)永井豪CBキャラワールド |
---|
なんかずっと昔に「原作デビルマン」が完全OVA化という話があって「デビルマン誕生編」と「妖鳥シレーヌ編」の二作が作られたのですが、これがあまりパッとせず、その後の製作は中断されてしまいました。まあ仕方ないです!たいして面白くなかったので・・・・ しかし、残ったスタッフが「もう一度予算獲得のために!」と作ったのがこの「永井豪CBキャラワールド」なわけです。「俺は悪魔だ!デビルマン」「俺は強いぞ!マジンガーZ」「これで最後だ!バイオレンス・ジャック」の3部作となっており、当時大はやりだった「SDガンダム」にひっかけて永井豪のマンガキャラをかわいくデフォルメして売り出そうという下心の隠せぬ企画でしたが、その割にけっこう楽しめました。 主人公不動明が突然『2等身の世界』に迷い込んでしまったという出だしではじまり、随所にギャグを連発しつつも『世界の再構成』という、いかにも永井豪っぽいテーマまで行きついてしまう展開は見事!あとマジンガーZが妙なとこで本気で、光子力エンジンを暴走させてサタン(飛鳥了)に捨て身の自爆攻撃を仕掛けたときは「おまえ本当に兜甲児か?」と叫んでしまいました。光子力ビームとかもシンプルでかっこよかったです。 もしかしたら原作読んでないと楽しめないのかも(^^;でも大枠だけでも知っていれば逆に読む気にさせてくれるか・・・・うーん、とりあえず「デビルマン」と「マジンガーZ」と「バイオレンス・ジャック」もオススメしておきますね。 あと声優の「千葉繁」さんが音響監督をやってて、何か正体不明の効果音を入れてくるのが面白かったです。 |
1998/07/27(05:23) from 202.250.168.197 | |
作成者 : GiGi | アクセス回数 : 45 , 行数 : 11 |
★★★)蒼天航路 |
---|
この作品の凄いところは、従来の三国志を扱った物語では当然『悪役』として貶められているキャラを、英雄として描き出している点です。 三国志をちょっとでもしっている人なら「董卓」の名は知っていると思うのですが、普通は狡猾で小心な悪人のイメージしかないこの人物が、豪腕と確かな信念を持った(その上で残虐非道な)大英雄として描かれています。といっても、ただ荒唐無稽なだけではなく、全く新しい人物像をつくりながら実際語り継がれている三国時代の歴史と照らし合わせて矛盾がない! もちろん、董卓だけでなく、呂布も孫堅も張角も劉備もみんな「新しくて」「かっこいい」!有名どころだけじゃなく、普通はただのやられ役でしかない武将達もとんでもなく格好いいです(そして華々しく散っていく)! 最近のお気に入りは袁紹です。蒼天航路の袁紹は「完成された人間」として描かれています。才能、家柄、人望すべてに恵まれているにも関わらず、ただ天を味方に出来なかったという一点において曹操に敗れてしまうこの英雄はあまりにも鮮烈で悲劇的です。 もちろん、主人公の曹操も物凄く格好良いのですが、曹操は存在自体があまりに大きすぎて言葉にするととんでもなく長文になってしまいます。あとは直接読んでその魅力に呑み込まれてください! |
1998/07/27(03:44) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 26 , 行数 : 7 |
★★★)妖怪ハンター ヒルコ |
---|
諸星大二郎さんの初期のマンガ「妖怪ハンター」を映画化したものです。 とは言っても原作とは似て否なるものになっていますね。沢田研二演じる「稗田礼二」と「ヒルコさま」を封じるべく運命づけられた少年(名前忘れた)が主人公の、ピンチピンチの連続で一気に最後まで見せるタイプの、邦画には珍しいジェットコースター・ホラー・ムビー(何のこっちゃ)です。後で観ると「学校の怪談」なんかと作りが似ていますが『恐怖レベル』が全然違います! 特に印象に残るシーンは、ヒルコに取り憑かれた少女「月島令子」が犠牲者を学校の調理室に追い詰めた後、暗闇から“白い顔”を覗かせ唄を唄うシーンがあるのですが・・・ メチャクチャ奇麗でメチャクチャ怖い〜!!! 「美しい怖さ」って好きだなあ、うんうん。低予算のB級映画なんであまり評価されて無いように思うのですが、かなりの傑作だと思うのだけどなあ・・・ |
1998/07/25(16:00) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 40 , 行数 : 11 |
★★)ハーメルンのバイオリン弾き |
---|
少年ガンガンで好評連載中のマンガです。アニメ化もされました。マンガとアニメでは内容が大分違いますね。 <マンガの方> とりあえずコミック1〜16巻までオススメです。現在24巻ぐらいまで出てますが何故かぼくは新キャラ「ヴォーカル」が好きになれませんね。8巻にわたって同じ暴れ方をしていたので飽きちゃったのかな? ところで敵の女幹部に「サイザー」って奴がいるんですが、彼女は9人の精霊「ワルキューレ」を操って一糸乱れぬ連携で攻撃を仕掛けてくるので何をやっても九段攻撃!?とか考えると好きでしたね。強さに説得力がある人は好きです。だから身体に30匹の竜を飼っている「ドラム」も、あらゆる魔剣を一度に使いこなす魔犬「ギータ」も好きです。ぼくは悪役がかっこいいとその作品を好きになること多いです。 <アニメの方> 実は今回オススメしたいのはこっちのアニメの方です。原作はギャグ+シリアスという路線だったのに対しアニメはほとんどギャグを排除しました。そのことと、動画のチープさが旧来のファンの不評をかったようですが・・・・ 今川泰宏というアニメ演出家がいて「Gガン」とか「Gロボ」とか作ってて今度「真ゲッター」とか作るらしい(でも代表作は「ミスター味っ子」だ!このアニメめちゃくちゃ面白い!)なかなかいい仕事する人なんですが、この人の悪いクセで立ち過ぎのキャラと意外過ぎのストーリーを強引に融合させようとするんですよ。これはバランス的にかなり難しい作業でして、氏のその根性は嫌いじゃないのだけど「Gガン」も「Gロボ」もいまいちミスってます。 しかしこの「ハーメルンのバイオリン弾き」は、そんな今川さんの目論見がかなりうまくいった作品だと思います。前述したように登場するキャラは皆けっこう好きだし、ラストもかなり衝撃的でよかったです。予算足らずで「止め絵」が多いんで、そこらへん閉口する人がいるかもしれませんが、一応オススメしておきます。 |
1998/07/28(08:39) from 202.250.168.197 | |
作成者 : GiGi | アクセス回数 : 41 , 行数 : 6 |
Re: ★★★)シャカリキ! |
---|
主人公の少年時代から始めるスポーツ漫画は数あるが、『シャカリキ!』は1巻冒頭のプロローグと称した、たった2話に「野々村テル」という天才が誕生した背景を描ききっている。 7年間、ただひたすら一番坂を登りつづけたという記憶はその後、野々村テルが幾度となくその天才を発揮するとき、とても大きなバックボーンとなって物語を支えてくれる。テルがどんなに「無茶」をやっても(10巻の「無茶」には鳥肌が立った)一番坂を登りつづけた事実が強い説得力となってくれる。それは物語中盤でテルが坂の町に戻ってきたとき感じる一番坂の大きさがとてもよくあらわしてくれていると思う。 はじめて『シャカリキ!』の1巻を読んだときには、普通じゃない「熱さ」を感じた。そして、いったん読み終わった後、再び1巻を手に取ると、野々村テルの大きさにただただ圧倒される。そして、体中から湯気が吹き出るような「熱さ」がこみ上げてくる。『シャカリキ!』は、そんな、とんでもない話なんだ。 |
1998/07/23(11:55) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 50 , 行数 : 8 |
★★★)シャカリキ! |
---|
現在少年サンデーで「め組の大吾」を連載中の曽田正人さんのマンガです。 少年チャンピオンで連載していた自転車ロードレースのマンガで、主人公の野々村テルは自転車で急な坂道を征服することしか頭に無い「坂バカ」で、もう、汗だくで、歯を食いしばって、顔グチャグチャにしながら、それでも足をつかない、ペダルを漕ぐことをやめない。そんな野々村を見てみんな理屈抜きに応援してしまう、という話。 はっきり言って感動しました!それ以上の言葉は要らないほどに! 「め組の大吾」を読んでる人も読んでない人も、是非ご一読を!損はさせません!(とりあえず1〜5巻くらい?) 秋田書店、1〜18巻 |
1998/07/22(06:11) from 202.250.168.197 | |
作成者 : LD | アクセス回数 : 33 , 行数 : 8 |
★★★)風雲児たち |
---|
コミックトムで連載してた「幕末もの」のマンガなのですが、何故か関が原の合戦から始まります。以後現在29巻まで出版されているのですが「未だに『幕末』に入っていない」(高野長英がようやく死に、ペリーが日本へ行こうかな?ってところ)というあきれたマンガです(笑) でも!『面白い』のです!本当に『面白い』のです! ためしに、1〜3巻ぐらいまで買ってきて読んでみてください。たぶん気がついたら全巻読んでいるでしょう(笑)ぼくは平賀源内に泣き、田沼意次に泣き、最上徳内に泣き、蛮社の獄に泣き、江川太郎左衛門に泣きました。ギャグマンガで、笑って、泣いて、感心して・・・とにかく素晴らしいマンガです! 歴史が好きな人もそうでない人もご一読を! 作者「みなもと太郎」 潮出版社、希望コミック、1〜29 |
1998/07/21(15:55) from 202.250.168.197 | |
作成者 : GiGi | アクセス回数 : 69 , 行数 : 10 |
★★★)おまかせ!ピース電気店 |
---|
記念すべき第1回は週刊少年チャンピオン連載中の『おまかせ!ピース電気店』です。 この漫画、とにかく異常にクオリティが高いです。 読んだことのない人はためしにコンビニか本屋へ行ってチャンピオンを立ち読みしてきてください。はい、面白かったですね。この漫画の恐ろしいところは、その面白さが連載開始当初から現在までまったく衰えていない、ということです。ここまで高いクオリティを保っている作品は私は他に故手塚治虫の『ブラックジャック』くらいしかしりません。 作者の能田達規氏はおおよそ漫画家に必要な才能はすべて持っている人ですが、その中でも特筆すべきなのはそのアイデアストックでしょう。作者のホームページを見てもらえば分かると思いますが、この人がネタに困っているという気配がまったく無いんです。 このアイデアの豊富さが他の才能をいかんなく発揮する元になっているわけですが、その他に関しては他の人におまかせいたします。 秋田書店少年チャンピオンコミックス『おまかせ!ピース電気店』1〜8巻発売中。 |
<<<戻る] |