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『柳生十兵衛死す』 |
まず一言…大好きだ!いんちきチャンバラ!
いんちきチャンバラ、いんちき忍者ものの代名詞といってもいい山田風太郎先生の原作に、“いんちき”なマンガをかかせたら右に出るものの無い(あわわわわわ、悪い意味じゃないですよ?)石川賢先生の作画です!…っていうかね、原作読んでないのですが、多分内容大分違うのではないかと(^^;
柳生十兵衛というスーパーヒーローがいて、それに見合う敵を探していたら“こうなった”という感じですね。強烈な個性を持つ主人公を見つけるのが難しい昨今、十兵衛様は頭一つ飛びぬけています。
アクションに継ぐアクション。面白く面白く展開させる事にしか興味の無い物語。痛快です。宮本武蔵が改造人間として蘇るシーンとかが好きです。本当に“単刀直入”で…(笑)
「柳生十兵衛死す」という題名のセンスがいいですね。そして能祖・世阿弥が封印したと言う時空間を開く舞曲“影能”…しびれるような設定です。ベタ惚れ。
原作・山田風太郎、作画・石川賢 集英社 BJC1〜3巻(以下、続刊)