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最近、スペシャル番組でやっていたので観ました。

自分達の信じた“未来”とは、違った“未来”になってしまった２１世紀を消滅せしめ、もう一度２０世紀（正確には１９６０〜７０年代）をやりなおそうという謎の組織「イエスタディ・ワンスモア」が、今回の敵です。

ちょっとプロットを聞いただけで“大人”を泣かせるために、作ったんだろうなあと思うわけですが、実際その通りの作品になっています（笑）昔懐かしいＴＶ番組のパロディや、昔懐かしい風景がふんだんに出てきます。
元々「クレヨンしんちゃん」の映画は“実は親も観に行きたい『クレヨンしんちゃん』”というコンセプトで作られていると思うのですが、今回はかなり大人偏重です。いつもはアクの強〜い戦闘幹部がいたりするのですが、今回は出てきませんでしたし（汗）子供は退屈じゃなかった…とは思うのですが実際はどうなんでしょう？（汗）

「イエスタディ・ワンスモア」のリーダー“ケン”と“チャコ”が異様にカッコいい！！
思い返してみると「おもひでぽろぽろ」というより、彼らの、昔はよかったという揺るぎ無い信念に気圧されてしまった…という感じです。ある種、革命戦士なんでしょうが、ぎゃあぎゃあアジらずに“風景”で説得してくるので凄味があります（笑）

機会があれば…

“ケン”と“チャコ”確かにかっこいいと思いました（笑）しかし（特にケンですが）「押井守キャラ」っぽいと思ったのは私だけでしょうか(^^;)

今年の映画「戦国大合戦」のパンフレットを見ると、声優の皆さんのほとんどがいままでのお気に入りの映画でこの「オトナ帝国」をあげているんですね。特にしんちゃん＝矢島晶子がよっぽど気に入っちゃっているのが驚きで。私自身も去年映画館で涙流して見てました(笑）。