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“蟲師”ギンコが土地々々を漂泊して妖怪な出来事に出会い、解決したり、しなかったりする話です。
“蟲”というのは“生命”の一歩手前、“存在”の一歩手前、のものらしく、人に見えたり見えなかったりするらしいです。ただ、生命の一歩手前といっても、蟲は蟲なりに派生、進化していろいろな種類の蟲がいるみたいで、自然界に様々な影響を与えています。そういう知識を何となく溜め込んで、人に害あれば、なんとなく対処法を講じる人達のことを“蟲師”というようです。

妖怪な現象を“蟲”という言葉で体系化してあって、その説明に聞き入ってしまうようなマンガですね。やっぱり不思議な事がどういったつもりでそれを為しているか垣間見れると楽しいのですね。そこいら辺が独特の世界観をかもし出していて好きです。

なんか抽象的な説明になりましたが、「妖怪ハンター」というか、「ゲゲゲの鬼太郎」というかそんな感じ？……そういえば主人公のギンコは鬼太郎が大人になったような感じかもしれないです。片目義眼だし。

作・漆原友紀　アフタヌーンＫＣ１〜２巻（以下続刊）