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実は以前もオススメしたのですが（といってもかなり昔）改めてオススメします。僕も普段は、歴史が好きだよ〜、戦国時代と幕末は特に好きだよ〜ってなツラをして生きているのですが、それでもこのマンガを読むまでは、幕末と言うのはペリーが突然来航して幕を上げたのだというイメージで生きてきました。

しかし実際には、ペリー来航の直前まで外国船は頻繁に現れていたのに対し幕府はその情報を隠し（ただ公開する機能を持っていない政体だったのだけど）、またペリーがやって来る情報は早くからつかんでいたのに、ほとんど全くこれを無視し、対策といっていい対策を立てる事無く、結果ペリーに主導権を握られ続けてしまったワケです。
また、無為無策な幕府の対応は国民（領民？）に大きな誤解と不安を与え、数々の幕末の悲劇を生む事になります。

これが日本人の体質か、人間の体質かは僕には分かりませんが、どうにもならない所に来るまで何も、できず、やらず、無駄な犠牲を払ってしまうのは、今も昔も変わらないなあと身につまされます。いろいろと。

そんなワケでペリー来航直前です。月刊コミック乱で大好評連載中！