L:今週は「封神演義」と「デカダンス」が面白かったんだけど。 G:「デカダンス」いいねえ、まんま変わってない梅澤春人のセンスが好きだよ。 L:いや、しつこく言うと、やっぱり子供に「悪者の方がカッコいい」と言われて落ち込むシーン が好きでね。あれがあるとないじゃ随分違う。 G:マガジン「中華一番」と「High Life」が終わったね。どちらも中々良い最終回でした。 L:「High Life」の話はまるでしなかったけどけっこう良いセンスの人だとは思うんだ。 G:筋立てがマガジン・テキストとそのままだから取り立てて言うことはないんだけどマンガと していい『画』を描いていたようには思う。次回作に期待かな? L:いや、次回作という意味では小川悦司先生の方が僕は期待が大きいな。 G:それは全く同感(笑) L:で、今週チャンピオンはない、と…サンデーは今週は特にってものはないかな「かもしか!」 には期待するけど、今週、一番だったというわけじゃない。 G:やはり「大吾」には触れるべきかな。これはもう“終わり”だよね。 L:いや、僕もそう思ってる(笑)なんかすぐ「終わりだ」と思うのって「漫研」の体質だよね(笑) G:むしろ新連載に期待してるんだって(笑)「パスポート・ブルー」がサンデーも冒険してき てる、て感じでいいよね。 L:サンデーの冒険というより石渡治先生の冒険に思うよ。いずれにしても楽しみ。 G:さて、「今週の一番」だけど。ざっと見て「デカダンス」と「封神演義」くらいしか候補が ない。「BOYS BE」も良かったけど。 L:あ、GiGiさんも「封神演義」いいと思ったんだ。 G:ターニング・ポイントというには弱い気もするけど、まとまってていい話だよ。 今週の一番 封神演義 第136回「死闘・二 −普賢真人−」
「ヒカルの碁」 とうとう出た賭け碁!またまたアウトサイダーとの出会い!でもやっぱり続きが見たくなる 上手さが有るんだよね。 「H×H」 「念」ができて当然というのは良しとして、それだけで勝負が付くようにはして欲しくない。 「中華一番」 とうとう終了しましたね。一つ一つの勝負(料理)がかなり面白かったので「封印された料理 を大陸中に開放する」フェイと「新しい料理を作りつづける」マオと仲間達の新たな旅立ちと いうハッピーエンドで上手くまとまったと思います。 「らぶひな」 こういうかわいい女のコまんがは絵が好みでないとどうも気を惹かれないようだ。 「かもしか」 特別機動課って「すぐやる課」?あのカモシカずっといるの? 「パスポート・ブルー」 宇宙飛行士モノというネタとベテランの石渡治ということで大期待。夢とロマンと フロンティア・スピリットにあふれる作品で楽しませて欲しい。
でも店番しないとΣ(T□T) 面倒なんで誌名はパス 「デカダンス」・・・読んでいると個人的にどうも飽きが来るスタイルと来ないスタイルがある。 うすた京介とか鳥山明とかもそうなのだが・・・・ま、ホントにおもしろきゃそんな事、 感じないんだけどね!(爆) 「FW陣」・・・やっとわかったよ!これ、喧嘩の無い喧嘩漫画じゃん!(笑) 「かもしか」・・・大吾とかぶってる気がするが(爆) って言うかこれ読み切りじゃないの?(核爆) 「松井秀喜物語」・・・高橋物語にしておけば・・・(笑) 「ラブひな」・・・私的には上手いと思う。ただ、やはりゴチャゴチャしてて見づらいと感じる 人の方が多いだろうとは思うが(笑) おまけ 「野球狂」・・・主人公魅力ないよなぁ(笑) れしゅ >LDさん >寺嶋としお?いとう杏六先生のアシスタント? アシスタントだったかはともかく、前にチャンピオンで連載した事あったんで憶えててあげましょう(笑)
「ラブひな」景太郎となるを追い掛ける、しのぶ&カオラチームと素子&キツネチームの珍道中! いろんなエピソードがあってボリュームがありました!やっぱり連載は展開が早 いか情報量が多いか、どっちかでなくちゃ(笑)キャラも上手く回ってるし「今回 はよかったけど次の展開は大丈夫か」と思ってしまう危うさも今となってはGOOD(笑) 「BOYSBE」 エリカとどうしても仲のいい友達から一歩進めないことを悩んだ洋介は相性姓名判断 ソフト「大吉君と良子さん」を購入! んで、出てきた相性ピッタリの名前が“洋介山”と“アジャ”か!ぶわははは! この作品、実は毎回けっこう楽しいのですが、今回あらゆる意味で良くまとまって いています。笑わせてなおかつホッとさせるのが上手かった。 「中華一番」が終わりました。マガジンの中で一番好きなマンガでした。小川悦司先生にはもっ と色々なジャンルを描いて欲しいです。表情はいいカンジですので、やっぱりキャラの描き分け をあと一歩(笑)
「かもしか!」高校を卒業して市役所勤務となった桃栗三平は配属された「特別機動課」という あまりに名前のカッコいい部署に胸を躍らせるが、そこは何の仕事もない場所だった! 村枝先生かえってきましたね!(はや!)どうやら御町内ヒーローを目指すよ うですが、よくよく考えると、たとえば銀行強盗が現れたらそれ!かもし課の出 動だ…いやいやそれは警察の管轄だよ。火災に取り残された子犬がいたらそれ! かもし課の出動だ…いやいやそれは消防員の仕事だ。うわあああ、この主人公、 ほんとに事件から隔離された場所に居るぅ!? しかし「何をしててもいい」と言われて、何をするのかはその人の捉え方次第。 ここらへんは今回のテーマだったでしょう。ま、村枝先生、ショート・ストーリー の名手なので心配はしていません。お手並み拝見! 次の新連載、は石渡治先生の「パスポート・ブルー」ですね。宇宙飛行士を目指す少年マンガと いうのは興味深々です。今までなんで描かれたことがなかったんだろう?アニメなら近いもので 「王立宇宙軍」?とにかくこれも期待しています。
「封神演義」太公望を残し、たった一人で聞仲と対峙した普賢真人。 この話、好きです。普賢真人、気に入りました。以前に普賢が出た時は「変な キャラが現れたな」という風に注目しましたが、今回その『キャラ』がドラマと重 なって深みを出しています。 この普賢の『キャラ立て』要素に「話合いで解決しよう」というのがあるワケで、 まずお披露目にこれを袁天君に使う、しかしここでは当然受け入れられない。で、 一旦交渉が決裂すればかなり冷徹に敵を抹殺してしまうのが面白かったりしたので すが、次にこの普賢、聞仲にも同じ交渉をする。すると聞仲は当然話合いには応じ てくれるワケです(笑) この退くに退けない土壇場で、こんなことを言い出すところが普賢らしいワケで、 思わずニヤリとしてしまったのですが、この場面は普賢の『キャラ』を大切にした ことに留まらず、クライマックスに際して読者が再確認するため、聞仲から自身の 真意を喋らせることに成功し、引いては聞仲の『キャラ』にも深みを与えています。 しかし、それも前のザコ戦闘で普賢の『キャラ立て』をキチンとやっておかなかっ たら、“深み”とはなり得なかった。上手く言えませんがこのホップ・ステップ感 がたまらんです。 いざ戦闘に入れば「斥力発生」なんていうミもフタも無い戦い方(笑)を挑んで くる普賢に対し、それを意にも介さず攻撃を貫通させる聞仲、という部分も含め、 キャラの演出とストーリーの演出が見事に一致した、惚れ惚れするような名場面で す。(←ちょっと誉め過ぎ?) 「デカダンス」「刑事とはメチャクチャ強くてカッコ良くなきゃいかん!」と謳う、問題発砲 刑事・愛藤正義の明日はどっちだ!? 梅澤春人先生の描くヒーローって、けっこう好きです。晴矢も好きでした。 今回のヒーローは「カッコよく生きれればきっと正しい!」というキャラで、い きなり登場した子供にそれを否定されたようなもんだから、凄く落ち込むという (笑)「オレ、マフィア!オレ、殺し屋!オレ、強盗!」という子供の言葉を背 中で受けとめる愛藤から“哀しみ”の感情がするりとリンクしてきたので、何か この作品、すごく楽しめましたね。