#106 話は「奇面組」と「リンかけ」へ |
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また新しいツリーを立てた方がいいですかね(笑)。 > ここらへんはもう、最終回として用意していた、その >思い入れの強さ故に、継続連載の一話となってもその >プロットの修正がされなかったという事かもしれません。 ちょっと自分の立場を補足しておくと、「記憶喪失エンド」そのものを否定しているわけじゃないんです。「あのクライマックス」との整合性がない、というのが気にかかっている点なので、逆に言えばクライマックスの描写がそれにふさわしいものだったとしたら、「記憶喪失エンド」も受け入れていたと思うんですけどね。 > 覚えています(笑)「ハイスクール奇面組」の >一番脂が乗っているころのエピソードですね。 豊年先生は一応高には赴任せず、一応中に残留したとばかり思っていたので、そこは衝撃のエピソードでした(笑)。 さて、「一番脂が…」という点には疑問が残ります。「奇面組」が、他のギャグマンガと一線を画した独自性で優れていたのは高校編の1年までで、それ以降は長期低落傾向が著しく、ずっと低空飛行を続けていた、というのが私の感覚です。 この辺については以前やはり Cna-BBS で触れたことがあったので(なぜ!?(笑))、リンクを張っときます。 http://ikumi.revery.net/cwww/cnabbs/nbbs.cgi/free/2497,2501 >その「リンかけ」もその後のジャンプマンガに >多大な影響を与えました。ここで構築された >メソッドは様々な作品に流用されて黄金時代作品群の >文字通り礎になりましたね。 でしたねー。で、そういう目の覚めるような斬新で画期的なメソッドが開発されたと同時に、「阿修羅編」のような箸にも棒にもかからない駄エピソード(笑)を含んでいるのも、当時の混沌とした、熱気溢れる状況を反映していますね。 何でも、「リンかけ2」をきっかけにして刊行された「1」の愛蔵版からは「阿修羅編」がカットされているそうで(つまり、ギリシア12神戦のあとすぐプロ編に突入する…らしい)、これを聞いたときは「そうか!車田御大も阿修羅編は闇に葬るべき失敗作だと判断するだけの分別を持っていたのか!!」と大ウケしてしまいました(笑)。その一回り前の愛蔵版を買っておいてよかった、ジャンプシステムの負の側面は、埋もれさせることなく次代に伝えていかないとね!と思っちゃいましたよ(なんぼのもんじゃい(笑))。 > 確かジャンプで最終回巻頭カラーの初は「リンかけ」で >後は「ドラゴンボール」と「スラムダンク」だけだったかな? その辺りはきっと研究しているサイトがあるに違いない…と「ジャンプ 最終回 カラー リングにかけろ」で Google 様にお伺いを立ててみたら、こんな御託宣が返ってきました。どうもそういうことっぽいですね。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%ea%a5%f3%a5%b0%a4%cb%a4%ab%a4%b1%a4%ed 最終回の1回前で、ラストのコマを見たとき「ああ、これシルエットだけど髪型から竜児が勝ったってバレバレじゃん」と思っていたのを思い出します。 |
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