#113 Re:「リンかけ」 |
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> …という話はチャットでルイさんに言われてしまったんですが(笑) いや、確かにルイさんのおっしゃるのは、それはもちろんその通りなんですが(笑)。でも、ものには程度ってもんがあるじゃないですか。阿修羅編はリンかけ全体を通しても特にしょぼいパートだし、ギリシア12神戦とプロ編に挟まれてるせいで余計に見劣りする…と思ってるのって、私だけじゃない、と思いたい。 >ええ私、そんな馬鹿な「リンかけ」が大好きですから(笑) そりゃもう、私だって大好きです。特に大馬鹿な所が(笑)。 > つまり「リンかけ」としては「ギリシア十二神編」こそが >一番のクライマックスだと思うのですよ。これは一般的に >見て、という事と、もうこれ以上はプロの世界(?)に >行くしかねーだろう!というタイミングの問題としてそうだ >と思うんです。 御意。話として蛇足なんですよね。「これ以上連載を継続させられる材料は何もないんだけど、無理矢理引き延ばしてみたらこんなんなっちゃいました」というのが丸わかりで。 当時の担当と編集部が偉かったのは、この1回の失敗ですぐ誤りを悟ったことで、すぐにプロ編に入らせたおかげで有終の美を飾ることができましたね。あの後未練がましく引き延ばして、宇宙人やら地底人やら未来人なんかが出てくるような話にならなくて、ホントよかった(笑)。 >だからといって外していいかというと、まあ僕は >そこらへん含めて「リンかけ」だと思っているので…。 それはそうかもしれませんね。 気になっているのが、最後の竜児・剣崎戦では、確か回想シーンで阿修羅編もちらっと出てきたはず、ということで。現行愛蔵版ではそのコマは描き直されているのか、それとも前後の脈絡なく、突如出現する意味不明なコマとして放置されているのか…(笑)。(観客の中にも阿修羅の誰かが、いたような、いなかったような…覚えてないや) >しかし車田先生的にはこのアイデアが気に入っていたらしく、 >性懲りもなく。これを再度「阿修羅編」で持ち込みカタルシス >足らずを炸裂さてしまった、という感は否めません。 あー、ここは私は逆に、阿修羅編で唯一楽しめる所かもしれません(笑)。「ああ、何か車田先生ふっきれてるよ!そうか!『敵の首領は既にミイラと化していて、阿修羅一族はずっと空しい運命に縛られていた』(設定棒読み)んだね!?で、『竜児のパンチがすべての呪縛を解き放つ』(棒読み)んだね!?おお、やった、『さよならカイザー!』だ!(笑)少年マンガらしいベタなシーンを描ける車田先生の解放感が伝わってきて、こっちも嬉しいよ!」みたいな。これが「いや、むしろハリマオがよくね?」に当たるのかどうかはわかりませんが(笑)、私にとって阿修羅編とはそのよーに締めくくられたエピソードでした。 |
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