#119 斗貴子は元からバトルヒロインだったか 投稿者:ルイ <2005/11/10 13:30>
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コニチハ。新進のマンガ読みです(笑)。
このあたり、初期の単行本を読み返せば和月先生コメントでわかるのですが 今手元にないので、どうだったかなーと。 いや、勿論位置づけとして、記号としての「バトルヒロイン」ではあるのですが そのヒロインというのは、単に紅一点では・・というと少々極端ですけど 和月先生の中で、カズキとの位置づけ、格付けは どうだったかなーというのが気になったのですね。 前回投稿時の引用ページの方は、随分とファイナルにおける斗貴子さんの扱いを気にされていましたが それが読み手が僕になった場合、そこまで気にはならなかった。 何故ちがいが出たのかというと、おそらく和月先生にとって「カズキ」というキャラは 物凄く大きいのではないか?と、僕の場合勝手に思っていたからで その視点から見た場合、正直カズキの為に斗貴子さんがワリ食うのは当然でもあり カズキが成長を果たした上で尚、彼女が「バトルヒロイン」然する意味は あんまりないのではないか?・・とすら思ってしまうのです。 ヴァルスカも、まあフィギュア的な旨味はあるけど(笑) ファイナルで登場した場合、せっかく合ったカズキへの焦点が ブレてしまう危険性もなきにしも。 んー、確か人気は圧倒的にトキコさんが上だったと思うのですが(笑)。 逆にその読者人気で、読者の側がいつの間にか 和月先生よりも「斗貴子」を重く見たのかな?と思う事もあります。 「ファイナル」における斗貴子願望(オヒ)というのは、言い換えれば カズキと斗貴子を同格のパートナーとして据えたい場合、確かにそうなんですが 和月先生は実際それを選んでいないし、僕もそれに違和感感じなかった ・・という事は、やはり先生にとって「カズキ」の方がずっと重かったのかなと。 少なくともヴィクターとの関係を描き出す時点で、もう同格には捉えてないハズ。 ところが読者人気は相変わらず斗貴子さん。 それゆえの、軽い齟齬かなと。 > で、そうなってなかった、ということは、いずれにせよ作者の中で「斗貴子の見せ場」は取捨選択の結果切られた要素の一つ…ということなんでしょうかね。 長々書きましたが、そういう事です(笑)。 それにしても >カズキのサンライトハート あのコマ割とひたすらケンカする存在感は良かったなぁ。 見方変えれば、ちょっとした「ワンダと巨像」ですよ(笑)。 |
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