#120 Re:斗貴子は元からバトルヒロインだったか |
<<<親記事] |
> コニチハ。新進のマンガ読みです(笑)。
ああっ、何だか「いっちょ揉んでやるか」みたいな余裕綽々な雰囲気が感じられるっ!(笑)あのその、どうかお手柔らかにお願いします(笑)。 > それが読み手が僕になった場合、そこまで気にはならなかった。 私も初読では別に全然気にならなくて、ライナーノートや先日の blog を見て初めて「おお、そう言えばバルスカは出てなかったじゃん」「と言うか、そもそも斗貴子の見せ場らしい見せ場がなかったのか!」と初めて気づいたクチです。 だから斗貴子の見せ場がなくても、別に不満があるわけではありません。「ピリオド」でフォローしてくれればいいな、と少し思うくらいがせいぜいで、それが果たされなかったとしてもそれはそれで一向に構わないです。 > このあたり、初期の単行本を読み返せば和月先生コメントでわかるのですが > 今手元にないので、どうだったかなーと。 > いや、勿論位置づけとして、記号としての「バトルヒロイン」ではあるのですが > そのヒロインというのは、単に紅一点では・・というと少々極端ですけど 1巻のコメントは「約四年間、描いてみたいと考え続けたバトルヒロインの具体化…。」「男性キャラに負けない存在感を持つバトルヒロインを目指して描いているのですが、」となっています。それから前作「GUN BLAZE WEST」では、ヒロイン・コリスについて「前作『るろうに剣心』の反省と和月の欲求から出来た「完全無欠のバトルヒロイン」です。」「バトルヒロインへの挑戦も、今一度試してみたいと思っています。」と書かれていて、 「バトルヒロイン」の描写を全うしたい というこだわりには、どうやら並々ならぬものがあるように見受けられます。(正直、そこまで和月氏を駆り立てるものが何なのかはよくわかりませんが) でまあ、週刊連載継続中は、正規戦力として切ったはったをくぐり抜け、容赦なく敵にトドメを刺す姿を晒したりして、そのこだわりは確かに反映されているように見えます。それでいて要所の戦闘はちゃんとカズキが締めてましたから、和月氏は構成に相当気を使ったんだろうなあ。 > 「ファイナル」における斗貴子願望(オヒ)というのは、言い換えれば > カズキと斗貴子を同格のパートナーとして据えたい場合、確かにそうなんですが > 和月先生は実際それを選んでいないし、僕もそれに違和感感じなかった > ・・という事は、やはり先生にとって「カズキ」の方がずっと重かったのかなと。 > 少なくともヴィクターとの関係を描き出す時点で、もう同格には捉えてないハズ。 ですね。どなたかが「劇場版」と仰ってましたが、そうである以上「テレビシリーズ」とは見せ方が違ってきても当然で、和月氏はあれだけこだわってきた「バトルヒロイン」という要素を切り捨てることにしたんでしょう。「涙を呑んで」なのか、「テレビシリーズで満足いくまで描けたから」なのかはさておき。 > 前回投稿時の引用ページの方は、随分とファイナルにおける > 斗貴子さんの扱いを気にされていましたが 多分、書き手の方が女性であることも影響しているんだと思います。男に交じってまったく引けをとらないヒロイン、という部分に思い入れがあったとすれば、「カズキの付属品」みたいな描き方が選択されてしまったのが不満、というのはまあわかります。 |
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