#141 ゴロ戦記 投稿者:LD <2006/08/23 03:56>
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> チャットに参加できず、すみませんでした(笑)。 いえ、こちらこそ、そんなに徹底して告知してませんし(汗) まあGiGiさんとの会話もどこかに張っておきますが、まずはおかそんさんに対するレスを書いておこうと思います。 > 父を刺して家を飛び出した。しばらく留守にしておいてその結果が、家へ戻ってきて > 「反省します、ごめんなさい。彼女(テルー)連れてきちゃいました。」 > …だとしたら、どうフォローしてもいい結果が想像できない(笑)。 う〜ん、この部分を批判する人にはなかなか納得してもらえない事なんですが…。 あの「父殺し」って「ゴロ戦記」の中でそれ程重いウェイトを占めていないと思うんですよ。実際物凄く淡白なシーンじゃないですか。何故、父を刺したのかさえ分からない。さらに言えば父を殺せたかどうかも分からないw(というか僕は死んでないと観てます) 鬱屈としたアレン王子が旅に出るトリガー以上の意味はそれ程ないと思います。 何と言うか「父殺し」という単語で受ける衝撃だけ先行してしまいますが、全編俯瞰してみれば、普通に「物語の主意を占めていない」事が分かると思います。 > 映画を見ていて一番違和感を感じたのがですね、 > 会話シーンに気持ちが乗ってこないんですよ。 > 例えば「命を大切にしない奴は大嫌いだ!」とか言われたときに > アレン君だったらこう言い返すだろうな、ってのが出来ていない。 > 全編を通してそれがしっくりこないのです。ですから観客は引いてしまう。 これは僕はそうは思わなかったですけどねえ? むしろ「どっかで観た事があるような(笑)」コンテの切り方がされており(それはそれで何か言われてしまうかもしれませんが)絶対的なキャラ造形の不味さからは回避されていたと思います。 ただ、駿監督に有るポジティブ&パワフルなキャラってのはいなかったですよね。 ネガティブ&シック?w…という程ではなかったですが、ゲド=ユパと考えて行とその存在は“リバース”している観さえありますw ただネガティブだとバツかというと、そうではないと思います。ネガティブ…ではないな。やっぱりニュートラルと評するのが近い気がします。正にそこが良かったと言えるかも。 多分、僕は「ゴロ戦記」を観るに当たって特に何かに期待する事もなく「『ゴロ戦記』とは一体何か?」の解析に気持ちが集中していたのが良かったのかもしれません。結果、拍子抜けするほど素直な作品が俎上に上がっていたとw |
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