#174 Re:「昴」と「capeta」 投稿者:GiGi <2007/01/14 14:24>
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ということで、昴を改めて買ってきてひとまず最終巻(って言うな!w)読みましたよ? ホントに曽田先生ですねぇw>ロビー。 まず読んで思ったことは、漫研の基本的な評価軸である速度論から見て、まったく問題なく面白い!ということですねw。いや、本当にこれは強調しておかんといかんなと。 いずみのさんが展開した<イノセントワールド>が休載させるためのエピローグだったと言う論もちょっとしっくり来たところはあります。わずか8話、連載期間にして2ヶ月の出来事ですからね。まあ、始める前に休載決めてたと考えたほうが納得かも知れません。 さて、昴の属性という話ですがw。なんというかものの見事にしっくりこないですねw。 確かに「昴」は極致美をテーマにした作品だとは思うんですけれども、理解不能の化け物を描きたいと思っている一方で、それを理解したいという相矛盾した感情も持ってる気がするんですよね。作品で言うと自分の感覚では、かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」とか小山ゆう「あずみ」のほうが類型としてシックリ来るかも?キーワードは“鎖につながれた獣”とか“神の意思の忠実な僕”みたいな感じ?あ、「デビルマン」も近い属性か?wまーなんつーかしかしどれも破滅的ですね。作品の“流れ”は確かにそっちに向いてますねぇ。 しかし、その運命に抗ってこそ、曽田先生だとも思ってますので、3年後になるか4年後になるか、もっと先になるかは分かりませんが、「Capeta」を通して得るであろう更に1歩高い視点で、再び挑んで欲しいな、と切に願いますね。 |
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