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#250 作画チェック ワールド・デストラクション 第1話 勇者には二通りある
投稿者:LD [2008/07/27 23:53]



公式HP:http://wd.sega.jp/anime/
脚本:横谷昌宏
絵コンテ:多田俊介、横山貴志
演出:多田俊介
作画監督:松本圭太
原画:澤田譲治、宮沢康紀、秋山一則、冨永拓生、高橋亮、北村友幸、光田史亮、河島裕樹、小松原聖、飯飼一幸、黒岩裕美、山本祐子、幸田尚子、長谷川和世。久木晃嗣、(改行)、金子秀一、杉江敏治



獣人たちが人間を支配する世界で、世界を破滅させるデストラクト・コードもった少女・モルテ(声:坂本真綾)が「世界撲滅委員会」と呼ばれて、対抗組織「世界救済委員会」に追われている。…それに普通の人間のキリエ(声:宮野真守)、クマの勇者・トッピー(声:古谷徹)が巻き込まれる…という話ですね。…ど〜も、話の大きさから考えると1クールで納まりきりそうになくって「続きはゲームで!」とか言われて終わってしまいそうなんだよなあ…(汗)wDSかあ…(遠い目)

…で、当然のように第一話作画には相当、力を入れていますw最初の食堂でのモルテの立ち回りと、Bパートからの「モルテのアクション」、「トッピーのアクション」、「食人植物との絡み」など、アクション全般はかなりよかったです。全部、ピックアップしたいくらいなんですけど、すんげえ画像の量になってしまうので(汗)とりあえず「モルテ」のアクションを…。






モルテのもっている巨大なカッターが「モルテのアクション」のミソで、女の子のほっそい身体で、あのでっかいカッターを如何に振り回すか?という部分がアクションのギミックになってきます。…このテーマは「ソウルイーター」のマカ+大鎌(ソウル)に通じるものがありますね。…で、まあカッターを軸にしてむしろ身体を振り回すアクションになっています。こういうある種のインチキ・アクションもアニメ動画の醍醐味ですね。実写だと、でっかいカッターを軽く作ってしまうと、どうしもその“軽さ”は消えないし、身体全部を支える支柱にもならないですしね。





あと「トッピーのアクション+竜巻回転蹴り」ですかねえ。ぬいぐるみのカッコいいアクションというのもアニメ動画の良さがでますね。そういえば「スターウォーズEP2」でヨーダのアクションというのがありましたが……どうしても人間主体に撮ってしまい、ヨーダのカッコよさの追求が甘いなと思いました。ヨーダがやたらクルクル回るのはよかったですけどねw

で、ここらへん誰が描かれたかという話なんですが…一段空けて名前がエントリーされている、金子秀一さん、杉江敏治さんのどちらかとか…何でしょうかねえ。金子秀一さんは「トレンヂア」にも参加されているらしいので方(寺が焼け落ちシーンとからしい)そうかな?とか。でも、仕事の内容をみるとむしろ食人植物のあたりかな?とも。そうすると杉江敏治さんの方かなあ…。
  • ワールド・デストラクション 第3話 獣人には二通りある 投稿者:LD <2008/08/25 04:48>
  • 俺的補足 投稿者:ルイ <2008/07/28 22:15>
  • アニメとゲーム 投稿者:エルバ <2008/07/28 17:59>
  • #258 作画チェック ワールド・デストラクション 第3話 獣人には二通りある
    投稿者:LD [2008/08/25 04:48]
    <<<親記事]


    公式HP:http://wd.sega.jp/anime/
    脚本:梅原英司
    絵コンテ・演出・作画監督:石川健介
    原画:石川健介
    第二原画:金允智、式部美代子、大導寺美穂、石橋香澄、ゆめ太カンパニー、スタジオウォンバット、P.A WORKS、ブレインズベース、プロダクションリード、スタジオMAT、旭プロダクション


    石川健介さんの一人作画回ですね。作画アニメ「ノエイン」の2話、7話などを作監担当して一人、違う世界観を見せていたあの石川さんと言ってもいいw…が、まあ一人原画というのは相当に厳しいもので(多分、空手の百人組み手みたいな意味があると思うな!)絵コンテ・レベルで調整して、略線ディフォルメと、止め画のメリハリで画面を持たせる構成になっていますね。








    いくつか、気になった動きを拾ってみました。動かさない人だとは思わないんですけど、その画質上、むしろでっかい画でパンするようなコンテが合っている人だとは思います。脱出する準備したモルテが先頭切って走ろうとした瞬間に守衛にばったり会って刃を向けるってシーンですが、頭とお尻は止め系の画で動きはディフォルメでまとめています。……ここらへん、多分、時間があったらビックリした瞬間のモルテはディフォルメとしても刃を取り直す動きからはシリアスに戻ると思うんですけどね。



    これは、まあいろいろ「いったああああああ〜!?」という感じですが(汗)場面的に考えると、変に整った画を描くシーンでもないんで、多分、コンテの段階である程度、確信犯だったかな?という気もします。まあ、そんな感じでしょうか?本当は妙にカッコいい収容所所長とか、ゴリラ守衛なんかも押えておきたかったんですが、割愛、石川さんが描いているならモルテを押えるべきだろう、という事でモルテ主体でチェックしてみました。



    あと、ここのシーン「アルカトラズからの脱出」ですね。わかります(`・ω・´)

    #252 俺的補足
    投稿者:ルイ [2008/07/28 22:15]
    <<<親記事]
    >…ど〜も、話の大きさから考えると1クールで納まりきりそうになくって「続きはゲームで!」とか言われて終わってしまいそうなんだよなあ…(汗)wDSかあ…(遠い目)

     既に構成自体原作グランドデザインを追っかける気がないような。「なんとなく集まった」一味が日々を共に過ごしていくことで、最終的に「俺はモルテといる!(クマ!)」「俺たちが世界撲滅の○人だ!」などと叫ぶようになれば上出来ですよね。まぁ原作がDSゲームということで、分割クールはない、とは思いますが。

     さて作画なんですけど、折角なので「僕ならここだなあ!」ってのをくっつけておきます。後半の「モルテのアクション」は良かったですけど、既に貼ってるからいいや。もうちょっと画像が大きくないと、個人的には流れ判別すら辛くなってくるんだけども…そこは個人差あるし、まあいいか。


     冒頭の食堂モルテ、好きです。ここで貼ったものでわかるように、太線ブレ線(一段目なんて、ほとんどゲッターロボ時代だ!)などを上手に使って、勢いを出す事に成功している。ハッタリ効いてる作画です。このWD第1話、何がいいって、パートごとに作画の方向性がバッラバラなんですよね(笑)。それを共存させてくれるのが、演出さんや作画監督さんの仕事(仕事しない事含め)なんでしょう。

     多分同じ人と思われる(Aパートの食堂一連)爆発→脱出シーン。ここは一枚ではなく続けて紹介したい所かな。これも、煙をあたかもビニール袋のように描いていて。モルテが出てくる直前の、膨れる煙、色を三段階使って中にいるモルテを示すあたりがステキです。やっぱり、いいハッタリ界の住人。


     …で。この回の一番の見所は、ここだろ?などと思ってしまうんですが(笑)Bパートの猫たちの祈り→モルテ登場で脱出まで。ここはもう間違いなく宮沢康紀さんの1人舞台。エフェクトと動かしに特徴のある方ですけど、HoLicでワタヌキに鼻の穴が出てきてウネウネしたりした日には大概宮沢さんがいました(笑)。個人的なイメージでいえば初期「クレヨンしんちゃん」直系の匂いのする、動かしセンスですね。もう、ひたすらにフリーダム。キャラの顔似せる気なんて皆無。…でも動いていて全体として気持ちいい(線が一本一本活きている)から、作画監督も手の入れようがないという…最高です(笑)。鼻や口だけ見ていると、最近話題?の「魔法遣いにできること」(&グレンラガン四話)=小林治さんの作画を彷彿とさせますけど、比較すると小林さんの作画はもっと、その顔なりに滑らかに動きますよね。対してこちらは、最初が崩れていても、それすら初期表でしかないと言うか・・・もっと崩す為の下地でしかないwこういうのはもう、才能で描いてる画ですよね。

     ついでに、同じシーンでの食肉植物(2匹目)登場シーン。宮沢さんの、線は少なめで大胆ながら、粘りがある、質感のある水作画が堪能できます。だから、この人、涎作画にピッタリのアニメーターさんなんでしょうね(笑)。ここを割り振った演出さん(多分)はわかってるなあ。

     と、以上2シーンあげれば任務完了なんですけど、最後に。

     トッピーの走り…凄く…ストレンヂア(或いは中村豊さん)っぽいです…(笑)。
    この一回カメラに寄るような形からグン!と言う走りは、走ってるのがクマなだけで、中村豊さんみたいだ(笑)。因みにLDさんが貼られたモルテの雑魚チャンバラシーンは、同様に「ストレンヂア」の冒頭、羅狼が山賊をバッタバッタ倒す所を思い出した。…金子秀一さんですかね(ヂア組が1人なので)。何か破片も(でっかいけど)四角いよ…orz

    2話でガックリ感をプレゼンツしてくれたWDですが、あと一度でいいので、ちょっと、お願いしますねorz

    #251 アニメとゲーム
    投稿者:エルバ [2008/07/28 17:59]
    <<<親記事]
    1話目の作画良かったですね。
    ちなみに、Webラジオなどによるとアニメとゲームでは内容が結構変わっているらしいので、「続きはゲームで」のパターンにはならない気がしています。
    (一部声優さんも変わるみたいですし。)
    1クールで収まらない場合は、最近流行り(?)の1〜2クール間を開けてのアニメ後編が想定されているとか・・・?