| ■[アニメ諸評][ハヤテのごとく!] ルイ >> ☆☆☆:(第一話)若本ナレーションが口にする程『放送コードに挑戦』している気はしないのですが(笑)、ある程度は「ハヤテ」していました。一話はほぼ原作踏襲。西沢さんを早速出してましたが「かな?」口調を使っていないので、キャラ立ち以前。あとの回想動画用のネタ作りみたいなもんでしょうw 印象的だったパロディは、ガンダム、エヴァ、あとサンデー関連を地味に散らした程度のもの。次回予告で魔神英雄伝ワタルしていたと思いますが、そんなん「まほろまてぃっく」ですらやってますからおいといて(笑)。ナレーションの役割含め、放送局繋がりで「ケロロ軍曹」を基準として置いているように感じました。ケロロはその大部分をガンダムに頼り「マニアっぽさ」を記号程度に利用しているのですが、ハヤテの原作は皆様ご存知のように、漫画アニメゲームの重箱の隅を突く小ネタ。更に、ビジュアル化して面白い使い方というより、セリフにポンと混ぜるだけ(更にケロロと異なり、ハヤテは滅多に作品世界を変える程、画は表に出ない)なので、漫画と異なり時間が流れていくアニメにあって、セリフメインの「濃さ」はあまり出せない。・・ならどうするか?というあたりで→ビジュアル、一発ネタに頼らざるを得ない→放送時間もあるし、あまりに隅には走れない→記号として成立しうる「オタク」のギリギリのライン、ガンダム、エヴァに頼る・・・・・・・・・まあ、こういう考えが透け出るあたりにこそ、僕は「ケロロ」の影を見たんですけどね。このケロロな取り組み方でハヤテがハヤテのままであり続けられるかどうか、少し追ってみたいと思います。 ちなみに声優さん、ハヤテ・ナギ・マリア・ヒナギクは畑先生の希望で即決だったそうですが、流石に合った声を見つけたものだなあと。白石涼子さん(ハヤテ)は「ひまわりっ」を観ていた限り、全然・・・ゴホン(笑)・・だったのですがw中世的な少年として結構なハマリ役。マリア役の田中理恵さんは、井上喜久子さん(一瞬聞き間違えました)のベルダンディーと同じアプローチをしたようで、上手い事17歳に見えない声やってるなと(笑)!そして・・・・一部のお兄さんにはバカウケ、僕には不安だった釘宮理恵さん(彼女が主役を演じている作品とキャラが大概アウトだった所為か、僕はちょっと苦手です)ですが、意外にも(?)良かったです。いや原作のお陰かもしれませんね。100話を越えてなお、全くと言っていいほど、ナギはハヤテに異性として意識されていない。この事実が、ナギがどんな萌え声を出そうが、寧ろ放置プレイされる為のネタに思えて安心して観賞できるというわけなのです(笑)。ふははは、釘宮声に耐えられたぞ!ばっちこい第二話、ギッタンギッタンにしてやんよ( ・ω・) <2007/04/05 17:12> [返] [削] |
漫研ノート
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