| ■[ジャンプ] kanata >> （続き）アキラちゃんの登場前後で盛り返したのは、別にキャラ人気だけが理由じゃなかったはずです。 ちょうどあの時期を盛り立てていた岩熊キャプテンや相馬先輩、アキラちゃんたちは、少なくとも卓球してて「楽しそう」でした。それぞれに爆弾抱えていることが暗示されながらも、とにかく卓球を楽しみ、その楽しさを主人公、ひいては背後にいる読者へ伝道していた。 ところが彼らはことごとく物語の軸から遠くに配置され、主人公の側では苦労人や卓球と縁のない人物ばかりにスポットが当たるのはマイナスだったかなと。卓球に関する薀蓄よりも、その魅力を示さなきゃいけなかったのに。 比較しますと人気のあるテニスの王子様やアイシールド２１などは、とにかくそれぞれ競技を楽しんでいる牽引役が場を引っ張っているんですよ。……むしろ漫画の性質としては、「ヒカルの碁」と比べれば顕著かもしれませんが。 <2007/12/05 22:30> [返] [削] |
漫研ノート
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