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■[アニメ諸評][バンブーブレード] ルイ >> ☆☆☆☆:(全26話)終盤、作画が盛り返してこなかったなぁ〜?・・という残念ポイントはありつつも、面白かったです。物語としては「タマちゃんに出会う事で始まる」物語で、タマちゃんの成長を描き、最終的にはそれをもたらした剣道あるいは部活賛美とする(コジローはそれを眺めながら、感化される「かつて青春に居た人」ですね)。そういう構成なんですけど、やっぱりこの作品観てたら、キリノの事が好きで好きでたまらなくなります。彼女は剣道の才能も特別優れたものを有しているわけではないし、何か特別な問題解決能力を有しているわけでもない(23・24話で1度部活崩壊の危機に陥った時も、各々が自主的な形で復活に導いている点に注目)。・・・でも、キリノはいっつも、剣道部の中心にいるんですよね。才能も能力もない、ただ剣道と仲間への愛と優しさだけでもって。彼女自身の悩みやら何やらも描かれているのに。サヤがそんなキリノの事を一番わかっていて、あとの皆も、そこまでは掴んでいなくても、やっぱりキリノがこの部活の背骨だということは理解している。キリノは室江高校剣道部にとってのマザーシップといいますか・・いや、港みたいなものだったんでしょう。そんなキリノが最終回コジローに抱きつく様は、第1話の前=タマちゃんという光に出会う前の、キリノとコジローの日々、そしてキリノから観たコジローの大切さも物語っているようでした。キリノが向日葵だとすると、太陽はタマなんだけど・・・ある意味で、コジローでもあったのでしょうね。いや、最終的にはキリノしか観てねーやw  <2008/04/02 17:31> [返] [削]


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