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電視の部屋

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#384 ゼーガペイン最終回(全編ネタバレ) 投稿者:LD [2006/11/20_01:53]

※ ネタバレ…というか観た事が前提です。
ゼーガペイン第26話
ルイ >> えーと。あれ、ゼガペイン、ほんとにLDさんOKなんですかね。へええ。
ルイ >> 僕はね、この作品は痛みを伴わないと駄目だと思ってたんです、作劇として。
ルイ >> それは単に人死にによる感動などという類の痛みではなくても構わないんですよね。とにかく、人生という道において確実に蒙り続けるであろう「痛み」を認め、受け止める覚悟を示して欲しかったんですよ。(まあ、その表現の為には「犠牲」というわかりやすいめたふぁーがあればいいかな?という気もしますが〜)
ルイ >> ではあの最終回が示したのは何か。それは、単に「老い」を許容しただけなんですよ。そんなの我々皆しているし、していると言っても、実際老いないとわからない面もある。ゼガの皆もそうで、最高の到達年齢がラストのリョーコ(妊娠状態。高齢でも25くらいか?)です。
ルイ >> ・・それって、26話見事な脚本で回し続けて、最後の着地として相応しいのか?と。僕にはもう、どう考えてもYESとは思えなかったのです。キョウはウラシマになるでもなく、数年一人で待っただけ。しかも待ってた間も定期的に皆と話せるし、人類の技術は高くホントに「数年」だった(一年程度だっけ?)。
ルイ >> シズノ先輩に関しては・・言うまでもないです。既に勝負という土俵すら用意されていません。
ルイ >> じゃあこの作品において「忘れるな我が痛み、消されるなこの思い(ちょっと違うかも)」に相当する「選択」をしっかりしたのって、ホントにミナト副指令だけじゃね?(汗)・・・と、いうのが、僕の感想です。
ルイ >> まー、ボクは嫌いですね、26話。大嫌いです(笑)。
ルイ >> 一応対案というか、いくつかこうしてくれればなぁ・・てのもあって、それをLDさんに聞いてみたかったんだけど、LDさんは幸運にも楽しまれやがった(?)そうなので、野暮ってもんでしょうorz
ルイ >> ・・ま、いいのさ・・結局表現ってのは良い悪いなんかより、楽しい楽しくないの方が重要なんですよ・・楽しいに勝る論理などないのですよ・・(遠い目)
LD >> あ、こんばんは。しばしお待ちを。(コメント読む)
ルイ >> って、あ、コンバンハ。気になさらずw
LD >> ふむ。なるほど。>26話
LD >> そこらへんは。「漫研」の“引き返す論”に直結する話ですね。26話に作り手の全てのメッセージがこめられる場合って話になると思いますが。
ルイ >> うーん、そうですねえ。勿論「皆が死ぬような悲劇がダイスキ」というダーク・トミノな80年代バナシではないので、そことは混同しないようにしたいのですが。ハッピーエンド否定論者というわけでもないし。
LD >> あ、それはそうとルイさんが「おとボク」のEDが良い良い言うから、すっかりあのEDにハマってしまっています。(←影響されやすい)
ルイ >> おお!>乙ボクED
ルイ >> 全てではなくとも、大テーマは必要ですよね。あれだと「人生はいいものだ」になると思いますが、それすらキョウが教条的ともいえる突き抜けた楽観主義で押し切っただけという気がして。ペインを伴った上での人生の甘受でもないので、何か気の抜けたコーラな印象なんですよ・・くそう、楽しみたかったのにorz
LD >> まず、カミナギ妊娠のラスト・シーン。あれは典型的な“引き返しフォーマット”です。
LD >> ルイさんは「ドクター・モローの島」という洋画をご存知ですか?
LD >> 要するに、監督がとにかくラスト・カットだけを、録っておいて、最後の最後の編集で「入れるか?入れないか?」をもうほとんどフィーリングなんですが、決めるという。勿論、最近は必然的に入れるし、僕もそれが正しいと思っています。
ルイ >> ん、HGウェルズの小説ではなかったかな?ああ、映画化されてたんですか。小説は全部読んだと思いますが、多分映画は未見です。
LD >> ふむ。僕は逆に原作を読んでいません。あの作品はラストに博士に飼われていた女性と主人公が島から脱出するワケですが…。
ルイ >> ボクあの病弱エルダーの髪の毛がね、蓑虫ディフェンス状からギュルルン!と開く瞬間、恍惚に震えてますもん!(興奮気味)>乙ボクED
LD >> 僕は、もう一発目のサタデー・ナイト・フィーバーの時点でメロメロですよ?w
ルイ >> く、くそう!それを言うなら僕だって!・・競ってどうしようとw
ルイ >> まあまだ3話までしか見てないんですが、もうちょいコンテであのSD、上手く使って欲しいです。「さあ朝食よ!」で目アップから一気にSDに流れるのはいいんですが、それなら生徒会長が生徒会役員を部屋から追い出す時は、ドアがバーンと閉まってSDどもがドカンとふっとびだされて然るべきだろうがああ!!!・・はあ、はあ。・・ま、それより何より、乙ボクの一番の問題点って、主人公が特別に見えない事だと思うんですけどね。まわりの一般生徒と顔の作りに大差ないし、話していて知性がにじみ出るような「楽しい話し手」でもない。エルダーまでトントントン、で、どうもなあ?と。堀江さんが楽しそうな点だけが良いですけど。
LD >> 同感…というか「舞乙(チャンピオン版)」のマシロの組み上げが上手かったんで、どうしてもそれと比べてしまいますね。
ルイ >> あ、そうなんですよねえ。マシロ君がとにかく上手かったから。
LD >> ま…「モロー」は、いっか。
ルイ >> えw>モロー 基本的にウェルズの方は風刺的な側面が強くて、あまりドラマとしての印象はないんですよねえ。
LD >> いや「モロー」の映画は最後、主人公と一緒に逃げた女性が、ラスト、ようやく船を見つけて助かったと思ったら、実は彼女もモローの実験動物で「獣に戻ってしまう」というラストが用意されていたんです。しかし、今、ビデオ屋なんかでレンタルしてもそのシーンは必ずカットされたバージョンが出回っている。「引き返し」の取捨択一のサンプルとしてあげようと思ったのですが、少しミートしてないかな、と?
ルイ >> へええ!>カット それは、カットしちゃうと・・どういう映画になるんだ?何故ウェルズ原作にしようと思ったの?みたいな話にw
LD >> カットすると、奇怪なモローの島から愛した女性と二人で逃げおおせて、めでたしめでたし…となりますw
LD >> カミナギのラスト・カットから“逆算”される事としては、シズノ先輩が元に戻らない事や、キョウが一人浦島太郎となる事を視野に入れているとは思います。…であるから引き返し論に従ってあのラスト・カットが用意されていると。しかし、ながらこれまで積み上げてきたハードさから比べると確かに軟弱とも言えるソフト感は否めないと思います。(「ゼガペイン」の話に戻る)
ルイ >> ソフト着陸するにせよ、お花に触れるとか、演出として「着地」向きの演出は色々積めていたと思うのですが、そういう「長くやったからこその演出」もなかったなというのが残念ですね。キョウが一人浦島太郎、というのがどうもね。現実に一人立ったキョウは、幻体のカミナギたちと触れないだけで話ずっとしてて、溜めもないまま、一年もしたら実体技術が追いつくんでしょう?
LD >> いや、だから多分、最後の最後で、脚本ないし演出が、筆を舐めた(修正した)と思うんですよ。あれは。>「ゼガ」
ルイ >> あ、それは確かに。>筆舐め 本来はキョウは他と違う時間軸を活きたり、シズノ先輩が消滅したり、カミナギは戻らなかったり・・誰かが痛みを背負う脚本であった、と期待してます。いや、重ねがさねハッピーエンドが嫌いってわけじゃw
ゼーガペイン第26話
LD >> 多分、当初のラストは25話で語られたように、量子サーバーは実体化するために“時間加速”を始めて、既に実体化したキョウと、実体化できないシズノが、無人の地球に残される……というものだったと思うんです。
ルイ >> 賛成。>当初のラスト。
ルイ >> 25話に至る、キョウのカラッとした、しかし強い意志の選択が「先に実体化してネジまわす(表現ヘン)」だったわけですが、26話を見てしまうと、いや別にキョウの選択ってそこまで犠牲を伴ってないよなと。一歳年上になるだけ?
LD >> いや、むしろ充分な容量で時間加速を始めたら、キョウが全く歳をとらない数時間後の世界なのに、カミナギたちの次の世代の連中が実体化してくるとかw
ルイ >> それはハードだw>SFオチ
LD >> しかし、それは止めたんですね。一つはこれまでがハード過ぎたという事があると思います。
ルイ >> うーん。全体のバランス感覚を、最終話だけでとろうとしちゃイカンですよwそこまでいく前に考え、いったらいこうよw
LD >> もう一つは、実は、物語はナーガと決別するために有ったのに、ラストまで来てナーガと決別できていない、アンビバレンチュに(←チュ?)はまってしまったかな?というのがあって。
ルイ >> うーん、確かにナーガの理念って、イマイチ打破しきれなかったですねw
LD >> もっと、いうと時間加速を利用しちゃうと、ナーガにオンブダッコである事が浮き彫りになっちゃうんですよね。
ルイ >> だから人類が地力で開発できちゃうようにした、と・・しても、僕はてっきり「ナーガさんの手を借りなかったから、数十年たっちゃったヨォンキョウちゃぁん」という話になると思って26話見始めたんですけどねw?
LD >> すごく端的乱暴な言い方をするんですが、ナーガから離れようとするとSFチックなラストの対極/彼岸を目指すと正解になってくる…つまりハッピーエンド?とw
ルイ >> うはw日和の正道って事か!?w
LD >> 唯一の突破口は、ナーガの力は借りなくても、会長の力は借りていいというロジックでw
ルイ >> そうですねえ。会長もうちょっと利用すると思ったんですが、オリジナル込みで、何かあっさり処理しましたよね。特にオリジナルはまあ、生き疲れた人らしく、何かこう、意欲もなくw
LD >> 実際問題、実体化した彼らはガルズオルムと何処も違わない。やばくなったら、また量子サーバーに逃げればいいし、アビスやシンのように予備の命を用意する事を放棄するのもウソくさい話だと思うんです。
ルイ >> うん。例えば命が押し迫った時、生命倫理をどう扱うか?などに対する答えもよくわからないですね。とりあえずの、10〜20歳程度の皆さんの命肯定宣言なので。そりゃまだ老いてないしなぁw
ルイ >> ま、夕方SFアニメとしては、いい着地かもしれません。でも、そういう着地で収まらないような作り方、引き方をしてきた作品なのは確かだし、そう作ったのは自分達のくせにい・・orzっていう、鬱屈とした感情があるですよw>アンチゼーガ(俺!?)
LD >> 僕は実は、ナーガの誘いには乗るタイプの人間なんですよ。だから思うんですが、突き詰めて行くと、そういう生命賛歌しかナーガと対峙できなかったかな?と。
ルイ >> あ、いや、それは認めます。僕は生命賛歌タイプに陥る人かもしれないんでw だからキョウのナーガへの対峙の仕方ってのは、いかに青臭かろうと、いいと思うんですよ。その後色々問題もあるかもしれないけれど。
LD >> …ってのは、ちょっとウソでw 個人的にはやれる事をすべてやる事こそが生命賛歌だと思っているんで、ナーガの力でも、時間加速でもバンバン使ったラストにすればいいと思うんですけどね。
ルイ >> ナーガに乗っかってLDさん案でいくなら、それこそ真の意味で「強い人」を描く物語にはなるでしょうね。
ルイ >> ・・・ただ、そこでドラマとして、何も伴わずに「ほうれ世界はいいものだ!赤ちゃんが生まれるしね!」で終わるってのは、仮にもペインって・・何でこんなタイトルなん?orzくらいにまで落ち込んじゃうんですw
ルイ >> ナーガの言うとおりにしていれば、こんな良い点があったあんな良い点もあったろう。でも、僕らはそれを捨ててでも今を選んだ。触れたバラにはトゲがあって、手からは血も出たけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってな具合にですね!(目が血走ってる た、た、対価を〜(笑)
LD >> あ!ところで、ラストのアレはカミナギ勝利って事?それとも重婚?w
ルイ >> 圧勝でしょうw>カミナギ キョウはシズノの記憶と結婚しただけで、脳内重婚法律単独っていう素晴らしい日本におけるたらし道をw
LD >> ええっと、それで「引き返し論」に返しますと。観客にとってハッピーエンドとバッドエンド両方が必要な場合、「バッドエンドを示唆しつつ、ハッピーエンドをとる」んですね。これが「引き返し論」の本質で。
ルイ >> ふむ。
ルイ >> 拝聴しますです>引き返し
ルイ >> 以前LDさんに言ったか、LDさんが言ったか忘れたんですが・・皆が生き残る=ハッピーエンドって話ではないでしょう?というのはありますよね。和月先生トークの最中だっけw
LD >> 個人的にはやはり最初に言ったように「森羅万象は量子サーバーの中で加速され、唯一の実体であるキョウと完全なる幻であるシズノが無人の惑星に残される」このラストが好きですし、おそらくベストです。
ルイ >> そうですね。それが最もストイックなエンディングとしましょう。
ルイ >> その亜流として、シズノがキョウを放流し一人無人の惑星の歴史を、一人シズノが何十何百年と生き、いつしか実体技術を遠い歳月の末完成させた人類とファースト(セカンド)コンタクトを果たす、とか、まあSFマインドなモロモロ、なんでも好きですw
LD >> そこまで行くと「火の鳥未来編」ですね。
ルイ >> 確かにwシズノに始めて会う人間は、ツンツンヘアの茶髪で、どう見てもあの人の面影全開なのです。それだけで出会う時、彼女の口元には笑みが浮かぶのでした。共に生きられなくとも、彼女は彼を守り、彼はこうして生きた証を見せてくれたのだから。・・ほら、口元PAN!(あほ)口元!完!w・・・火の鳥見すぎだったのかw
LD >> まあ、そうは言っても引き返し論のやり口を知っている事と、その手法に僕は肯定的であるので、大きな拒絶反応にならなかったという事です。考えてみると25話でラストが示唆されて、26話で密かにドンデンが返っている作りですねw
ルイ >> なるほど。僕が言いたいのは、間違ってもバッドエンドを望んでいるわけじゃないって事ですよ?wただ「ハッピーの形」を模索できなかったのかよ!なんだこの総天然色はチキショイ!!」・・とは思いましたがw
LD >> いや、そうすっと何処いらへんの着地になります?w>ソフト・ハッピー 僕は「同じ時間を生きられない」(あ!「トップをねらえ!」だ)というポイントは外したくないなあ?w
ルイ >> 僕もそのポイントは外したくない。>ウラシマ ただ、思いを消されず、痛みを甘受すれば、その中にも幸せって構築できるんじゃないの?そもそもそういうコピーじゃなかったの?っていう根強い信念があって、僕には何十種とゼーガ最終回妄想版がありますよ?w
LD >> 時間加速のネタを外して“痛み”が残るラストというと……たとえば「シズノ先輩は永遠に廃人」編になるとか。…それは……orz
ルイ >> 物質・肉体的に攻めきればシズノ廃人ですか。いや、シズノ消滅編の方が組みやすいですけどね。想いが消滅するわけではないし。
LD >> そんな、舞浜の海岸と夕陽にシズノ先輩のアップで、キョウがオケアヌス・クルーを代表して「バッカヤロー!」とか言っている、数世代前のスーパーロボットなラストがお望みか!w>シズノ消滅
ルイ >> だから生徒会が助けにきた時・・・(以下不穏当
LD >> う〜ん、やっぱり、ルイさんの話は正しくって、25話を観た時点でラストに対する共通認識があるという事は作り手も確実にそれを「視ていた」ワケで、それならナーガに対する反発とか大した事ない理由で引き返すんじゃなくって、突っ走れば「神アニメ」だったのに!って歯がゆさはありますね。
ルイ >> そうですよねえ?僕ら別に四六時中ゼーガの事考えてたわけじゃないしw皆、そこまで観て行くと、自然と着地点もある程度見据えられるほどの「溜め方」をしていたんですよね。・・・だから26話、単品でヒドイというワケではなくて、肯定してもいいんでしょう。ただ、ゼーガペインという器に対しては、いかにも小さい、惜しいなと・・ほんっとうに、悔やまれます。
ルイ >> 僕は、キョウ、カミナギ、シズノのうち、一人が消える(もしくは時を外れる)エンディングから色々と演出を考えていました。その中に、LDさんの仰った実体キョウと幻シズノという答えも。いずれも、何かを犠牲にしても、そこに悔いを見せず、笑顔で受け容れるような強いEDを見せられた気がするんですよね?LDさん案だって、まさか「かみなぎぃ!」とか言って泣き叫ぶのは「違う」ワケでw
LD >> いや、あの物語、キョウだけはワリくってもいいんですよ。何しろ上腕二等筋が許せなかっただけでナーガのハッピーエンド(?)を拒否した男ですから、それで実体化作業を続けているんだから、ナーガにしてみれば「ちょwwww、おまwww、なぜに私の提案拒否?」って感じでしょうw
ルイ >> えーと、シズノ消滅パターンですか?wそうではなくてー。C案でいうと(C!?)実体に戻ったカミナギとキョウは舞浜を、ゆっくりとデートしていくわけです。しかし至る場所で、一瞬キョウに起こるフラッシュバック。デジャヴ。「カミナギと来た事があったか・・?」いや、彼女はただ笑顔だ。そこでキョウは気付く。胸の奥の、小さな痛みとともに。「・・キョウちゃん、胸痛いの?」心配そうに話しかけるリョーコ。苦笑するキョウ。「・・いや。ただ、ちょっと・・痛みってのも、素敵なもんだなって」「?」「さあ、いこうぜリョーコ!」「・・え、今キョウちゃん何て呼んだの?ねえ!」走っていく二人・・・・FINもうホントスイマセンw
ルイ >> ああ、青臭くってキョウちゃんにピッタリすぎて、ちょっと咄嗟に考えたにしてもヒクわw
LD >> ああ、忘れてたけど、舞浜サーバーはメモリーが増えたけど、結局、制限時間を1年に延長しただけでしたね。ここいらへんも一応「痛み」と「ナーガへの反発」を両立しようとした跡があります。
ルイ >> うん。でも実際、リアルの一年一回で実体化できちゃったんじゃなかったっけ?wその一年を30回繰り返したら立派なもんだ(何が
ルイ >> レムレスたちの最後の回(一般的には、ホモホモ7の回とも言う)感動したのに、イキナリ堂々と降伏勧告してきたのには、怒りとか悲しみ通り越して、タフさに笑っちゃったからなぁw
LD >> あ、そうそう、一応、ラストに夢落ちも示唆しましたっけ。それについては「これはヒクわ」と思いましたけどw
ルイ >> ああ、夢オチは恐ろしいですね。でも、この超天然ラストって、生徒会長の存在以外、実際夢オチみたいなもんじゃないん?w
ゼーガペイン第25話
LD >> や、なんかレムレスたちが、あっさりガルズオルム側に返るのもよくって、さすがAIとw
ルイ >> あ、それは良かったです!>レムレスたち あれはもう、AIの悲哀なんてのを通り越して(一番最初、そう思ったけど)、AIの「強さ」の表現になってましたよね。
LD >> というか、一瞬、レムレスがAIシステムに反して、副会長たちに味方する展開があるかと思ったけど…それがなかったですからw
ルイ >> なかったですねえwそこが良かったw
ルイ >> 言いたくないのに言わされてるんだ!俺らを解放してくれ!・・なんてありきたりな亡霊パターンじゃないですもんね。もう、普通に、表面データ以外入れ替わっただけw
LD >> それから裏返ったレムレスたちが、さほど悪役っぽくなかったのはナーガの中立性によると思うんですね。
ルイ >> 確かに彼ら(AI)、茶々を入れているような、好奇心が先にたった不思議なAIになってましたね。あれは、ナーガが何がなんでも己の保身だのにハシっていない事の証明なんでしょう。・・・返すがえすも、キョウちゃん、どうしてそこまで嫌いなの?w
LD >> キョウちゃんが、嫌いなんじゃなくって、上腕二等筋が嫌っているだけですから。>ナーガ
ルイ >> そ、そうかキョウちゃんめー。今後もそうやって筋肉のせいにして世渡りしていくのか〜(メモメモ
LD >> そもそも、ナーガは人類全てを量子サーバーに避難させる事に成功した時点で「神」であって、人間が勝とうがガルズオルムが勝とうが関係なくなってますもんね。
ルイ >> ええ。それこそ神(ナーガ)を完全否定するなら、人類が量子サーバ壊して自爆しないと終わらない・・ハードどころの騒ぎじゃないrz
LD >> しかも、ナーガは量子化する事で恒星間航行や、スター・シードになる事も示唆しましたからね。サーバーの中で何百万年の時間を使って恒星を巡り、必要に応じて実体化すれば、人類の繁栄は完全に約束される。サーバーの管理は実体を持たないイエルに任せるとして。
ルイ >> どだい、ナーガの理念を否定するには、生命のロマンチシズム・・ま、生命倫理でもいいのか?に頼るしかないのは確かだから、それを担う存在としてキョウちゃんを描いたのは極めて正確、正しい見立てだとは思いますよ。
ルイ >> ・・まあ、こんな事色々語れる時点で、立派に「顔」ではあったという事でもありますね!>ゼーガペイン 楽しく観させてもらった事は間違いないです。不満すら、突き詰めたら快楽ですし。
LD >> いや〜でも、ホントに最初に示唆した通りのラストにすれば本気で神アニメだったのに。……もしかして、最後まで観客を驚かそうとした?逆の意味でw
ルイ >> そんな板垣精神いりませんw


ゼーガペイン第26話
ゼーガペイン第26話
ゼーガペイン第26話
キョウとカミナギの
会話時の灯台
ラスト・シーンの灯台ラスト・シーンの浜辺


…ってな感じにチャットの方は終わっているのですが、あの後、再度、最終回を確認してみて気がついた事がありまして…それは背景の情報で(↑)のキョウとカミナギ会話時の灯台と、ラスト・シーンの灯台の違いです。……灯台、半壊していますねw 蔦や植物はわりと短期間で巻きつくでしょうけど、建築物が半壊するのはどのくらいの時間かかるのでしょうね……ちょっと、想像つきませんね。僕は相当な時間を想像しますが、案外そんなに長い時間かからないかもしれない。でも多分、2、3年ではないと思われます。(逆に「いや!天変地異が襲って…」とか予断を言い切る事もアリかと思います)浜辺の方もあまり比較できるカットはなかったのですが、キョウが釣をしていた時の浜辺と大分雰囲気が違っているように思えます。
まあ、これはこれで別の論が展開しますけどね。どれだけの“ペイン”を観客に与えられるか?という観点から言えば、やはり“引き返し論”は「ゼーガペイン」において機能されている事は確かだと思います。
それとラスト・シーンに出てくる少女ですが、よくよく考えるとあれがカミナギである保証は何処にもありません。声が似ている(?)というだけでw…「キョウちゃ〜ん」というセリフも出てきません。制服も着ていません。よしんばカミナギでも……という事もあります。まあ、色々な解釈が成り立ちそうですね。ここで多く語るのは止めておきます。

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