#104 Re:スリーピング・ビューティー!!(眠れる獅子) |
<<<親記事] |
> 同感です(笑)しかし同時に“とってつけたような” >この能力が僕の仮説を裏付けているとも思っています(笑) まあ結局、それをはっきり否定する材料もない代わり、そこまで具体的に断定できる材料も見当たらないわけで…ここは、私としてはもうちょっと慎重な態度を取りたい部分です。椎名先生がその辺りの思惑をもう少し明らかにしてくれるといいんですけどね。 おキヌちゃんの蘇生・再登場に当たっての思惑については、23巻の作者コメントで説明してくれることを期待していたんですけどねー。なーんにも触れてなくてすっげーがっかりしました。あれは単行本39冊を買い続けた中で、一番がっかりしたことかもしれません(笑)。 > …で、何でネクロマンサーなんでしょうね?悪霊を >静めるというようなギミックに拘ったのかなあ? うーん、意図はちょっと読み切れませんね。単純に「周囲の雑魚霊を、まとめて撃退できるような能力があると、画面作りにメリハリが出やすい」とかそういったようなことかなあ。それまでの戦闘スタイルは、お札や神通棍、霊波刀などでチマチマ一体づつ退治していくやり方がメインだったので、エミの霊体撃滅波や冥子のバサラみたいな「大量破壊兵器」を調達しようとしたのかもしれません。って、今とっさに思いついた出任せですが。 一応、「サバイバルの館!!」後も引き続き校内武闘大会編で「笛」を活用しようとしている様が観察できますが、でも結局あんまり自然じゃなくて、うまく定着させられなかったですね。 >しかしですね、やっぱりですね、記憶喪失エンドは >あれくらいの間合いだと思いますよ? うーん、だとしたら横島がおキヌの身体を氷の中から解放した、あのクライマックスから手直ししないと。あれほどの悲劇的な状況の中、「必ずまた会って、3人の絆を取り戻してみせる」っていう熱い決意をたった一つの未来への光明として選択する、という描写でしたよね。なので、ひとまずそれを受けるシーンを用意してくれないと、読み手の感情の持って行き場がない! あのクライマックスがある以上、 >記憶を失ってる事に、あんまり強烈に食いつくと >記憶が戻らない“哀しさ”が際立ち過ぎになりますもん。 というなら、いっそのことその「際だった哀しさ」を描いてくれた方が、私としてはすっきりするんですよー。 >あんまり強烈に食いつくと記憶が戻らない事には >終れなくなってしまって、記憶が戻ったら記憶喪失 >エンドにならない(笑) うーん、それはそれで別にいいじゃないですか(笑)。記憶が戻って再び「三人一緒」になってもこれといった不都合があるわけじゃなし。LDさん仰るところの「美神の『対おキヌ用前世ブレーカー』の設置」話は、おキヌが不在でないとしても展開できますよね(前半の「今、そこにある危機!!」はちょっと苦しいかな。でも、後半の「デッド・ゾーン!!」は、それこそ月でもやったように「完全おいてけぼり」が効く話ですし)。 >「サバイバルの館」編は「死亡遊戯」を下地にして >いますが、いわゆるJ・トーナメントで陥り勝ちな >シーケンス/シングル・タスクな展開ではなくパラ >レルな奥行きを持った展開になっていて好きですよ。 うん、美神の反則めいた戦いぶりも(相変わらず)よく描かれているし、1戦1戦がダラダラ長引いてしまってる、というような弊害も別段見られず、構成的にそんなに問題があるようには思えません。 > 問題はペンですが…そんなに荒れてたっけな? >ちょっと記憶にないです。単行本で見る限りは >そんなに崩れてはいないと思いますが…。 私もこれと言って心当たりがないんですが、深沢さん以外にも何人か同じ意見を見かけた(今ちょっと捜し出せませんでしたが)ので、まるっきりの見当外れとも言い切れなくて困惑してます。「あるタイプの人には気になる絵柄が含まれていた」というようなことなんですかねえ。 ※ 以下、完全に余談。 このような「塔突破もの」と「死亡遊戯」という固有名詞との結びつきを初めて見たのは「奇面組」においてでした(笑)。そこでは「『死亡遊戯』とは逆のパターンだが…」というようなセリフだったので、「『死亡遊戯』というのは『主人公側が根拠地で敵を迎え撃つ話』なのか」とずっと思っていました(笑)。 そーじゃなくて、(「リンかけ」の影道編や阿修羅編のように)「主人公側が敵の待ち構えるフロアを次々突破していく」パターンだったんですね(恥ずかしながら「死亡遊戯」は未見です。いや、ちょっと変だな、とは思ったんですよ。どう考えても、そっちじゃないと話が作りづらいはずですし(笑))。ということは「逆」という奇面組のセリフは………そうか、ブルース・リーをパロったキャラが塔の最上階で待ち受ける大ボスになっている、という所を指して「逆」と言ってたわけですね。いやはや。 |
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