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#203 Re:「桃華月憚」儀式のなぞなぞ?
投稿者:LD <2007/11/06 02:29>
<<<親記事]
だ、だめだあ〜〜〜解けない…orz
…というか、こんな解けるかどうかも分からない知恵の輪でなに必死になってるんでしょう?僕…。
と愚痴ったところで、まあまあ、ゆっくり、ぼちぼちと読み解いて行こうかと思います。

■> まずあの「儀式」の構造ですが、龍王様があの場に居る可能性は実は私も低いだろうなぁ、とは思っているのですが…

僕自身の読みは「龍王」は外の力なのではないか?という方向で考えているのですが、ちょっとそれは置いておいて柘榴さんの説を検証しつつ僕の推測も進めてみようと思います。…というかどうにも考えがまとまらないので、単発に思いついた事を走り書きしますね(汗)断片情報から上手いことつなげて行ければ…と思います(汗)

■> では本来の目的とは? 何となくですが…サザンアイズの「人化の法」とかを思い出すのですが、
> あの場の力関係は上記のように三竦みで、儀式はそれを崩し「"龍王"と"石剣"の力を"仮面"にそそぐもの」であったと思うのです。
> それが何かの間違いで「"龍王"と"仮面"の力を"石剣"にそそぐもの」になってしまったと。そして更に女神まで生まれちゃった。

あの儀式が失敗というのは妥当っぽそうですね。三女神はハプニングで生まれたと見るといろいろ少し前進した気がします。
「龍王」はおいておきますが、そうすると、あの古代のヤフツ王が「石仮面」を被り「石剣」を手に持つのが儀式の正しい形だったように思われます。そこから本来の儀式がスタートなのでしょう。というより石仮面を被らないとかつてイサミヒコがそうなったように、そして多分、幼女・桃香がそうなったように破壊衝動だけに支配されて自滅してしまうのかもしれません。
石仮面を被る事ができる人間なら石剣を扱う権利も同時に得る事ができるのだけれども、イサミヒコが石剣で石仮面を割ってしまった事によってその形は永遠に失われてしまった…と考えられるのかも?こう考えると「石仮面」が最後の浄化の儀式において必要とされなかったのか?その理由になるような気がします。あの時はもう石仮面には(多少の不思議な力は残っていても)本来の機能は持ち得ていなかった。かつ石剣を持つために作られた人造人間の桃香にはそれが必要なかった…かな?

■> ジュナ=仮面の力、セイ=石剣の力、フウ=龍王の力

これは何か分かる気がします。というのは石仮面を奉じていた妖魔・三橋が、セイを崇めるのは何か象徴的な形にでも「神器」を揃える引力が働いているから…というか、そういうものを感じたりもしています。あと単純に桃香×桃花にかかる引力というのも考慮に入れて推測されていますよね?w…ただ、やはりフウ=龍王というのがちょっと苦しく思えます。とにかくフウは何でいるのか分からないくらい「空気女神様」なのですが、その不確定さ不象徴性さを考えると、とりあえず三女神は「何か(同属性の)巨大な力が三者に注ぎ込まれた」と考える方が無難に感じます。
ただ、ちょっと女神の属性というか名前の由来としてジュナ(樹)、セイ(清水)、フウ(風雨)というのを考えたりしています。いや、今の所、つながるかどうか分からない捨て情報ですが俎上に上げておきますw

■> セイ始め3人が「自発的に」女神になったようなシーンも#7「闇」に一瞬挿入される

元々、カミツミハラは「結界師」なんかでいう神祐地で3姉妹は神事を行う巫女だったのではないでしょうか?(7話はその神事の記憶)そこへヤフツ王が現れて、神の力を己に取り入れようとした…?
ちょっと思ったんですが、ヤフツ王は元々、真琴のように「龍王」を身体に宿した状態で、カミツミハラに現れたかもしれませんね。この読みだと僕の「龍王」は外の力という説と、柘榴さんの儀式に「龍王の力」は必要という説が並行できるかも。

■> #3の回想で、"儀式"のあと、直接対決でセイに完敗するジュナの理屈

ノーアイデアです。なので柘榴さんの仮面とジュナはリンクしており仮面がかけていたから…という読みがよいのかもしれません。
ただジュナは荒ぶる神で民を苦しめて、セイはジュナに対抗できる神として民の期待を受けていたようです。またセイは妖魔にも人気(笑)があるようです。ここらへんの力関係の経緯は不明ですね。

■> #3・14で雪牙姫様たち?によって石剣が封じられるシーン

ノーアイデアですが石剣を封じるシーンとは限らないかな?と思っています。単に奉じているだけというか、何というか石剣がこの地の浄化に使える事は雪牙姫様をはじめとして多くの人間が気づいていて、ただ、それは3女神が合一する時じゃないと意味がない…という状態だったのではないかと。
なので少なくともセイとフウには出現周期があるという読みが正解に近い気はしています。またジュナにはマナ姫という別名(あるいは本名?)が存在し、桔梗と出会ったときはマナだったようですね。これはジュナがいろいろな依代にとりついて恒常的にカミツミハラに存在し続けた事を意味していると思います。ず〜っとかどうかは分かりませんが、おそらくフウよりもはるかに活動期間は長いと思われます。

■> 余談ですがこの時ジュナに力を貸したのが「空海」であり桔梗さん(with龍王)だったのではないでしょうか?

#5「仏」で桔梗に「龍王を持っていたばかりに」というセリフを確認しました。また最終的に「フウにかくまわれて何百年も眠ったり」したようですね。ここメチャクチャ重要な気がします。
空海は謎なんですが、実は三橋が奉じている石仮面のミイラが気になっていて、あの仮面の服装ってヤフツ王とは違う服なんですよね。…で見ようによっては入道に見えない事もなくって、もしかして、空海ってこいつの事?とか思ったりしています。

まあ、こんな感じで思いつくままに書き散らしましたが、もう少し考察を進めてみて情報をつなげて行ければなあと思っています。
1.石仮面は石剣を振るうための装置?(故に石仮面なしで石剣を扱える桃香には必要ない)
2.桔梗はかつて龍王を宿していたがどのような経緯でそれを失ったか?また失うものなのか?(描写されないだけで今も持っていたり?)
ちょっと感覚としては古の儀式含めて、ここらへんが核心に近い気がしているので、ここらへんから考えてみるかな?
  • Re:「桃華月憚」儀式のなぞなぞ? 投稿者:柘榴 <2007/11/08 23:53>