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#329 お返事ありがとうございます。しつこく考え続けてます(汗)
投稿者:西念 [2009/10/12 04:30]
<<<親記事]
LDさん、お返事ありがとうございました。
神と悪魔が結託して…の件は、まだ10巻を読んでいなかった状態での推測によるものなので、全くのミスリードということで気にしないで下さい(汗)

さて、10巻を再読しますと…P159でヨフィエルが「何も見てないって、何も無かったんだよ」と言い切っていますので、私も天界は無に近い、つまりは神も少なくとも実体は無かったと(信仰上での各自の心の中での存在の有無は別として)考えるのが自然だと思います。そうなると、ミカエルの焦りも、ヨフィエルの一連の言動にも一応の納得がいきます。今のところ、個人的には古道具屋のおじさんの台詞の「実は誰もが寄る辺無い事に(以下略)」が一番核心に近いところに触れているシーンではないかと思いました。ミカエルが躍起になってるくを「神の御名において」倒そうとしたのは、恐らく自身が目を逸らしている事柄(神の不在)を認めたくなくて成そうとしたのでしょう。神を頂点にして自らの行いや存在を絶対視・正当化していた天使たちにとってはまさしく死活問題でしょうから、より地位が上のミカエルが焦るのも無理からぬことかと思います。

この件については、まだまだ検討材料がありそうなので、暫く文献を追いつつ考えて改めてまとめてみようと思ってます。上手くまとまったら、また投稿させていただきますね。よろしくお願いします。

ちなみにペロの件ですが、アスモデウスからずっと辿って根性で(笑)調べてみたところ「ペル=ペオル」という名のアッシリアの神にたどり着きました。なんでも、淫らな行為で崇拝されていた神だそうで…(汗)。この神は旧約聖書では「ペオル」という省略形で登場しています。ペル=ペオルは最終的にベルフェゴールと被るようです。となると作中に「ベル」が2人いることになりますが、ベルは既に登場済みだった上に七つの大罪では「怠惰」をすでに担ってしまっているし、アスモデウスを捻った名前ではすぐに正体がばれてしまう…ということで、あさりさんが意図的にここまで遡って名づけたのかもしれませんね。「ペル=ペオル」がペロの名前のもとなら、かつてるくが「ペル…」と呼び間違えたことにも一応説明がつくと思います。
マモンは…強欲というには今ひとつ善良な存在だった気がしますが、やはり黒猫だった六文の父でしょうね。去る前の1コマで、反転した影の中のひとつにいますから、悪魔の1人であったことは間違いないでしょう。もしかしたら最初の「マ」の字を分解して「三」、「マモン→三モン」みたいな駄洒落っぽい命名の仕方だったりして…(笑)

>少なくともあさり先生の頭の中には一本筋でありそう

これは絶対あると思います。単なる夢オチ話に路線変更したわけじゃないのはほぼ確実だと考えてもいいんじゃないかと思うんですよ、あさりさんの場合は…。ただ、エヴァの影響なのか元々興味がおありだったのかはわかりませんが、あさりさんは宗教にも相当造詣が深いようなので、とにかく元ネタを探すのが大変ですね〜(笑)
謎にたどり着く前に、自身が宗教オタクになってしまいそうな気がしてコワイです(笑)
  • 古新聞 投稿者:Yam <2011/10/06 20:36>