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#16 団体戦は好きです 投稿者:LD [2001/08/29:03:59] |
>「るろ剣」がそうだったのですが“団体戦”体質というか…。 団体戦体質の部分についてもう少しつめて書きます。 「るろうに剣心」の志々雄編の話で、志々雄が切札の“戦艦煉獄”を今まさに出航させようという時に、剣心たちが乗り込んで来て、見事煉獄の大破炎上に成功するというシーンがあって、おお!いよいよここで宿敵志々雄との決戦だな、と僕の心は少なからず盛り上がっていた時がありました。 しかし、完全決着と思われたその場面で志々雄の口から洩れたその言葉は 「団体戦だぁぁあああ!!抜刀斎!!(近似値)」 だったのです。 はれれ〜?な、なんで〜?なぜここで一戦も交えずしきりなおしますか〜? 爆発炎上する“煉獄”で両雄激突なんてパーフェクトなシチュエーションじゃん! タイムアップありのバトルフィールド!どちらかが死ぬ!どちらも助からないかもしれない! 志々雄というキャラの出生(全身大火傷を負って生き延び復讐鬼となった)から考えても燃え盛る煉獄の中で決着をつけることはこれ以上ないくらいの意味があるじゃん! それらを差し置いてなぜ団体戦?そんなに十本刀(敵幹部)を出し切るのが大事なの? 意識せず(意識していないはずはないと思うのだけど)にあのシチュエーションにもって行けたとしたら千歳一遇だっただけに惜し過ぎる。 その2!(笑) 志々雄編が終って縁くんが仕掛けてきた攻撃にも少なからず感動がありました。 おお、“恐車”だ!“恐車”だ!本人には直接手を出さず、関係した人間を襲って精神に負担をかけるという劇画の伝統的(?)戦法! 志々雄編が終ってしまえば「所詮、志々雄なぞ戦闘力5000以下」とか言って来るかと思っていたのに、いいセンついてきたなぁ。あくまで剣心は最強剣士でそれをどう切り崩すかだね、とか思っていたのですが、次の瞬間、縁くんから出てきた言葉は 「団体戦だぁぁあああ!抜刀斎!(近似値)」 は、はれれ〜?な、なんで〜?何で、ここで正々堂々と戦いだす〜?じゃあ今までの“恐車”は何だったの? 正面激突するから強化する必要が生じてしまっていますが、縁はひたすら卑怯で弱っちいだけの、はたいて反省させる子供の方が具合はよいように思うのだけど。…ま、それはいっか。 ってな、話を友人にしたら「担当がそうさせたんでしょう」 と言われた。そうなの?そうかな?ぬ〜ん…。 どんなにレギュラーとして考え抜かれたキャラでも、あるエピソードにおいてどうしてもストーリーと融合の悪いときもあるでしょう。ましてや、ただ並べただけのキャラがストーリーで“回らなく”なることはなおの事で。それらを均等に動かそうなどと考えれば当然、ストーリーは希薄になる。これは「るろ剣」に言ってるわけではなくってね。 …で、件の薫殺傷事件へとつづく訳ですが(笑)この件も言いたい事は山程あるのですけれど、また別の機会に。(←いや、もうこの機会はないな) |