#315 今週の一番はちょっとお休み…かも? 投稿者:LD
[2004/12/15_02:29]
都合により、ちょっとしばらく今週の一番は中止になりそうなんですが、とりあえす各誌の感想を書いておきます。
ジャンプ
「デスノート」相変わらず展開が読めません。「ヒカルの碁」でも、そうだったんですが。これまでの手筋とか定石と違う、物語の組み方をする連載を送り出しているのは、今、ジャンプだけですね。そのうち他紙でも模索を始めると思うのですが、なかなかそれらしきものは見当たりません。
「アイシールド21」逆に、すっごく物語りの組み方が分かりやすいのはこれです。読んでると「そう来たか!」という爽快感があります。簡単なようでこれは難しい。また作画の村田先生の画がすごい走っています!ほとんど一期一会の覚悟で連載してるんじゃないかと思うほど、ペンに生命力が載ってます。刮目!
「武装錬金」この作品は何故、いつも崖っぷちが定位置なんだろう?(笑)
サンデー
「ハヤテのごとく」いや、なんかそれなりに面白いです。脇を固める連載としては申し分なしというか。普通に読んで、普通にちょっと笑って、普通に次の連載に移れる。いい感じのマンガ。
「結界師」「暗号名はBF」が籍を移してしまった今、サンデーで一番気に入ってる連載です。
「道士郎でござる」それを猛追して、もう肩を並べるくらいに来てしまってるのがこっち。思うんだけど、この波乗りのような、流れに身を任せた話の組み方は、富樫先生っぽいのかも。同じ属性の作家かも。でも富樫先生より西森先生の方が真面目です(笑)
「モンキーターン」次号最終回ですが、読みましたか、あの青島さんとのからみの盛り上がらなさ加減!!(笑)なんつーしおれきった展開だ………。この凡テンションを維持し続けたのはある意味すごいと思う。是非、ビックコミックに移って「モンキーターン・シニア」の連載を始めるべきだ!←何か貶してるように見えますが、そうではありません。けっこう好きな連載でした。でもやっぱり、若年で一気に賞金王まで駆け上がってしまうような男の人生はもっと感動的だとも思う(笑)
マガジン
「覇王の剣」マガジンで今、一番注目している作品です。まあ元々「三国志」は好きなんですが、そこから見ても塀内版の劉備、関羽、張飛は新鮮です。まだ曹操とか出てませんし楽しみです。やっぱ「登場人物全員男でも平気!」って奴じゃなないと三国志は描けないのかも知れない。その意味で塀内先生は適任かも。
「哲也」最終回でした。もう随分昔のキャラになってしまいますが印南は好きでした。お疲れ様でした。
「チェンジング・ナウ」他愛もないマンガなんですが、毎週気にして読んでいます。今週の大文字の「俺の年収は皆の笑顔です」は、収入が少なくて住む部屋も見つけられなくてみっともない恥さらしなのに、さらに恥を上塗りするような事を堂々と言う姿に、ちょっと…ほろりと来たりしています。しかしこの作家さん、毎回、キャラの絵が違うんだよなあ…これはもう味として見るか?
チャンピオン
「ドールガン」もう、毎週毎週誉めてるので聞き飽きてるかもしれませんが面白いです。上記の全誌通して、今一番注目しているかな。ノリとセンスがよく、また何の気なしに置いてあるキャラが要所でエッジが利いてる。“濃さ”という意味ではちょっと違うけど、上手くすれば「バロン・ゴング・バトル」くらいまで行けますよ。
「かりんと。」もはや、どういうテーマだったのかも分からない展開になっています。修一くんがいい人(笑)
「ショーバン」「おれはキャプテン」とどっちがよかったかというと「おれはキャプテン」の方なんだけど、そっちは移籍してしまったので週刊で城倉ワールドを楽しもうと思ったらこれだけになってしまいました。タッキーがキャッチャーとして株を上げてるみたいですが、僕としては生島の“泣きべそキャッチャー”をもう少し堪能したかった…。
とりあえずこんな感じですかね。
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