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電視の部屋

アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。


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#347 「涼宮ハルヒの憂鬱」 投稿者:LD [2006/05/08_02:50]
宇宙人や超能力者、未来人との遭遇を求めて涼宮ハルヒは友人のキョンをひっぱり出してSOS団を結成するが、ハルヒは気がついていないが、集まった部員は実は宇宙ロボ、実は未来人、実は超能力者という状態。しかも、揃いも揃って、問題の焦点は涼宮ハルヒにあるとキョンに告げる。


最初の数話録り逃したのですが途中から観たら、今期のアニメは「ひぐらしのなく頃に」が一番かな?と思っていたら、こっちがその上を行った…というのが僕の感想。
「バイオレンスジャック」のオチ?……というよりは藤子F先生の「ぼくは神様」系が、基本構造になっていますね。
とは言っても、それは現状は基礎に過ぎなくって、そうやって集まった潜在的変人達とハルヒの絡みで楽しませる構成になっています。原作を読んでみようかな〜という気にさせてくれました。
作動画のクオリティはかなり高い。どうも第一話がよかったらしいんですけどねえ〜。惜しい事をしました。ま、後でフォローしますが。

#346 「ひぐらしのなく頃に」 投稿者:LD [2006/05/08_02:49]
山奥の寒村・雛見沢に引っ越してきた少年・前原圭一は村の学校に通う美少女たちと仲良くなり、楽しい日々を送っていた。しかし、雛見沢は数年前から謎の連続怪死事件が繰り返されている怪異の一面を持っていた。
その事実を知った時、圭一の日常は少しずつ、今までとは違う変化をして行く。


今期のアニメは「桜蘭高校ホスト部」が一番かな?と思っていたら、こっちがその上を行った…というのが僕の感想。
ただ、どこが面白いかとか書いても、元々のゲームのファンが推薦して来ていた内容と差異のあるものにはならないと思われるので、ちょっと書きづらいですが(汗)
ベッタベタに定型の“萌え”絵のキャラクター、取り立てて作画のクオリティが高いわけではないので、一見凡百のB級アニメに見えるんですが………まあ、何と言うかギャップがいい効果出しています。
ギャルゲー・アニメに迷い込んだと思っていたら、その周りの誰か?か、あるいは全員が連続怪死事件の犯人かもしれないという状況に追い込まれてしまう。これが独特な怖さを出しています。
基本的には「犬神家の一族」で珠世(島田陽子)さん、キレイだなとか、「サイコ」のシャワーシーンとかと同じ構造だとは思うんですけどね。

間違ってマヨネーズに落としてしまったマグロの刺身を食べてみたら上手かった…みたいな?

#345 「桜蘭高校ホスト部」 投稿者:LD [2006/05/08_02:48]
超お金持ち学校の桜蘭学院に奨学特待生として入学した貧乏人出身の藤岡ハルヒは、迷い込んだ“ホスト部”の部室で花瓶を壊し、800万円の借金を背負ってしまう。
借金の形にホスト部で雑用係となったハルヒだが、眼鏡を外し服装を整えたら美形である事が判明し、急遽正式なホストに昇格。
しかし、部長の須王環をはじめホスト部員たちは男だと思って部員にしたハルヒが実は女であった事を知り驚愕する。


第一話の完成度が非常に高い!いや、その後も好調なんですが、第一話でガッチリ軌道に乗せた感じです。
自分が女か男かさえも無頓着で、滅多に取り乱す事がないハルヒの性格と、ハルヒにベタボレの須王環をシャフトにして、ストーリーはほぼキャラの掛け合いで、進んで行きます。
見たところ双子ホスト・常陸院光/馨の二人が面白半分にハルヒにちょっかいを出して、それに環が反応(多くは嫉妬)するというのが、話を進める基本素材になっています。他のキャラもローテオション的にリアクションの機会を得ているのですが、定型の範囲内で、この双子の主張が一番強いという気がします。
しかも第五話で、双子を完全に見分ける事ができるのはハルヒだけ(他の部員はできてないって事?)という設定を与えたので、それは、それはちょっと“強えぇ!”くない?とか思ったり。
まあ、原作がどうなっているかは知りませんが…(汗)

#344 ああっ女神さま 投稿者:ルイ [2006/04/28_02:05]
・・また地上波で貴方の御姿を見る事になろうとは・・

前回ほどではないが、相変わらず原作・藤島絵への思い入れを感じる
キッチリとした作画。
・・なんですが、藤島作品なら「逮捕しちゃうぞ」の方が
まだ脚本に色々含める余地があると思いますよ?
あ、そもそもそういう「○○の方が」の観点に立てるなら
藤島作品なんて、今更アニメ化しませんよね☆

あ、つい毒が。しかし恵まれてますねえ。

#343 「ゾイドジェネシス」最終回 投稿者:LD [2006/04/04_02:04]
LDが今期、最も入れあげていた作品です。そもそも限られたフィールド、限られた人数でスポーツする「ゾイド・バトル」なんていう舵きりに歯軋りしていた僕は、ゾイドが再び「戦争もの」に戻ってくれただけで、飛び上がる程嬉しかったんですが、そのアプローチは初作「ゾイド」以上でした。敵組織の成り立ちや、仲間の対抗勢力を集めて行く過程が丁寧に描かれ、また、また戦には補給が必ず必要であり、弱くてもその補給線を叩くことで、敵を消耗させる事ができる…など、とかく精神論、根性論で語られがちな少年向けアニメで、久しぶりに「知恵と勇気」を語ってくれた作品になったと思います。何も考えずに出たとこ勝負にでるのは「根性」であはるけれど「勇気」ではないんだよね。勇気とは目的のためにそれを実行できる胆力を言うのであって、常に知恵(判断力)と連動するものだ、と。それらの事を主人公のルージくんは、自然と学んで行き、そして実行に変えて行ったと思います。

……まあ、それくらい入れあげて観ていたので、最終回あたりはけっこう不満がありまして(汗)たとえば敵将ジーンの最大の切り札であったバイオ・ラプター・グイの大部隊、それこそ地上空母まで用意した虎の子が、最終決戦の場からは追い出されてしまった事。ジーンの威光は失墜し複雑なメンテナンスを必要とするグイ部隊は使えなくなってしまった、という理由が付けられていましたが、どう考えても彼の愛機“バイオ・ティラノ”よりも、強力な戦隊であったと思うので、かなり残念です。それこそ「グイ部隊との決着をつけないで討伐軍の完全勝利と言えるのか?」とw まあ「戦争もの」として誉めている状態で矛盾したもの言いかもしれませんが、ここは一つの伝説として、しっかり何かしらの決着をつけて欲しかったと思います。

それと、これは本当に「ゾイドジェネシス」を気に入っていたから言うのですが、それこそディガルド武国とジーンを追い詰める過程までに、いくつかの戦役をこなして欲しかった……端的に言えばガンダムにある「ソロモン戦」とか「ア・バオア・クー戦」とかを経て首都ディグ(あるいは決戦の地)に辿り着く過程を描いて欲しかったと思っています。ものすごく気に入っているから、そう期待してしまったんですよ(汗)
最終的に「トラフ攻城戦」が一番、個人的にも、戦略戦術的にも、一番盛り上がっていたところで、その後は“ソラノヒト”との交渉を経て、成り行き的に何処とも知れぬ最終決戦場へ導かれてしまったんで、そこも出来れば………たとえばジーンの本体が、ある場所への攻撃のために進軍しているの情報を得て奇襲をかけるとか(桶狭間の戦いみたいな!)そんな流れに何とかできなかったかなあ…とは思ってしまいますね。まあ、僕の希望をそのまま叶えてしまうと、とても50話で入りきる話にならなかったでしょうが。

まあ、そは言っても最後にルージが昔はゾイドを操れずに悔しい思いをしていた事、そしてその思いに応えてくれたのがムラサメライガーだった事、という旅の始まりに収束してまた再びムラサメライガーがルージに応えて復活してくれるシーンは感動的でしたし、いい作品を観る事ができたと感謝しております。あと、全般的に“安い”作動画だったのですが、その中でも作画面ではすごくがんばっている人たちが居て(沼田誠也さんの名前は覚えておきたいところ)後半ガンガン安いなりに良くなって行きましたね。こういうもの凄く好感というか「良いな!」って気にさせてくれました。タカラトミーさんには、また再びゾイドに手をつけて欲しいです。ゾイドの魅力を引き出せるのは間違いなく「戦争もの」なのでそこは間違えないようにしてw

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