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電視の部屋

アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。


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#377 仮面ライダーカブト31話 投稿者:GiGi [2006/09/03_13:37]
夏休みコメディ強化月間も終わっていよいよ物語が動き始めましたね。オープニングの意味が明かされる怒涛の展開はなかなかのものがありました。ソサードでワンクッション置いているのも上手い。なんにせよもう後戻りできません。あと20話弱、突っ走っちゃってください。

#376 ゼーガペイン entanglement22 ジフェイタス 投稿者:ルイ [2006/09/02_02:00]
人類とガルズオルムの存亡を賭けた戦いは、望むと望まざるとに関わらずこの24時間で決定する事となった。人類がその存在を取り戻すか、地球全土を「今の」人類がどうにもできない、デフテラ領域で覆いつくすか。ガルズオルムの作戦拠点=北極に向け、人類は全軍総動員で作戦「プロジェクト・リザレクション」を発動するのだった。

ゼーガペインは基本、シナリオの開示を毎回続けながら毎回、EDテーマ「リトル・グッバイ」に「落とす」という手法が取られ続けていました。あの曲の歌詞・テンションに気持ちいいほど上手に繋がる作品であり、それは同時に視聴者の意識をある程度縛っていました(無意識のうちに)。全体のABパート構成を、覚悟し(予期し)ながら観てしまう、といえましょうか。


ところが今回、何やら切迫感と緊張感の中、ガンガンガンと燃える展開が続くのです。AパートでBパートに至る「動の前の静」を正調で描く時点で「あれ?」と思い、時Bパートに至り、ゼーガ愛好者は皆思った事と思います。「うおおお!?やっぱりリトルグッバイに繋がらないんじゃねえ!?」・・と(笑)。それでも順調?にいつも通り「リトルグッバイ」に繋がるとしたら、この話もラスト数分で「落ちる」という事になるワケですが、この話の熱量にはあまり相応しくない「いつもどおり」だと感じつつみておりました。

・・ら、バッチリEDを別の歌で構成してきましたね!少しアップテンポのリズムが聞こえてきた瞬間、僕の心もビートと共に跳ね「わかってらっしゃるスタッフさん!」と心の中で喝采をあげたものです。画面にはミナト役の井上さんの可愛くお上手な絵が・・なんだこれ?(笑)まあここは曲を変えた、その判断が全てでしょう。

声優さんの芝居(特にキョウとミナト副指令の貢献度が限りなく高い回でした)、アクション面のアニメ・・総合的に優れた、いい回でした。Aパートの人物作画にちょっと甘い所が?なんて、些事です些事。後半のアクションを見るべし!ま、まるでこれじゃあ・・「ゼーガペイン」がロボットアニメみたいじゃん!(実際そうだよ)


そして、妙に魅力的な他艦のエースコンビ(?)「トガ」と「メイヴェル」とも邂逅。生命力に優れ、速攻でキャラが立っている様から「タダモンジャネエ」とは思いましたが、調べてみると、トガはXBOX用ゲーム「ゼーガペインXOR」の主役であると判明。なんとメディアミックス(死語)の主役タッグだったのです。道理であの熱気、納得。しかしゲーム版を知らぬ自分にも「魅力的なキャラだな」と感じさせられたのだから、大したものです。とにかく全体の構成自体が毎回「溜めに溜める」ものだっただけに、いざ前にエネルギーを出した時の威力は見事でした。いい2クールアニメってのは、なんとなく最終話のちょっと前に名エピソードが生まれる印象がありますね。ここで覚悟決めて、26話に行くんでしょうか(笑)。


・・ていうか、南央美スキーとしては、メイヴェルがいるってだけでゼーガXOR欲しくなっちゃったじゃないorz

#375 仮面ライダーカブト 30話 投稿者:ルイ [2006/09/01_00:50]
・・ネタバレタグを駆使するほどのあらすじでもないので(笑)
まあ、白黒包丁・料理対決編でした。

ウルトラマンと仮面ライダー、単純に比較すべきではないけれど、印象としては、最近ではウルトラマンの方が「バトルありき」な印象を受けます。大前提に戦いがあり、そこにドラマを集約させるなりして、意味や重みを持たせようという、正当な逆算の手法ですね。・・一方でこのカブト、何かもう、戦いがノルマになってきてませんか(笑)?最近苦し紛れに戦いを挟むケースが増え、スタッフの「やりたい事」との狭間で苦しんでるなバトル、としか思えなくなってきています。

まあそう言ってしまうと、ウルトラマン(ネクサス)の方が正しいのか?といった話になってしまいそうですけど、そうではなくて・・バトルに情熱を感じないだけで、全体としてはスタッフが楽しそうなのは仮面ライダー(カブト)なんですよね。とりあえず良い子は「話にはついていけないが、なんか楽しい」んではないかと(笑)。

#374 彩雲国物語 投稿者:ルイ [2006/08/25_01:02]
NHKが腐女子向けアニメに進出しました!!・・・などと言いながら、かなり楽しみに観ている僕、男(笑)。いや女性ファンは不憫ですよね「腐」なんて、自虐込みとはいえ。男向けのアニメにどれだけ歪な設定のアニメが多いのか考えるに、男性アニメファンの中に「これら」をバカにする&そちら向けというだけでシャットアウトする人が結構いるのは理解でき・・いや、理解はできるんですが、惜しまれる。自分のフリみて相手のフリ認めましょうよ(笑)。って脱線。

基本的な作りは、「なんて素敵にジャパネスク」。「ここではないどこか、今ではないいつか。ある一人の女性を中心に織り成す政治や恋の物語」という、少女漫画の一つの王道、しっかりとした「型」に属する作品だと思います。最近BSで1話から、毎夜4話ごと?再放送していたのですが、毎日夜中までワクワクニヤニヤしながら観てしまいました。すっかりお気に入りアニメの仲間入りです。

彩鮮やかな画面、実力のある声優たちの、個人情報切り売りではない「演技」を堪能できるだけでも楽しいのですが、なんといってもヒロインが良いです。僕は基本的に、受身の主人公はあまり好きではなくて。己の生命力で物語を引っ張る、もしくは受身であっても「こいつなら(例えば)ハーレム構造も当然だな」と思わせる、行動or内側から滲み出る納得力を有している事を求めます。その点、ヒロインの「紅 秀麗」(cv桑島法子)は、強く、賢く、媚びず。周りを惚れさせるオーラに満ち満ちています。しかも男女として惚れるという以前に、人間として相手が惚れてしまう、という人間力の持ち主。この作品が変にベタベタした少女漫画臭をもたないのは、第一に秀麗のパーソナリティに拠るでしょう。それとある意味イコールなのですが、対する男たちが愛らしい・・いや、僕は女好きですけどね(笑)?こういう逆ハーレム構造の少女漫画というと、基本は妙に物知りで訳知りで余裕に溢れた男たちが、とりえがないけど何故か中心にいる女性相手に「がんばるがいいさ、おチビちゃん(古!)」・・とかなんとか言いながら、応援手助け、時に誘惑してみたりするのが常、というか圧倒的多数という印象でした。が、本作は前述のとおり、ヒロイン秀麗が人間として「強い」ため、そういった女性の願望具現化!という風な、変に偏った視点に陥らずに済んでいます。そのお陰か、各キャラがフッツーに、魅力的ですね。僕、秀麗主人公のボーイズゲーならやりたいですもん(笑)。

最後に平原綾香の歌うOPも作品の質を高めるような高貴さを醸し出しており、とにかく、単にボーイズというだけで見逃して欲しくない作品です。キャラクターが生きている作品というのは、観ていて気持ちいいですから。

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