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電視の部屋

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#422 コードギアス第22話によせて 投稿者:GiGi [2007/03/27_08:59]
私は、コードギアスの主人公ルルーシュが大好きです。それは、この反逆を志した少年、幼さから来る無謀さ、生来の優しい気質ゆえの甘さに、とても人間的な親しみを覚えるからなんですね。

一方で、いつまでたっても甘さを捨て切れないルルーシュが…その矛盾ゆえにいつか大きな災厄を生むであろう事は予見されていた事ではあるのですが…。

ルルーシュは、倒すべき相手の命を奪う事に納得するため、自らの命を掛け金に差し出したんですね。それで、ゲームはフェアになると思っていた…。しかし、現れた現実は、自らの命ではなく、少年の周りの、無辜の人々を死に追いやったわけで…。

果たして、私の。みんなの愛したルルーシュの選択は、間違っていたのでしょうか。あるいはシュナイゼルのように、目的の為には少数の犠牲は仕方がないと割り切るべきだったのでしょうか?答えは…でません。というよりも、ルルーシュのその”あたたか味”を否定したくないんですよね…。

ブリタニアの国是は、皇帝の言葉に象徴されるように、まさに、そういった「人として好ましい弱さ」を否定するものなんですよね。もしもルルーシュが己の甘さを呪い、修羅の道を選んだとするならば、それはブリタニアに屈したのと同じことになってしまう…。

…ルルーシュの本来の目的はブリタニアに反抗することではなく、―自分と、ナナリーと、スザクが平穏に暮らせる場所を作ること―だったんですよね…。でも、その未来は、修羅道の先には存在しないんですよ…。私は、ルルーシュはこれからも甘ちゃんのルルでいて欲しい。それが、正しい道だと信じています…。

では、誰がルルーシュが修羅の道を行く事を止めることが出来るのか…。それは、もはやスザク以外には考えられませんよね。あるいは、スザクやナナリーを含めた、アッシュフォード学園の面々ということになるのかもしれませんが…。

あまりにも甘甘な希望的観測でアレなんですけれどもね。これが、今の偽らざる正直な気持ちです。仮に、より厳しい展開が待っていても、それはそれとして受け入れる覚悟は…しているつもりですが…。

#421 ダメ男ヒーロー花盛り(ライオン丸G) (#414) 投稿者:ロヒキア [2007/03/23_15:38]
その中でも獅子丸は特にダメでしたねェ〜(苦笑)同じく“傷天”ベースのチンピラヒーローでも、『仮面ライダーカブト』の“地獄の兄弟”はサブキャラ故に本筋に絡まず上手くいった例かも。そして“傷天”のショーケンがそれ以前に演じた『股旅』の渡世人の役どころは、同じ市川昆監督の渡世人もの『木枯らし紋次郎』のヒロイズムと比較するとひたすら情けなく、獅子丸と被る細さがあるのです。しかし獅子丸は生き方的なヴィジョンや憧景が薄く、共感を持たせつつ感情移入拒否な部分が個性でもあるよな、等と番組が終わってから思ったものです。

#420 Re:王とは何か (#419) 投稿者:GiGi [2007/03/22_04:21]
さて、ここでルルきゅんラブのGiGiが通りますよw。

私は劉備より曹操、家康より信長、アベよりコイズミ(ぉな根っからの覇王好きなんですけれども、王とは何か、スザクの持つ王の資質とは何かというのを理解するのはルルーシュが何故にこんなに狂おしいほど愛しいかを理解するためにも良いことだと思いますねw。

その前に覇王の話をしましょう。何故彼らはあんなにも美しく、胸を打つのか、それは「彼らの願いは叶わない」からなんですよね。覇道というのは、自らの意志の力で、世界を望む姿に作り変えてしまおうという道なんですよね。だけど、それは成功することはまずない。世界というのは一人の人間が相手をするにはあまりに広大で複雑で無常なる存在だからです。だからこそ、そんな世界に対し果敢にも宣戦布告し、傷つき擦り切れボロボロになって、最後には自らの命を失うことになると分かっていても、ひたすら前に進む姿に萌えるわけですw。

さて、スザクくんですが、ほんっとうに嫌になるくらい、王道の男なんですよねぇw。スザクくん本人の言動もそうなんですが、本人の与り知らぬところで勝手に恭順派イレブンのシンボルになってたり、軍の中にもスザクに好印象を抱くものが増えていたりと、まったく王になる男ってのはこれだから!とか思っちゃいますねw。

ルルなんて、黒の騎士団を世間に認められる為に変な仮面被ってコソドロの真似事したり電通マンマスコミの人間を引っ張ってきて宣伝工作したりしてようやっとここまで来たのにお姫様の一言でアッサリと目論見が瓦解したりとマジ涙もんっすよ(泣)まあ、そんなことでわれらがルルきゅんは挫けないけどね!(いや、かなり挫けそうだったけどさw)

LDさんは世界は覇道が覆っていると言いますが、実際のところ、勝つのはいつの世も王道を往くものだったりするんですよねぇw。覇と王は理想と現実と読み替えてもいいかもしれない。王とは、覇と言う破壊者に抗するために世界が生み出した影のような存在、というと言いすぎですか?w

#19キュウシュウの「ゼロ、お前の願いは叶わない」が頭の中でリフレインします。きっとそれは世界の真実なんでしょう。だけれども、いや、だからこそ!ルルーシュのその生き様は輝いているんですね。それプラス、お茶目なところも最高なんですけどねw

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