アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。
#540安藤真裕監督作品「ストレンヂア」の結晶点(「CANAAN」放映記念)
投稿者:LD [2009/07/10 05:23]
| 祥庵「そうじゃ……その通りじゃ、あんたの言うとおり、私はあの子を見捨てた。奴らに脅されて…己の命が惜しくて…あの子を見捨てた。…しかしな、私の立場にいたら、あんただって同じ事をするに決まっておる!!」 主人公の“名無し”が、少年を見殺しにしたこの坊主の言い訳にショックを受けるのは、彼が決っしてヒーローではないから。…「ストレンヂア」(2007年制作)は安藤真裕監督の初監督作品(だよね?)。戦国の時代に、何故か封印した刀を持った浪人が、少年と出会い。そして助け出す。それだけの物語です。 見所はアクション…と言うべきだと思います。チャンバラ活劇を目指して作られたこの映画は、冒頭からすごいアクションの連続で、日本の手描きアニメーション(作動画)のすごさ…というか凄まじさを見せつけてくれます。特にラストバトル、当代屈指のアニメーター・中村豊さんによる、羅狼と名無しの決闘は、まばたきせずに観て欲しい!! とりあえず【中村豊作画AMV】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5564279 …でも、本題はそこじゃなくって(´・ω・`) この「ストレンヂア」、(アニメーションとしての)アクションを魅せる事を主旨から出発した作品である事は間違いないと思うのですが、アクションを本当に良く魅せる為、感じ入らせるその為に、ストーリーや演出は、極めてシンプルに作られていて、研ぎ澄まされた美しさを持った物語になっています。アクション主体という言い方をしましたが、実際は画の総てを見せるもので、キャラクターの細かい仕草や表情、画面総べてが情報の固まりで、観れば観るほどこちらを引き込んで行きます。 上に挙げた祥庵(声:竹中直人)のセリフも、セリフ自体の重要性はそれほどでもなくって、少年を助けたいと思いながらも、結局、自分の置かれた状況に屈して見捨ててしまった男の、哀しみと、怒りと、後悔と、自己保身の卑屈さと、邪(よこしま)さが入り交じった表情の変化こそが“観るべきところ”で、それが名無しの心に反射されます。…そういった視点から言えば全編が見所なんですよね。 画で見せるから、その分、余計な説明やセリフは削ぎ落としてしまう…。そこが美しくもあり、その分、分かりにくい際のようなものがあって、ある意味不親切な作品と言えるかも。…いやいや、そうじゃないな。プロットは極めて単純でありヒネリも特にない。故に“分からない”なんて事はありません。しかし、その画面の一つ一つに込められた意味を“知ろう”と思えば、刮目を強いられ「送り手」と「受け手」の真剣勝負のようになってくるのですね。…まあ、(おたくにとっては)作品は何でも真剣勝負とか言えば、そうなんですが(汗)シンプルなプロットの分かりやすい世界から一歩踏み出すと、かなり「読み」の深い世界が待っているという感じなんです。 印象に残る者として上げておきたいのは重郎太という若い侍がいて、度胸も野心もあってなかなかいい男なんですが、自分の野心を口にした後、あっという間に戦死してしまうんですね。いや、見てもらえば分かるんですが、なかなか切れ者っぽいキャラクターでそう簡単に死にそうにないんですが……でも、戦いが始まれば“簡単に”死んでしまう。スパンと飛んできた斧で声もなく即死してしまうんですね。けっこう目立っていた“分かりやすい”方のキャラなので、象徴的なんですがそれが「ストレンヂア」の描く世界です。 そうやって、これまで述べたように画面の端々に情報を込め、積み上げて来たキャラクターたちが、一度、戦いがはじまると、次々に倒れて行く、別れの言葉もなく、言い訳もなく、次々に死んでいってしまう。“分かる”レベルなら、それはただのアクション。でも、“知ろう”と思って「読んで」ゆけば、あっという間の死の重みはまるで違うものになってくる。 その血風の中を名無しが走る。多くの者達の使命も、野心も呑み込んで次々に人が死んで行く中で、たった一人の少年の生命を救うために名無しが走る。……名無しってのは、多分、刃が見れなくなっちゃったんですよ。刀無しでは生きられない男が刃を見ることができなくなってしまった。だから、刀を封印して抜けないようにした。最初はいざとなったらすぐ抜くつもりだったのかもしれないけど、長くぬかない(抜くほどのピンチが無い)内にそれはいつしか“誓い”になってしまった。僕はそう「読んで」います。 その名無しが刀を抜く瞬間!!そこがこの作品の「結晶点」とも言うべき瞬間で、封印も!少年との出会いも!血風も!総てこの瞬間のために積み上げられているんですよね。そして当然、一刀両断してくれるんです!! 単純ながら奥が深い脚本を元にこれぞ作画!これぞ演出!と組み上げられた、名作と言ってよい映画じゃないかと思っています。機会があったら是非、一度、観てみて下さい。
| |
#539{脚本チェック}「イナズマイレブン」エースストライカーは誰だ!?
投稿者:LD [2009/06/10 23:37]
| 染岡「どんなにスピードがあろうと、こんな自分勝手な奴と一緒にやれるか!無理なんだよ!こいつに豪炎寺の代わりなんて!!」 【公式HP】http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/inazuma/ 第33話 エースストライカーは誰だ!? 脚本:冨岡淳広 絵コンテ:飯田崇 演出:吉本毅 作画監督:小出多恵子、奥野浩行 総作画監督:井上ユウ子 第34話 衝撃!エイリア学園!! 脚本:稲荷明比古 絵コンテ:志村錠児 演出:新田典生 作画監督:横山隆 総作画監督:池田裕治 新しい仲間・吹雪を加えて特訓に挑む33話、侵略者エイリア学園と三度目の対決をする34話がよかったですね。“特訓編”にあたる33話をシリーズ構成の冨岡先生が書いているのですが、通常「溜め」の部分にあたる“特訓編”の方がエキサイティング……というと言い過ぎですが、染岡、風丸を中心にメンバーそれぞれに行き届いた視線があり、“決戦編”のいいシーンの盛り上がりは、ここで決めているという感じで…。正に“弓を引き絞る姿勢で的中は決まる”という感があります。 まあ、中でも染岡はよかったwまず、上のセリフなんですけど、最初、豪炎寺が加入する事にも反発していた染岡がこのセリフを言うだけでも、ぐっと来るんですよね。なんというかチームメイト意識の強い奴で「俺はこいつらと勝利を分かち合いたいんだ!」って想いが強くて、豪炎寺が抜けた事から中々気持ちの切り替えができないでいる。 で、吹雪の加入で吹雪のキャラ(二重人格なんですけど)が紹介される。→染岡が反発する。→風丸が吹雪のスピードを身に付けようとして染岡の反発を逸らす。→円堂はそれを見渡していて後で風丸に礼を言う。→という具合にキャラ積みを連鎖させて行く構成になっています。ここらへん、淀みがなくて、ストーリーラインがかなりキレイな流れなんですね。また、そこで立返って吹雪に負けたくないからこそ吹雪の提案する特訓を早朝からはじめる染岡、また吹雪の秘密のようなものを挿入する。“必殺技もの”…の良いところというのか、必殺技という「ギミック」を軸にしてメンバー全員のキャラが立っているので、この間、それぞれのキャラにそれぞれのキャラらしいセリフとアクションが入っているのですが、セリフまわしキャラの挿入に無理がない。 そしてルイさんも言っていましたが、このタイミングで風丸の口から神のアクア(ゼウス中が使っていた超人的能力を発揮させる飲み薬…つまりドーピング)の言及がある所まで素晴らしいですね。これだけ色々詰めて、最後に染岡vs吹雪のストライカー対決、そしてヒキのエイリア学園降臨までを描いている。この回の本来的な目的は吹雪のキャラを積む事なんですが、そこは一回逸らして、染岡と風丸のキャラを積み上げる…そして、積み上がる彼らに認められ、認める形で吹雪のキャラが組み上がるという…流して観ると何気ない“特訓編”なのに、カットカットですごい情報量があり、非常に贅沢な、見応えのある一話になっています。 …あと、特訓と言っても生死をかけるような無茶なレベルアップ狙いのものではなくって、楽しむ、食事に気を使う、といった真っ当な成長を狙った練習法が、中学生スポーツものとしてはいい感じじゃないかと思います。 そして“決戦編”の34話、ここで吹雪をDF一本に絞らせる監督の謎の作戦……ここで、染岡が不満そうに舌打ちするのがいいんですけどwまあ、とにかくその謎の作戦と、次第に追い詰められて“必殺技”を出すようになってくるエイリア学園イレブン。塔子のザ・タワー、壁山のザ・ウォール、そして円堂のマジン・ザ・ハンドの三段構えで守る雷門DF。そして吹雪の特訓でさらなるスピードを身に付けて中盤を作ってみせる風丸に、“特訓編”では特に目立ってはいなかったけど、しっかり成長を遂げてサポートする一ノ瀬!!…さすがだ!一ノ瀬!だてに“凄い半田”とは呼ばれてないぜ!(`・ω・´)そして、染岡が吹雪のパスを受けて同点ゴールを決め、吹雪が染岡のパスを受けて決勝ゴールを決めるという構成ですね。…やはり、ここらへん“特訓編”がかなり利いているせいか、実は、一番印象に残るのは、勝利した後のイレブンそれぞれの喜び方のシーンなんですけどねwそして最後には影山の脱走シーンを滑り込ませるという気の利き方wまあ、キャラが多い作品にも関わらず、それぞれのシーンでそれぞれの見せ場があり、それがガチッ!っと歯車の運動のように決まっている。スリルとアクションが映えた“帝国学園戦”の2話とは対象的ではありますが、キャラの演出が行き届いた相当良い2話になっています。
| |
#538{作品チェック}「ライブオン!カードライバー翔」描かれた名勝負
投稿者:LD [2009/05/18 01:01]
| アイ 「信じられない…リアクションでライブされるドラゴンなんて…」 ジョージ加藤 「この世界の強いモンスターは発見しつくされた。さらに強いモンスターを手に入れるにはより優秀なクリエイト・モンスターによって造り出すしかない…」 LIVE 28「震撼!漆黒のドラゴン!!」 脚本:山田健一 絵コンテ:米田光宏 演出:神原敏昭 作画監督:稲田真樹 LIVE 29「激闘!勝利の行方!!」 脚本:江夏由結 絵コンテ:辻初樹 演出:山崎友正 作画監督:池田志乃 「カードライバー翔」の中部大会の決勝に当たる28話、29話が素晴らしかった。以前、翔(かける)がコテンパンに敗れたジョージ加藤とクリエイト・モンスターのペダルの因縁を賭けた勝負をするんですけど、これまで「カードライバー翔」を見続けてきたファンには溜まらないバトルになっています。この回の一番のポイントは、全べてのターンを省略せずにカードバトルをやっている事です。僕はカードバトルアニメを全てチェックしているワケではないので、他にもここに“到達”した作品はあるかもしれないですけど、ともかくこれは「カードライバー翔」の一つの到達点と言えると思います。 たとえて言うなら、将棋や囲碁アニメで全ての棋譜を描く、あるいは麻雀アニメで全ての牌譜を描く(こっちの方が近いですね)と言えばその凄さは分かってもらえるでしょうか? それを人に知られていないオリジナル・ゲームを使って2クールかけて設定やルールを理解させて描き切る所まで行ったワケです。(運要素が極少な頭脳ゲームである囲碁や将棋ではなく、カードゲームだからこそできた面もあります)実際に僕は、毎ターン、彼らが何をしているのか理解し、正に固唾を飲んで観戦していましたし、ドロー(札引き)以外何もしない(何もできない)ターンであっても、その一瞬一ターンの「溜め」に緊張感を感じていたんですね。これはただ単に全ターン描けばできる事ではなくって、ドラマチックな試合となるように全てを仕組んではじめてできる事でもあります。 そして対戦者ジョージ加藤の、最強の敵として省略のない描き方は圧巻でした。最終的にジョージは切り札モンスターをこれでもかというくらいコンプリートさせて布陣します。「ドラゴン・ヴォルカニック」、「グラファイト・ゴースト」、「導魔神官デソレッド」そしてだめ押しのように呼び出した「紫煙ドラゴン」、これらは今まで「カードライバー翔」を観てきた人にとっては、一体一体が勝負を決める力を持ったモンスターである事が分かるんですね。その為「絶対に勝てそうもない」という無言の圧力がかかる圧倒的描写になっている。 しかし、同時にジョージ加藤が、このカードを“神か悪魔かのような強運”で引き当てたワケではない事も描写されています。それは正にターンを省略していないからこそ分かる。最初、ジョージのチームは、あまり強いカードを引き当てておらず、むしろ翔・アイのチームが“デッキの回り”が噛み合っている状態で圧されてしまっているんです。凌いでいる…という状態だったと言えます。そこへ「大冥界の理」という場にあるモンスター敵味方関係なく一度捨て札にする大仕掛けカードを、引き当てて、ここで一旦仕切り直しにしている。ここから数ターン後(これも重要)にジョージの反撃が始まるんですが、どういう事かと言うと、ジョージは確かにやたら強いカードを使うカードライバーなんですが、単にそれだけのプレイヤーではなくって、カードの出が悪い時もきっちり凌ぐ能力を持っている事が表現されているんですね。そして「ライブオン」性質上と言ってもいいんですが、デッキ(山札)の最初の出が悪ければ、後にいいカードが固まっているのは必然なんです。 また「大冥界の理」を使われて、まだ体制が整っていない翔・アイチームに対して“リアクション”(※山札からの捨て札になる事によって使えるカード…リカバリーと言った方がよさそうだけど…まあ、とにかく相手の攻撃が“裏目”になるように設定されたカード)によってライブ(召喚)できる〜アイちゃんを「信じられない…」と言わしめる反則カード(でも市販されている)〜「ドラゴン・ヴォルカニック」をライブ(召喚)して、そこからあっという間に切り札モンスターを布陣してしまう。(ライブオンは召喚したモンスターの数や強さに比例して強い技やモンスターが呼べるようになる)…ここらへんの経緯を省略せずに描く事によって顕われる〜省略せずに描けば必然的に顕われるって事じゃなくて、省略せずに描いているのにその強さが失われていないからこそ際立つ〜ジョージ加藤の“本物の強さ”が凄いんです! 翔「ブラッシュ。ありがとう…あとはまかせて!!」 反撃のきっかけを作ったのは翔(かける)に与えられていた、反則カード「ドラゴン・ブラッシュ」でした。ただし、その1枚の強力カードが勝負を決めるのではない。ジョージ加藤も、翔も反則的強力カード(でもどちらも市販されている)を互いに一回ずつ使ったワケですが、あくまで戦術(タクティクス)な中での一つのポイントに徹して描かれています。実際に、ブラッシュが活躍したのは「ドラゴン・ヴォルカニック」を倒す1ターンだけなんですよね。強いモンスターを集める事にこだわるジョージ加藤も、「ドラゴン・ヴォルカニック」が倒される可能性は折込み済みであり、動じる事無く「ドラゴン・ヴォルカニック」と決着直後で弱っている「ドラゴン・ブラッシュ」をねらい撃ちして、コイツが暴れ回るのを1ターンのみに押えている。(そこに痺れるあこがれry)片や翔の方も、モンスター大好き少年として描かれているのですが、“そこ”を取り違えた動揺はしない、ブラッシュが捨て札となっても、力強く「ブラッシュ。ありがとう…あとはまかせて!!」と言えるプレイヤーなんです。 アイ「翔…あたしのこと信じてる?」 翔「うん!もちろん!」 アイ「そうね……きっと、このドローであのカードがくるわ!」 先にジョージ加藤が翔とアイの攻撃を凌ぎ切って“カードの偏り”を手に入れたように、ジョージ加藤の最強布陣を凌いだ翔とアイには、“残りカードの計算”が待っていました。それがこのセリフです。 カードゲーム「ライブオン」は、プレイヤーを攻撃する事によってその山札から規定の枚数のカードを捨てさせ(バーストと言う)、ドロー含めてその枚数がゼロになると負けというゲームなんですが、リアクション含めて、何がバーストしたかを確認しながら戦って行きます。これがカードゲームの仕組みとしても、ドラマ作りとしても(?)非常に上手くって、それはつまり終盤では“残りカードの計算”が生まれるって事なんです。(※他のカードゲームは山札ゼロ以外の決着条件もあり、大抵、山札は多く残って決着するので、このギリギリの計算には到らない事が多い) この時、アイの山札の残り枚数は5枚。そこから1枚“あのカード”を引くというのは、何十枚と残っている山札から、それを引いてくる神頼みとはワケが違う…と思います。これまでの戦いを凌いできたから証の残り5枚だからこそ、きっとここで切り札を引いてくる…と、くどいようですが、これまでの経緯を省略せずに描いて来る事によって、僕は「そりゃここは引くだろう!」と思えるんですよね。だから、そのドローは自分を信じるドローに昇華されているんだと思います。。 そしてライブチェンジで「コウソクファルコン」(=アイ)、「タテガミウルフ」(=翔)となって最後の攻撃。ジョージ加藤(「グラファイト・ゴースト」にチェンジしている)がディフェンスとして用意した2体のモンスターの内、「ロクロックビ」は「コウソクファルコン」が特殊能力でBラインに戻し、もう一方の「紫煙ドラゴン」は「コウソクファルコン」が当たって(後に「導魔神官デソレッド」がいるし負け確定)、バースト2を持つ「タテガミウルフ」が「グラファイト・ゴースト」に一撃を加えて勝利します。(バースト2を持っているからアイが翔に譲るというのもキレイだ) …まあ、運良く切り札のカードがバーストしなかったという話も出るかと思うんですが、切り札カードがバーストしなかったのはジョージ加藤も同じですし。また、反則的な強力カードもジョージ加藤と翔に1枚ずつ割り当てられている。非常にフェアな状態の中で互いのプレイヤーの“凄さ”と“がんばり”が表現されていたと思います。 また、ターン省略せずに描いた事を繰り返し誉めていますが、同時にこれが少しでも省略をしてしまったら出来ない事というワケでもありません。「作り手」の演出次第で、その凄みの実感や、自分を信じるドローの実感はいくらでもビルドして行くことができるでしょう。でも、それでも、カードゲームを題材にストーリー化する作品において“あたかも本物のプレイを観戦しているかのように”観てみたい、描いてみたい。というのは「受け手」にも「作り手」にも存在する願望の一つだとは思うんです。それを見事にやり切ってくれた「ライブオン カードライバー翔」はもっと評価されていい作品じゃないかと思います。
| |
#537{作品チェック}{ガンダム00}最終回チャット
投稿者:LD [2009/04/27 03:19]
【「ガンダム00」チャット ソレスタル・ビーングの征く道】 | http://www.tsphinx.net/manken/dens/dens0090.html#529 ■2009年03月29日 ■(最終回視聴中…コメント混線しています) LD >> よしよし、コーラw ルイ >> 大佐ぁーは式でも敬語ですか・・orz LD >> 准将!メガネはとろうよw ルイ >> 聖地巡礼の旅? LD >> ふむ。やっぱり、ソーマの話がかなりテクニカルだなあ…。 ルイ >> なまはげ宣言ですね。 LD >> さあって、スーパーロボット大戦でどういう扱いを受けるかなあ?w>「ガンダム00」 ルイ >> 一時的協力という形かとw>00inスパロボ LD >> いや、「SEED」がボロクソに言われていたから…w>「スパロボ」 ルイ >> ああ、そういうのは知らないんですけど>ボロクソ CBはスジは通したんじゃないかな?随分とマイルドな所に落ち着けたとは思いますが、基本的に「死による禊ぎ」という記号を忌避し続けた事は評価でき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・切腹・・・・・・・・・・・・・orz LD >> 最近、こう終わり方にまったりする事が多いなあ……こっちの心境が変わって優しくなったのかなあ? ルイ >> 僕は昔から優しさで出来ているから、わからない心境の変化という奴ですね(淡々と LD >> | ´_ゝ`)←昔から変らぬ優しさの顔 LD >> | ´_ゝ`)←優しく見つめている ルイ >> (つω`*)テヘ LD >> うん、まあ、元の結論に立返りましたね。>CB LD >> いや、切腹してるのって誰?ブシドーはメガネの後に立ってましたよね。 ルイ >> 切腹してるの誰でしょうねえ。アロウズのえらいさんか前大統領ってとこすかw LD >> ミスター・アローズの天パくんは死にましたよね?>切腹 LD >> んんん……誰だか分らないので、まったくのあてずっぽうの話ですが、思いついたのは、アロウズの関係者だとして、切腹という潔い行為によって、逆にアロウズの行為の正当なる可能性を示唆している……かな? ルイ >> ブシドーと語らっていた人だとして、何故切腹なのかな? ※切腹の人の正体 ナガサ >> 切腹の人はアロウズの司令だったはずですよ。ホーマーカタギリでしたよね?>LDさん ■(最終回視聴終了) ルイ >> 普通にイノベイターらしき人が会議に参加してたりしてますね。 LD >> なんか、色々なモブに混じってますよね。“イノベータいろ”があってw じゃなくって、イノベードか…潜伏率たけえええええ!w LD >> ああ……でも刹那が生きていると難しいなあ……。 LD >> まず、刹那が超人になる展開は、要するに“全員の死亡フラグ”外しとして機能させて、そしてエンディングを迎えているワケですよね。→刹那が生きていると、彼のイノベータ設定が中空に放り出されてしまいますよね。…劇場版って事? ルイ >> そうですね。特にラッセとルイスに対するご都合的な救済は、作品の宣言でもありますね。>超人 イノベーター設定は・・・どうなのかな?例えば刹那こそが人類を指導する立場だ、という事になるとそれはリボンズの継承でしかないわけですよね。 LD >> そして木星……もう〜〜出しちゃえよ!モノリス出しちゃえよ!w ルイ >> 刹那には「できる」けど「しない」。幼年期にある人類が自ら巣立つまで、母鳥のようにCBはあり続けるんでしょうね。但しこの母鳥、食事を届けるわけではなくひな鳥同士がケンカしていると上から嘴でつつくのであるw LD >> 指導するかどうかはセツナの意思によりますけど、ノーブレス・オブリージュというか……そこに辿り着き、超人的能力、超人的遺産を引き継いだ者が「これからも、ほどほどに人が死ぬ矛盾した作戦をとり続けます」っていう結論は“中空”だと思うのですよ。 LD >> あ…違うか。 ルイ >> 違うでしょうねえ。 LD >> これがセツナの選んだ、人類管理方法って事か……。←「読み」に入っている ルイ >> 管理というと少し上位視点が過ぎると思いますが・・・ LD >> うん。腑に落ちた。CBの思想自体は、出発した第一期の頃とまったく変らない。……変ったとすれば、これが滅茶苦茶重要な事なんだけど実力なんだ。 ルイ >> リボンズが言ってましたけど、人間が家畜を云々ってのとの対比としてね。結局刹那はスメラギさんやフェルト達と共にあるわけで、自らをイノベーターとしては置いていないんですよね。CB、天上人ではあろうとしているけれど。 LD >> 僕は、今、“上位視点”で語っています。ルイさんの「過ぎる」という言葉の意味を知りながら…ですね。話し合えば多分、ニュアンス、フィーリングは一致しそうです。でも言葉の使い方として、多分、“上位視点”で話す方が、言いたい事が「伝わる」気がします。 ルイ >> 一期ラストのラッセのセリフが、やっぱりそのまんまコアではあるんですよねw在り続ける事だって。 ルイ >> いや、話し合うまでもなくニュアンス・フィーリングは大丈夫でしょう。僕も僕の立場として、そっち側から指摘しておいた方がいいというだけですので。その上で、何か別の言葉が当てはまったほうがリボンズとの対比が効くなとは思ってますね。 LD >> 天上人ではあろうとしているけれど。 >うん、この言葉で「観ているもの」が同じだとは分ります。そして今、僕は、CBはともかくセツナは天上人だと言い切ってるワケですね。 LD >> そして、下から眺めた上から目線の話というややこしい説明をしますけど、CBって元から「上から目線野郎」ですよね?第一期から、実は、リボンズを糾弾しつつ、お前らも最初ッから「上から目線の自分警察の自分治安維持、自分世界統制野郎じゃないか」っていう誹りを免れないはずでw ルイ >> CBの思想は基本変化してないですね。変わったとすれば、純粋種としての能力根拠と、ヴェーダリンクが確保されてることと、あとは人類の意識そのものですね。結局サジやルイスに当事者意識を持たせる為の4クールだったということになるでしょう。 ルイ >> 謗り上等、という覚悟の差ですかね。リボンズは矛盾があるなんて思ってないですからね。CBは「仰る通りですけどやめませんよ」っていう・・・タチワルスw LD >> …で、これは僕は第一期の時から指摘していた事ですが、僕は「彼らが本当に“超人”なら“超越者”なら、それはしてもいい事だ」という話はしていたと思います。…実際にはタクラマカンでボコボコにされて、そんな“実力不足”なら世界を混乱させているのと寸部違わんという話になりましたがw LD >> サジやルイスに当事者意識を持たせる為の4クール> 今、僕はその話はしていないですけど、その視点は真っ当なものですね。…僕は今、こういう「読み方」をすると反発を受けるだろうなと思いつつ、僕の「読み」の話をしている。 LD >> サジやルイスに当事者意識を持たせる為の4クール→真っ当ですね。 僕は今、CB及びセツナが世界にケンカ売る実力と…あと一回り強化された“覚悟”をまとうための4クールだったという話をしようとしています。 ■リボンズとソレスタル・ビーングの違い ルイ >> リボンズは超人で超越者ではないのですか?>してもいいことだ LD >> リボンズは負けたので実力不足の超人で超越者という事になりますが、勝利した超人で超越者ならしてもいいと思っていますよ。僕は…という話ですけど。そも個人的には「リボンズはリボンズで正しいという所をみせて欲しかった」と思っているくらいで。 ルイ >> リボンズはリボンズで間違ってはいなかったんじゃないですか?大きな違いがあるとすれば、赤子は自らの足で揺り篭から出るべきだっていう価値観の相違でしかないような。 LD >> 一回り強化された“覚悟”については、ハレルヤとソーマが…それからサジもと観るべきなのかな?彼らが脱落している事でみてとれますね。 ルイ >> サジは元々食客みたいなもんでw ルイ >> 反発になるかわからないですけど・・・CBは天上人、見上げればその空にはCBがいる、という意味での空を舞うなまはげ(笑)なわけですが、一方で何かを為す時は必ず実体化し、天から「降りてくる」と考えてるんですね。それは刹那にとってのオーガンダムがそうであったように、或いは全てのミッションがそうであったように。その辺はメメントモリとの対比でいいと思うんですが、絶対的上位からの管理管轄というものは志向していない。その点で、CBというのは思想は上位視点なのだけれど、行動に関しては「人」という線は越えない。だから僕は「してもいいこと」という論法では考えていませんけど、CBとリボンズの差はそこだと思っています。 LD >> セツナが絶対なる一人になった時に何を思うか……ってそれが不明なままセツナ退場というのも手だと思ったんですが、この物語はセツナにもう一度CBに立返らせた……で、多分、もう世界はこのCBの武力介入に太刀打ちできない…と思う。彼らの思想によってはトランザムを“兵器市場に流す”かもしれないけど(まあ、普通そうはしないわな)、でもセツナには適わないでしょうね。 ルイ >> 少なくとも、ここでは「いつかCBが負けるイタチゴッコ」という視点では語られていないですね。 LD >> 「してもいいこと」→僕は理屈上ボーダーを定めにくいので、そのように話して居ますけど、たとえば本家CBとトリニティが「違う」と僕らは思えるわけで、リボンズとCBもまた「違う」でしょうね。人の世は理屈じゃなくって、そういう“矛盾の際”にありますよね。 LD >> “なまはげ”の視点に観えますw>「いつかCBが負けるイタチゴッコ」 劇場版や、木星がどう関わるかによっても変るでしょうけどw LD >> リボンズと、CBの違いは、「来るべき対話」を最終目的に添えたイオリアの思想の解釈の違いとも言えそうですね。 ルイ >> 「世界と向き合う」が大事に使われてましたけど、向き合うという事は眼前には必ず「人」がいるんですよね。その道をCBは選択しているし、逆に言えばリボンズはどこまでも上位から管理しているだけだった。それは世界を見下ろしているけど、向き合ってはいない行為。管理という視点を強調すると、権利争いの結果実力によって刹那>リボンズという視点になってしまうので・・・そうではなくCB>リボンズという視点を強調しようと思ったら、ここには上位視点以外の視点を持ち込むのは大事だと思う。 その上で「CB上位じゃん」という指摘があれば・・・そうですねとwその矛盾を抱えてやっているのでしょうから。だって「天上」で「人」なんだし。矛盾矛盾。 LD >> 完全にセツナとベーダが機能する状態に入っていますしね。 ルイ >> そうですね。実力的な根拠はこのイタチゴッコが継続できる根拠、と捉えてよいのでしょう。 ルイ >> まぁ劇場版が続編扱いなら、1回抜かれるんでしょうねえw>いたち木星 LD >> はい。僕は、CBとリボンズが“違う”という“感覚”があると知りながら〜たとえばメメントモリを使ったら見下ろしで、使わなかったら向き合いか?って非常に微妙な話ですよね〜敢えて分けないというか……そうではなくCB思想の是非を語りたいのではなく、彼らはCB思想の是非がどうであろうと、それをする“実力”を持ったんだ……とういう話がしたくて、こういう語り口になっています。 ルイ >> 了解してます。ここはLDさんの視点と僕の視点が混じっておいた方がいいと思ったのですよ。じゃあ力でのレースかよ!という極端な解釈を避ける為にも。 LD >> …で、それが「世界が平和でありますように」「争いがなくなりますように」というテーマとどういう関係が?とか言われる→反発を受けるかもとか思いつつ、自分にとって腑に落ちる物語の形を「読んで」しゃべっているんですね(汗) ルイ >> tommorowが流れたのは、まさに・・・マリナっつーか、。後ろの子供たちの方が大事でwあれが「世界」なんですよね。 LD >> 人類は超人に手取り足取り導かれて先に行くべきではない…というのがこの世界が出した結論なんですよね。…その場合、本当はセツナは退場しなくてはならない……でも、残るとしたら、そういう事があるか?という話ですね。 LD >> うん…。>子供 第一期のCBのあり方は“非日常”だったけど、第二期終えての結論は、俺達はCBのいる“日常”になるって言い方もできるかな?なまはげ。 ルイ >> 仰る通りでね。僕の刹那CB外宇宙説というのは、基本それに則っているんですよね。人類は己の足で立て、というのがテーマというのはもうわかっていましたから・・・その上で選択したこのエンドはというと ルイ >> →今LDさんが言っている刹那という存在自体をCBの根拠にしているという話になるわけですけど、それ自体はそんなに異論はないんですね。ただ、最初に仰っていた「イノベータ問題を中空」というのは違っていて・・ってLDさん自身そう言ってたかw LD >> 正に、いま最終回を観た、瞬間的な感覚なんで、しゃべっている内に変っているのが、チャットでみてとれると思いますw>中空 ルイ >> 刹那のイノベータは、こう言っちゃうと寂しい表現ですけど、軍事力でしかないというかwそれこそヴェーダ同様、優位性を保つ為のツールでしかないんですよね。刹那Fセイエイ自体はイノベータとしてではなく、ソレスタルビーイングとして・・・天上「人」として接する事を決めてしまっている。その点においては、刹那はやっぱりスタート時と同じく、戦争を根絶したい人間でしかないんですよね。少年が青年になっただけで。 ルイ >> (考えてみると、CB外宇宙論をぶちあげられるほど人類を信用できなかったとw) ■パトリック・コーラサワーの話 LD >> だからコーラはえらいのよw>後の子供 ちゃんと、戦って、必ず生きて返って、結婚して、これから子供つくるんだからw LD >> コーラえらいよなあ……なんか「00」の中で一人勝ちという気もする(←なに言い出した)、だって、もしあれで死んでいたら、大佐のお腹の中に赤ちゃんいるの確実でしたよ?生きても、死んでも、勝ちジャン?両得バイソンやん? ルイ >> 両得バイソンとか言い出したw ルイ >> ですね。例えばビリーはその才能でもって世界の技術力を先導していくでしょうけど、まあCBというなまはげの意味はみとめた上で開発していきますよね。間違ってもCB消え去るべしとは思わないというか。これを世代を跨いで維持できるかというと別問題ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・刹那とフェルトで子供作るしかないね!あとミレイユの両親が頑張るしかないね!←何言い出したシリーズ>非日常から日常へ LD >> ……!思わぬ所でフラグ回収が!>セツナとフェルトで子供 (`・ω・´) ルイ >> コーラは最強でしょうね。んーと笑い話でなくて、1人テーマ体現者と言ってもいいんじゃないかな?物語が色んな展開やらで語ろうとした事を、全部1人の存在だけで示しちゃってて。 LD >> フェルトめえ〜。もともとイノベードっぽい色しているけど…w ルイ >> いや、花は別に恋愛フラグだと思ってないんですが・・・w花の時は違っても、最終的にはそうした方がCBの為にいいんじゃないかなーって何その義務感にまみれた考えw ルイ >> いや別にミレイナでもいいですけど、まあ難しいだろうとw LD >> 。o(…ミレイナとセツナは全然馬が合わないだろうな……いや、逆にそれがいいのか…) LD >> あ、やっぱりそう思いますかw>コーラは最強 なんかもう、何も語らない奴だっただけに、今となっては逆に惚れますよね。世間は逆玉みたいにコーラをからかうかもしれないですけど、コーラもそれを否定しないでしょうけど、本当は逆ですよね。マネキンがいい男捕まえてる。 ルイ >> 00が全体的に、いや絹江とか色々死んでるんですけどw最終的な選択としてはラッセもルイスも活かしてみせたわけで、その選択をした作品、としてみれば、コーラサワーはまあ最強ですね。 ■スメラギ・李・ノリエガの話(あとサーシェス) LD >> うん、正直、僕はノリエガさんが、すごく気に入らない人なので彼女は……少なくとも、中華ちゃんがああいう殺され方するなら、彼女も撃たれるべきだと思っていたんですが、もう皆生かされるとね。優しい話なんだなあ…って。まったりw ルイ >> そうなんですよね。リューミンたんは殺すんですよね。なら、って感覚は僕もわかるんだけど・・・→ ルイ >> 「また前線に戻って向き合ってみせた」という点で、弱さを込みでいや弱さがあるからこそノリエガさんを評価する視点もあるな、と思ったりもします。 LD >> 逆にルイさんが言っていたとおり、サーシェスには優しくしないといかんよなあ…とか思っていたんだけど、ここらへん作り手と感覚逆なんだなあ…。まあこの感覚の方が一般的なんでしょうけど。 ルイ >> だから、こういうとヘンですけど・・・凄く気に入らないけど、凄く好きなキャラでもあるw>ノリエガさん ルイ >> あー、でもサーシェスは殺意見せなきゃ多分ロックオンはしとめなかったですよね。あのワンクッション入っただけで満足できた部分がありますね。「引き返し」の話じゃないけど、可能性提示した後ならどっち進もうが大差ないっていうかね。 ルイ >> リューミンたんは徹頭徹尾で他人事というか丸なげ状態でしたので、それはまあ「向き合う」テーマの作品からすると断罪されるだろうとw LD >> これに関しては「アクスレピオス」の“あいつ”、あたりの着地がよくって、サーシェス、一回半身不随くらいになって、自分を見つめ直してみるといいんですよw……ま、ああなってしまいましたがw LD >> サーシェス、(半身不随で)看護婦さんに世話されて、ボールが転がってきて、セツナそっくりの子供に「おじさん、ボールこっち!投げて!」とか言われてみろw ルイ >> サーシェスは死んだけど、それはあくまで「ニールを姉貴を皆を殺した仇」としてじゃなくて「今殺されそうになったから殺した相手」であってね。そこの違いは大きいと思ってます。その上でサーシェスの死について言うなら、ルルーシュとかエルフェンリートのルーシーに近いというか・・・まあそうした方が万人が理解するねっていうwそこの違いを理解してない人も満足できるやん LD >> 正直、丸投げ、自分さえよければ思考はわかるので、中華ちゃん、あそこまで糾弾されるとは思ってなかったですね。 ルイ >> なんだかんだいって不理解もあるよね。でも歩まなきゃね。という象徴をサーシェスに預けたんでしょうね。僕のサーシェス生かせっていうのは「悪い事したから罰するとかじゃなく、そこにも可能性を探す象徴にしろ」って話なので、やっぱライルが一度銃引っ込めた時点でそのテーマには届いてるんですよね。その上で好みを言うなら、まあ全くLDさんに同感なんですけどねw ルイ >> ダブルオーじゃなければってトコでしょうけど、CBは糾弾上等で最初に言ったけど眼前に姿現すわけですよね。そも、CBので出し自体がイオリア映像による宣言だったわけで、ある意味では最後のチャンバラに限らず、基本が「いざ尋常に」の価値観ではある。その中にあってりゅーみんたんって、やっぱ線引きやすいと思いますね。しかも、三度殺しw ルイ >> とにかく表に出ろとw意見言うなら名無しで書き込むなとwそういう圧力が見えるんですw>リューミン LD >> うん。ルイさんの話でいと思いますね。>引っ込めた時点でテーマ でも、やっぱりサーシェスと、ノリエガさんの扱いは言いたくはなる。はっきり言ってこの二人メインテーマ持っていたし、もっと突っ込まなきゃならんかったとは思います。3点つけているのを3・5か4点にするって話ですけどw ルイ >> ノリエガさんを認めないと、動機や過程がよわっちいと全部ダメって話になっちゃうので・・・wまあ彼女みたいなヘタレがラストミッションにまで貢献することは大事かなと。 LD >> なんか水島監督、インタブーで匿名批判にもの申していたみたいですね。>意見言うなら名無しで書き込むなとw ルイ >> あ、そうなんですか?水島監督のインタブーは読んだ事ないですけど、リューミンの殺し方があまりにごっついのでwあれは確実に憎しみだろうとw ルイ >> 大体何度考えても、セカンドシーズンまでの間ビリーと爛れてたってね、もうね、ゴミクズの所業ですよねw何フェルトとかイアンさんとかラッセだけ死地におきっぱなのwそれならせめて最年少のフェルトだけ眠らせて連行するとかしないの、とかw LD >> ノリエガさんを誉める言い方をすると、彼女がCB思想の体現者だと思います。まさにミスター……じゃなかった。ミズ・ソレスタル・ビーングだと思う。 ルイ >> その弱さも含め矛盾を含んで生きるということだと。 LD >> いや?ノリエガ、あいつ分ってないよ?多分w 無駄に頭がはしっこいから、ビリー丸め込んじゃった時点で、自分も総括したと思い込んじゃってるけどwぜんっぜん!分ってないよ?w>弱さも含め矛盾を含んで生きる セツナは基本バ……教育的環境が劣悪なご家庭にお育ちだったために、逆に返って理屈をこねない分の「体感理解」がありますよね。 LD >> 能力的にもねw……タクラマカンのノープランぶりには、EEEEEEEEEEE〜!?って感じでw ルイ >> タクラマカンは永遠の謎なんですが、今思うとあのスメラギさんだけが、1期と2期の間のスメラギさんに繋がっている気もするw ルイ >> あの時見せた「ダメならダメ」程度のしょぼくれた感じが「あーやっぱ私じゃダメだ」になってビリーと隠遁、という所には繋がっていると思いますね。 ルイ >> 私の戦術予報の「せいで」ニールやらクリスやら死んじゃった、という自責の方が先にたったんでしょうね。戦術予報が少しでも足し算になると思ってるなら、あそこでCBは降りられない。っていうか思って降りたなら本格的にカスw ルイ >> まぁ、ラストショットでもフェルトに大切なこと言わせて、スメラギさん「そうね」言うて、刹那がそれをナナメ後ろから見つめてますからね。殆ど2人の被保護者w LD >> う〜ん…w(←しゃべらせると、自分のノリエガさんの嫌いっぷりを改めて思い知って、逆におどろいている…) ルイ >> 僕は好きだけどなあ、スメラギさん←しらじらしい LD >> ねえ…普通、こんだけボロクソに言うと、段々好きになってくるものなんですが…w(汗) ルイ >> ビリーについていかなかっただけでも、ちゃんと消化はしていると思いますよね。ていうか、アレルヤ降りてるのにスメラギさん降りてないわけだから。ここもうちょっと評価してあげたいw LD >> いやw降りても降りなくても、彼女の選択は“分ってない”ものだと思いますよ。…って、僕がノリエガさんのキャラにダイブしてそう思っているんですが、人の覚悟なんて端では分らもんでもありますね。また、内心が分っていようがそうで無かろうが、覚悟を決めた行動をとればそれでいいとも思います。→ここらへんは「電視」に書いた「とある」のアクセラレータの話を読んで欲しいですが。 ルイ >> それでいいと思っている割には冷たいのねw LD >> 行動をとれればいいですけど、また逃げたりする可能性さえある…と思っているって事ですw …これまでのノリエガさんの行動について「あ、この人変った?」と思った事がないって話でもありますね。無論、セツナたちの行動を見て、どこか内心で“悟った”、“頓悟した”、瞬間があった可能性はありますが外に出た描写ではそれを感じなかったな…ってw(←しゃべればしゃべる程ノリエガ嫌いw) ルイ >> 2期になって私服団体だったCBが制服を作ったんですよね。スメラギさんはまあ、あの服着た時だと僕は思ってます。 LD >> パツパツのあれ?>あの服着た時 ルイ >> パツパツのあれ。パツパツに気を取られてる人にはわからんのですよ!w LD >> パツパツ→スメラギさんがおっきくなった→胸もおっきく→心もおっきく…→こうですか?わかりません!(`>ω<´) ルイ >> やっぱね、元々のCBが制服を決めないフリーダムな組織だったこと自体が仕掛けではあったんですよね。制服によって、ヴェーダなりの上位計画によって動く実働愚連隊ーみたいな所から脱して意を1つにする思想集団、家族として再始動したわけなので、それに袖を通すってのは今度こそな覚悟を強いるものではあるのよねっていう!w LD >> なるほど…w>家族として再始動 いや、ノリエガさんが分ってるとは(ry w…が、指摘としてはいい所をついていると思いますw ルイ >> もう見捨てる事はできないと思うんですよ。だからビリーもスメラギさんとの思い出を抱えて生きるけどスメラギさんもそおうで、CBは降りないよねっていう。 LD >> ん〜(サイト見ている)、ノリエガさんを真ん中に、フェルトとシエラで、通称ボイン1、ボイン2と呼ばれていた頃がなつかしす…(`・ω・´) ルイ >> そんな時代あったのか・・w ルイ >> ビリーの写真立ての写真って、ラストバトルの後にとったんだなあ。朗らかな手切れだw LD >> ん〜…。まあノリエガさんの落としどころとしては、そう信じてあげる所かな…という気はします。 ルイ >> 奥歯に何かマメシバか何か挟まってますよw LD >> だって、こいつ、実際は分ってる描写ないものw>マメシバ …でも物語の流れからノリエガさんだけ分っていないなんて形は全然キレイじゃないよね、って事は理解しますwww ■セツナとマリナの話(「ガンダム00」総評) LD >> まあ、でも「00」終わってみると、まったりと楽しめましたし、よかったですね。個人的にはエレベータ崩落のエピがよくって、あれが答えだし、あれを描いたならあとの話がまったりやさしめでも、それは選択かな?という気がしますw ルイ >> アレルヤは降りたというか、矛盾を抱えたままの世界、CBというものに対して「それ以外」を探しに出かけたって事なんでしょうけどね。自分の中でアレハレ飼いならすことに成功したしw・・・で、聖地巡礼してるの?ヒマラヤに登って山頂の神を見る気なの?orz ルイ >> ですね。00別に悪くなかったです。少なくとも言いたい事は言った感があるので、アニューだ何だやった中でもそれなりに頑張ったなと。 LD >> それ以外というか「マリーを守って生きる事のみ」に決めたのでしょうね。…が、同時に路線変更したので、これまでの自分のCBの活動はなかった事に…ちゃお!wってワケにもいかないので、では「どうするか?」をマリーと一緒に探すのでしょうw ルイ >> どうなんでしょう?>アレルヤ 口ぶりからすると後者の方が先にあって、ソーマとはもう一身同体って具合ですけど。 LD >> んん〜っと?後者が先かどかは置いておいて、まず「マリーを守っていきる」が確定事項で、それと並行してCBとは別の生き方を探してハイキング…という事が確認されていればいいかな? ルイ >> マリー云々は、もう脳内会議にすら上がってこないという解釈w LD >> それでよいですw>脳内会議にすら上がってこない ルイさんが省略して書いたのを注釈を添えたって所でしょうか。 ルイ >> って、ハイキングってwあれは何なんでしょうね。世界のお遍路さん的な風習? LD >> なんでしょうね…。まあなんかお遍路さん的ななんかという感じがしますが…。 ルイ >> あー、そういえば切腹さんはブシドーじゃなかったグラハムの決断を強調するための「IF」なのかもしんないですね。グラハム選ばなかったですよ、的な。 ルイ >> んー、しかしミキシンさんの演技が良かったな。さっきは何故か☆と勘違いしてたけどw LD >> うん。保志ってどこ?とか思いましたw ルイ >> 最初の「あいよ」から、確実にニールとして・・・というか「ニールだった頃のロックオンと同じ」ように演じているのがわかるんですよね。俺がヤロウの演技を認めるなんて奇跡に近い← LD >> ビリーはまあ…。 ルイ >> ビリー大事っすよ。あいつ天才科学者ですからねw LD >> あ、そうそう。あいつはすごいよねw>天才科学者 ルイ >> ビリーに色香で釘刺しておかないと、奴の想いひとつでいたちごっこが面倒なことになるのでw LD >> まあ、なんかあれじゃね?年に一回ぐらい、そうだな。7月7日あたりがいいかな?逢瀬するという事でw>ビリ×ノリ ルイ >> それは普通にアリだと思・・・・・・・・・・・・・・んんん?難しいですね、地味に。LDくんそこ地味にいいとこ突いてるよキミィ(誰 ルイ >> 「天上人」である事を徹底するという事は、刹那とマリナも、スメラギとビリーも「会わない」事が美しい形とは思えますね。劇場版で偶然バッティングするかもしれないけどw ルイ >> でも一方で七夕程度のシバリのユルさの方が「日常」に落としこんだ感じもするなあ・・・ LD >> ああ…それはルイさんがいいところ突いていますね。>天上人である事を徹底 LD >> まあ、なんちゅうか、牽牛と織姫にかけるなら、明らかにセツナ×マリナの方がはまりますねwフェルトのターンが消えますがw ルイ >> セツナとマリナは「想い人」であればいいんですよね。それは生活を共にすることとイコールではないし・・・セツナやマリナと一緒になる人は、その一種の精神浮気を肯定しなきゃいけないですけどw確かに2人に恋愛感情は無いでしょうから、刹那がフェルトに言ったセリフは真実その通りなんでしょうね。 LD >> 同時に、二人が徹頭徹尾否定しているように恋人関係ではないという話に僕は乗っていますけどね。 ルイ >> あ、はい。同感です。>恋人関係ではない でも逢瀬というかな、時々会って状況確認したくなる関係ではあるなと。でもしないw LD >> セツナとマリナはいい関係が描けているよなあ……これは「00」の成功としてもいい気がしますね。 ルイ >> セツナとマリナに関しては、ヒイロとリリーナより納得度は高いかなと思っていたりしますね。 LD >> ビリ×ノリは、年一とかそんな決まり事なくって、もう疼いたら即行きますよ?…ノリが(`・ω・´) ルイ >> 本当にノリエガ嫌いなんですねわかりますw>疼いたら即 LD >> 。o(…本当に嫌いだよなあ……なんか自分にびっくりだよ…) ルイ >> スメラギさんがちゃんとCBという組織に覚悟を決めて入ったのなら、自分からは会いにいけないはず・・・まあ、フェルトなりが「いってくださいスメラギさん」とか言い出せば、「悪いわね」とか言いつつ3秒後には飛び出してますが。 ルイ >> あれ?これはとるてあ厨の視点を混入させているな、俺?w案外汎用性高いから色々使っちゃうなあ〜w LD >> 「とるてあ」の乃絵と眞一郎の関係だとも僕は思っていないw……これ折りを見て、もう少し正体詰めても「面白そう」ですね。 ルイ >> あの関係とは違いますよ。ただ、異性関係を恋愛関係と線を引きがちな中、そうでない、と最初に敷居を隔てる効果としては使い勝手がいいと思ってますね>乃絵と眞一郎 LD >> 最初に敷居を隔てる効果> ん〜(思考)、適切な分離ツールがないとは思うので、最初に拠るものとしてはいいかもしれませんね。しかし、用法に気をつけないととも思う。>乃絵と眞一郎 ルイ >> だから最初に言い出さなかったじゃないかあ〜w ルイ >> マリナと刹那は、寧ろ平行世界を生きる自分AとBみたいな・・・ LD >> 正しいそうなイメージです。>並行世界 3次元…いや4次元方向からは重なっていても、世界の階層としては全く(ほとんど)交わりがないような状態ですね。 LD >> ちなみにヒイロとリリーナは恋人だと思っています。…なんつーか。もう、とにかく恋人。あれはw ルイ >> うん。恋人を混入させたことでブレたと思ってるってことでもあります。 LD >> 最初、マリナをモロに母親と言おうとしていたんですが、CBの家族性からながめてもちょっと違いますよね。ふむ。「面白い」な。 ルイ >> 一応、マリナお前が間違ったら俺がお前を、っていう関係性自体は残っているのかな?ま ルイ >> マリナ姫自体に母性が溢れてますからねえ。そう言いたくはなりますが・・・やはり同志・・・志同じじゃないなあ・・・wでも大きくは同じか。 LD >> 大きくは同じという事が分かり合えたとは思うんですけど…でも志が同じだから繋がってるワケじゃないですよね。 ルイ >> マリナの手紙部分観直してましたけど、ビックリするくらい会話がクロスしてないんですよね。 LD >> う〜ん、分らんwまあ、折りをみてもう少し詰めてみましょう。 LD >> そんなワケでそろそろ、失礼します。期せずして「00」最終回チャットでしたが、まあ上々でした。 ルイ >> 平和志向という点では同じ。但し手段には完全な隔たりがあるし、マリナは刹那に「個人の幸福追求もして」って言ってるんだけど、刹那はCBである決意を固めちゃってるんですよね。強いていえば「俺たち」である所が救いかもしれませんが・・・ ルイ >> 刹那の対応する言葉としては「未来の為に」になるのかな?未来の為に自らの幸福追求を放棄する事は、マリナからすると哀しい事なのだけれど・・・んんん。やっぱ誰かと家族になった方がいいな?劇場版w LD >> いや、劇場版はもう木星行きだからw………は!ここで「プラネテス」か?タナベ登場か? ルイ >> 哀しくてもやるから天上人だ、という事になるか。
| |