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今週の一番

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#56 ジャンプウダウダ 投稿者:LD [2002/02/19_01:44]
(今週の一番チャットにて)
GiGi >> 遊戯王かクニミツでしょうね。どちらも常にクオリティの高い漫画ですが、ターニングポイントという意味では「クニミツ」が一歩リードかな。
LD >> 同意見ですが。「遊戯王」もかなりいいのですけどね。漠然と戦っていない。
LD >> 3ターン後にオベリスク出現とかホントにちょっとしたアイデアなんですけどね。
GiGi >> カードバトルの醍醐味を1話で見事に表現しきってますからね。勝負としても3話できっちり詰め込めてしまうというのは本当に理想的ですし。
LD >> 漠然と準備運動して、漠然と敵が奥の手出して、漠然と切り抜ける…みたいな感じじゃない。「シャーマンキング」で娘同士がなんっの意味もなく数週対峙してたとかに比してね。
GiGi >> 比するならそんな前から引っ張ってこなくても、何の進展もなく同じ場面を繰り返してる漫画なんか山ほどありますけどね(笑)
LD >> いや、最近で、ホントになんの意味もなく、決着さえつかなかったのでショックで(笑)意味がないとか進展がないとか、ある程度揶揄が入るものですが…(汗)
LD >> あれです「Z001」並(笑)あれは確信犯ですけど。
GiGi >> チャンピオンだと「ココ」とかも最近酷いですねぇ。まるで進展しない。「ZOO1」はあれでいいんですが(笑)。
LD >> まあ「シャーマンキング」は今やってる話も数週かけてほとんど話が動いていないのが情けないですね。
GiGi >> 取り立てて言うまでもないですけどね>「シャーマンキング」。ジャンプは「NARUTO」にせよ「R・I」にせよ、全く展開させる気がないんじゃないかという漫画が多すぎます。ちょっときつい言い方ですが。
LD >> 「NARUTO」のガアラの“意味”って、中忍試験の障壁ですよね?その割に変な設定が多いです。シンプルでない。
GiGi >> 変にゴテゴテした設定付けて、主筋から離れた話を膨らませて、といってそれで奥行きが出たりキャラの魅力が増幅するわけでもないという…何をやってるんだかねぇ、編集は。
LD >> ナルトもサスケもガアラを倒す事にそれほどの“意味”が無い、無い割に設定が。あ、その理由付けのためにリーをボロボロにした?それは手筋だなあ。でも僕はリー自体にそんなに意味を感じてないから…。
GiGi >> そうゆう“意味”付けをするなら適役はリーでなくサスケでしょう。そのサスケは今何やってるんでしたっけ?あまり読み込んでないのにケチつけるのもなんですが。
LD >> ああ、いいですねぇ。サスケがなすすべなくやられたらナルト絶対負けられないよ(笑)でも、多分、サスケがガアラを倒す話になってます。

LD >> 設定のためにコマとページを費やしますからね。ストーリーの合間合間に滑り込ませられる限りはいくらでも裁量分注ぎこんでくれればいいのですが。
GiGi >> そう、ストーリーの合間合間にある分には凄く楽しめるのに。今週だと「虹色ラーメン」のチョコレートとか。キャラなんてきっかけがあれば読者のほうで勝手に膨らましてくれるんだから、作家が最後まで面倒見てやる必要なんてないんですよ、本当は。後でチェックしなおして読者の視線を集めているなら、改めて取り上げればいいんだし。ちょっと、特に一部のジャンプ漫画はむやみやたらと先読みしすぎというか、読者の想像の機会を奪っているだけにしか思えないところもあります。
LD >> ほんのちょい役のはずだったキャラに人気が出たりすると嬉しい誤算なのですが、なんかその誤算をはじめから狙っているような。木の根っこは一株でも百株でも、兎が当る確率はそんなに変わらないと思う(笑)
GiGi >> その例えを借りると、足元にあれば躓いてくれるだろうけど、大木になっちゃったら元々その木が目当ての人以外は引っかからない、とも言えます。
LD >> まあ、読者の中にある端を注目する癖を、編集も作者も市場と思ってはいけないね。メインストーリーを損なう行為だ。

GiGi >> ガアラとかだってね、この中忍試験では普通の難敵として描くに留めて、読者のほうで勝手に「なんかあのキャラ影があっていいね」とか「あの愛って文字なんだ」とか思わせといて、別のエピソードで登場させれば、盛り上がりが全然違うでしょうに。こうゆうキャラを好きになるのは全然アリだと思うし、作者サイドで意図的に当て込むのも全然OKだと思ってるんだけど、あまりにも浅薄すぎて…酷い事言ってますが、素材は悪くないんですよ、本当に。
GiGi >> 読者と勝負してない、駆け引きが全然ないんですよ。出されたものを喜んで食べてくれる人しか相手にしてない。それじゃ新しい読者は掴めない。美味そうだな、と思わせる仕掛けを作らなきゃ。そしてそれは主に編集の仕事だよね。
GiGi >> 今日もハンバーグ、明日もハンバーグじゃ、ハンバーグが大好きな人にはいいけど、普通の感覚の人は3日で飽きる。そうゆう事をまるで考えてない、といったら言いすぎだけど、新連載が軒並み妖怪退治だったりするのはつまりそうゆう事だよね。
LD >> 何度も言うけど難敵のガアラを倒すのは一応意味があるとして、何か暗い設定をもったガアラを倒すのには今のところ少しも意味は無い。じゃあ何でそうしたかというとガアラの外部ギミックを恐がらせることに成功していないから内部に拠った。なんで外部に失敗したかというと、対決したリーに見せ場を作ろうとしたから。まあ、そんなに単純じゃないけど。瞬殺しなさい。リーくらい。
GiGi >> まあ言っててもキリのない話なんですが。10週打ち切りシステムを復活させたりとか、ジャンプサイドでもなんとか現状を変えようという意思はあるものと信じてますが。とにかくもっと作家に良いサポートをしてやってくれ!としか言えないです。
LD >> ま、いっか。「いちご100%」と「ねじめ」は仕事する方が描くので。
GiGi >> そうですね。「ねじめ」はともかく「いちご100%」は編集の舵取りがあった方が絶対上手くいく企画なんで、河下水希先生は大変でしょうけど。

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