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今週の一番

連載中のマンガ雑誌の感想掲示板です!
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#425 予備チャット(アニメ評) 投稿者:LD [2006/10/03_04:45]

LD >> いや「赤ずきん」は絶対的によいという作品じゃないので。…ってな話を紹介するときにもしたと思うのですが。
ルイ >> 赤ずきん、まだ魅力がそんなにわからない段階ですねコンバンハ。教えてあげてくださいよ、このアニメトーシロに〜。
LD >> いえ、そんな「絶対、オススメ!」という作品ではないですよ。>「赤ずきん」すごい“暴走”が期待できる作品でもなさそうですしね。
LD >> ただ、ある種の手堅さがあって、そこらへんを楽しんでますね。エルデ(現世界)からファンダベーレ(幻想界)に旅立つまでの流れとかよかったです。
ルイ >> いやぁ、今期はホリックが予想外に良かったですね。
ルイ >> 対して残念だったのだ「ゼーガペイン」でしょうか。最終回だけ、ちょっと・・あとでネタバレタグ全開で対案A・対案Bでも提示しときますw
LD >> ああ「ゼーガペイン」残念だったのかあ…orz 現在、第20話まで鑑賞。
LD >> 「ホスト部」はまだ最終回観てないんですけどね。
ルイ >> 25話まではダイスキですw>ゼーガ
■「いぬかみっ」最終回評
LD >> 「いぬかみ」は薫様の話とかしているなら、26話目一杯どうでもいい話を詰め込んで最終回!として欲しかったかな。
ルイ >> 「いぬかみ」最終回は、40点くらいです。
ルイ >> 唯一評価できるのは・・って、ごらんになったんですよね?>いぬかみ
LD >> 観ました。>「いぬかみ」
LD >> 唯一評価できるのはラスト、変態軍団の応援があった事ですか?
ルイ >> おっと、焼いてる間にwそうです。
ルイ >> というか、タヌキやカッパといった連中が助太刀してくれる理由が「啓太さんは僕らを同じ友達にみてくれた」とかで。その流れの次に闇に生きるものたちが出てくるから、綺麗に「ああ、啓太さまはボーダレスで偉いなぁ」みたいな風に見えるのがw
ルイ >> ・・でも、そこだけですね。薫さまを「アキトは生きているから」とかいう扱いにされても困っちゃうし、最後も「うる星」オチを意識しすぎて、無理やりようこを怒らせた感すら。薫いぬかみも、数多くて使い道困ってましたしw
LD >> ところで、あの下着抜きの達人は現れませんでしたね。それはちょっと残念。>変態軍団
ルイ >> あ、同意です。こっそり細部にでも登場させるのが、気遣いってものですよね。
LD >> あのね。もう組み立てが完全にダメなジャンプ連載みたいになっていて。>「いぬかみ」ラスト なでしこが絶対的パワーで反撃して、スキをつかれて形勢逆転して、…そこからノーアイデアの突撃と返り討ちの繰り返しはなんとかならんかったのかと思います。
ルイ >> ええ、ほんとに>組み立てが相当悪い。 ムリに最終回を目指す構造じゃないんですよね、そもそも。なでしこが出た瞬間「ピッコロさんがきたー!」とか思いましたw
LD >> 何よりラスボスの邪星(?)という奴が悪の魅力ゼロ。まだ赤道斎の方が面白かったです。
ルイ >> まったくです、あの仮面、動機も面白くなければ言うことも面白くない、勿論描いても動いても面白くないっていう、アニメボスの逆四冠ですよね!
ルイ >> 最終回のパワーバランスの移行って、結局僕はまったくわからなかったのですが、LDさんわかりました?そこまで圧倒していた仮面さんが、誰の何によってあそこまで劣勢に?という描写が全然不明でした。
LD >> え〜っと、それは邪星は絶望でパワーアップするので、場の空気が「負け気味」だと邪星は強くて、啓太が来たら、その場の空気が一変して、場の空気からエネルギーを得られなくなった…って感じかな?かな?
ルイ >> 凄い好意的解釈だw
ルイ >> まあ最終回はかなりガッカリなデキでしたが、全体的には楽しかったです。最終回があったことすら忘れるのが正しいかなw>いぬかみ
LD >> 原作があるので絶対やらないでしょうけど、薫様が素直ラスボスだった方がよかったかも。
ルイ >> 薫様、死んじゃったままでいいとすら思いましたw
LD >> なでしこ「私は、たとえどんな方であろうと薫様について行きますが、せんだんたちは破邪顕正と薫様、どちらを選びますか?」みたいな感じかな。
ルイ >> それでギリギリかな。そもそも、バトルで終えようとするから苦しいという説もありますが。
LD >> いや、勿論、最後まで変態たちと戯れる話で終わるのがベスト。>「いぬかみ」
■「ひぐらしのなく頃に」最終回評
LD >> 「ひぐらし」はけっこうよさ気かな?個人的に最高潮は「目明し編」になってしまったけど。
ルイ >> ん、「ひぐらし」ですか〜。
ルイ >> 最終回でやっぱり評価ガタオチかな、かな。基本的に、選ぶべきラストがこれでいいんかい?という感想が強いです。
LD >> いや、元々、スタート時点で「ひぐらし」ってのは常に“妄想説”がバックボーンにあって、それを持ってくるにあたって“リセット説”を上げてくるワケの分からなさが、上手いというか…ちゃんとワケわからなくしているなとw
ルイ >> うーん、一応ゲーム畑の出身ですよね、あれ。当時からゲーム畑ではかなり頻出の分野だったんですけど>リセット それを伏線などを巧みに使うでもなく、堂々と持ち込んで平然としていられる、その佇まいはえらいとは思いますw好きかはおいといてw
LD >> 頻出の分野というのはどういう意味ですか?
ルイ >> いやー、もう雨後の筍のように>リセット しかしひぐらしの場合、常に『妄想説』があっても、そこに持ち込まないことで保っている緊張感などもあったと思うんですけどね?あんなにアッサリと、邪気なく持ち込まれちゃうと・・。
LD >> う〜ん、そこらへんは“伏線としての流れ”と“唐突なワケの分からない展開”のせめぎ合いがあって、バランスが難しい話になりますが、僕はそれまでの古手梨香の奇行があるので、必ずしも流れの悪い展開だとは思いませんでしたよ。>リセット
ルイ >> 梨香のみが糸として繋がってはいましたけどね。見せ方が唐突ゆえに、多くの体験者に対して逃げの演出には取られたと思いますよ。わけわからなさが良い、という寛容な反応はそこまで多くないかとw
LD >> え〜っと?>雨後の筍 ユーザの間でリセット説はよく言われていたという意味ですか?
ルイ >> いや、当時表現としてあまりに多用されていて、そんな中構築力で人を集めたタイトルだけに「そこに走れば簡単だが、そこに走るワケがない」と思われていた、という事ですね。ほとんどの「ひぐらしがいきわたるユーザー」にとって、当時からリセットは「ありきたり」な没個性だったんですよ。それは勿論同じ畑にいた原作の人にとっても同じハズで、だからこそ「そこかよ」という落胆が大きかったろうという・・。
ルイ >> ま、HP等で過剰に神格化されてる傾向はありましたし、あのオチで人間宣言したってところかなw
LD >> ふむ。僕の感覚では、まず「鬼隠し編」はやっぱ妄想説を主軸に考えていたんですね。で、祟り殺し編は、リセット説を主軸に考えたんですよ。そこからすると一気にタネ明かしをしているのに、ワケが分からなくなっているなあと……ま、かなり好意的なんですかね。
LD >> 表現として多用というのは、ゲーム内でそう思わせる描写が多用されたという意味ですか?
LD >> ああ、リセット説を主軸に考えるってのは嘘だなあ。鏡というか村が二つある説が主軸だった。>祟り殺し編
ルイ >> いや、当時の「彼ら」の内輪では、多用されていたという事です>他の話題作等 ストーリーテリングと演出で売った人だけに、落ち着く先が共通言語だと、失望も呼んだでしょうね。
LD >> なるほど、それは分かります。>失望 僕はそれに漬かってないんで、好意的なんでしょうね。
ルイ >> うん、僕がストロベリーパニックに好意的なのと同じようなもんですよw(違
LD >> いや、僕はもうリカが何やっても何言い出しても驚かない状態になっていたからw 予言したり、殺しに来たり、勝手に全裸で死んでいたりw やりたい砲台ですよ、あの娘w
ルイ >> そういえば最終回作監、沼田氏かな、かな。
■「桜蘭高校ホスト部」最終回評
ルイ >> ホスト部まだですか。まー大体予想通りですけどね、アニメーションとして気持ちいい最終回でした。にしてももっと観たいなあorz
LD >> 「ホスト部」は堅いですね。あの話、常陸院の双子が強烈に強いと観ています。
ルイ >> 双子とキョウヤ先輩が絶対的な強者です。最終回、とある順番で『強さ順』を暗に表示していて、そのあたりもニクいアンチクショウでした。堅いというか、プロの作品ですね。
ルイ >> ハニー先輩のモリ先輩はどう見ても弱者なのが、ちゃんと最終回の脚本で「露払い」に扱われている・・些細なこと&単純なことですが、こういう所を捉え損ねるような作り手さんは、ロクなアニメ作れませんよね。ゼロ(ry
LD >> あ。で。「ホスト部」ですが、双子と鏡夜の強さは種類が違いますね。26話では足りなかったかもしれませんが、僕は双子は、潜在的にはもう雨宮だと思っていてw
ルイ >> んー、そこは同意半分異論半分でしょうか>キョウヤと双子 現時点では違いますが、本当のキャラの埋蔵エネルギーでは似た所だったろうとw
ルイ >> 双子の兄貴で大概の事を語りつつ、しかもそれの分析者たる弟の方も実は・・という仕掛けは華麗ですよねw
LD >> ほう。僕は鏡夜は、あの世界を支えるキーパー(基盤)としての存在は認めるのですが、雨宮的と見ますか。ルイさんはどういう強さがあると見ているんですか?>鏡夜
ルイ >> 現状ではキーパーとしての強さなのですが、彼、実は動く余地がありそうに思えるんですよね。双子と同じような鈍感位置で。一度キーパーを自覚して演じているだけに、そこに気付き動き出したら、環との関係もあって凄い事になるキャラだな、とは思ってました。双子を一次エンジンとした場合の、二次噴火くらいの「奥の奥」だと思いますが、そこまでやればラスボスにもなれるかと。しかし、雨宮とは評価高いですね。確かに僕が好きなのは「ハルヒと光の初デート」の回だもんなぁrz
LD >> 僕が“強い”と言うときは、構造の裏づけがつきますよ。「ハルヒは双子の区別がつく」この設定は、ハルヒ×環よりも、明らかに強いです。雨宮とか言い出す基礎はそこにあります。
ルイ >> そう、僕がキョウヤ先輩を強いと思う根拠も、そこですよ。終盤の二話くらいで、ハルヒのみがキョウヤの本質をズバッとつく回がありました。今厳密にそこだとはいえませんが、それを見て感じたものです。勿論、最初から「ポジションにいるだけ」の環とは、比べるべくもありません。
ルイ >> ・・・ただ、本当は環すらもビルドアップする余地はあったと僕は感じていて。セカンドシーズンでそこをネッチリやれば、環でもいけると思うんですよねえ?ハニと森はおいといてw
LD >> ふむ。なるほど。>鏡夜
LD >> 構造を見て行くと、鏡夜は環に対して従格ですが、双子はハルヒに対して従格じゃないかと。
ルイ >> そう思います。だから、難しいなぁ・・。
ルイ >> つまり、一時的に違う相手に従格なんですが、実際にカボチャの馬車がカボチャに戻れば、実は双子同様、キョウヤも己がハルヒの従格になっていた事に気付く、その種を蒔いていたと思うんですよね。だから、その含みのいやらしさが強いぞとw現時点では勿論双子です。そして、勿論環とは比べてませんw
LD >> まあ、それと双子はギミックからして強くって。あの双子の昔話とか強烈ですよね。それが、そのままハルヒとの積み上がりに直結するワケで……まあ、やっぱり構造解析を書いておこうかな?イタリックで。
ルイ >> イタリックでw
ルイ >> 双子の間違い探しの回、文化祭の夜(ここは弱い)、そして件の、初デートの回、特に最初と最後、これは強かったですね。
LD >> 環は少なくとも(アニメ版の)構造的にはハルヒとの繋がりを絶対視していないのですよ。
ルイ >> そう、現時点の環というキャラは、全体が生み出す「家族」に頼ってます。まあ、これも一発揺らいでしまえば(揺るがしてしまえば)動き出しそうな気もしますが、今回はヘタにいじらなかったです。
LD >> いや、環のホスト部に入るいきさつを語る回あるじゃないですか、あれ全部、VSハルヒに積み上がるんですよ?w
ルイ >> そう、僕がいう「間違い探しの回」ですねw
LD >> あ、はいはい。最初にあげるから、最初にハルヒが完全に見分ける事が判明する話かとおもたアルよ。
ルイ >> あれってウテナでいう「いつか王子様が」の王子様そのものですから!>双子にとってのハルヒ
LD >> そうそう。普通に強いw>王子様 そしてこれを突破するカードが環の手札には見当たらなかったワケです。
ルイ >> 環はまだ無自覚に求めている段階で、正直対抗馬ですらないですね。
ルイ >> 環で積み上げを完成しようと思う場合、自らの穴(ホスト部を創設しようという動機も含め)に気付くところから始めないといけない。非常に遠まわしな積み上げが必要です。ただ、ちゃんと積めば、話は綺麗にオチますが。原作はそこをやってくれるのかなぁ・・。

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