戻る

電視の部屋

アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。


表紙 投稿 コメント一覧 過去ログ
[新しい記事へ]
#393 反逆のルルーシュ STAGE11「ナリタ攻防戦」 投稿者:LD [2006/12/30_20:30]
いやぁ〜年を越える前に是非、書いておきたかった…スザク!!めちゃくちゃカッケえええええええ!!!!今までも、充分、スーパーヒーローだったのですが、今回は3すくみの混戦との対比の中で「スーパーヒーローが如何にカッコいいか」を顕しています。成田山崩落の後、各隊の更新も儘ならぬ中で、各人が手探りに状況を推測し、それぞれの目的を目指して動く臨機応変に動く、その中で当初の目的を修正する必要さえも考慮に入れながらです。

藤堂:「この山崩れが人為的なもので“あれば”、我らはコーネリアの背後をつける“はず”」

コーネリア:「よし、ならば逆手にとってやる!」

ゼロ:「だめだ!今、配置を変えると作戦が崩れる!」

ゼロ:「…!こっちの狙いを読んだ奴がいたか。優秀だな。なら親衛隊の足止めはやってくれるはず」

ダルトン:「馬鹿者!姫様を失ったら、この戦いそのものが終わってしまうわ!」

ユーフェミアの参謀:「副総督!このG1(?)を突入させましょう!」

藤堂:「ゼロが見込みどおりの奴なら手を打っているはずだ!」

…予定外の要素が様々に絡んでくる戦場で、埃まみれ泥まみれで手に入れたゼロ(悪役!)のチェック・メイト(コーネリア捕縛)だったのに…スーパーロボットの乾坤一擲の突入でものの見事に粉砕されてしまう!!フォローは無常矜持(ロイド)さんの「相変らずムチャするなあ(はあと)」だけ!ww ゼロ、怒りに震えて言葉もなし!w(←モロに悪役w)これだよ!スーパーヒーローってのはこれなんだよ!w 現れただけで状況が一変する!ww 僕はあまりの痛快さに震えと笑いが止まりませんでしたよ?w

この感覚は…たとえば「機動戦士ガンダムVめぐりあい宇宙」の冒頭、ドレンの艦隊をたった一機のガンダムで粉砕してしまう“あのシーン”に通じるものがあります。ドレン艦隊VSホワイトベースの砲撃戦の中、0時方向から“白い奴”が降りてきた瞬間、勝負が決まってしまうというw ガンダムがそういう領域に入っている事を顕す名シーンです。……ちなみにあの時かかっているBGM「白い奴」(僕はガンダムのテーマと呼んでいますが)は、既に「ガンダムの射的場」と化した宇宙でアムロの鼓動にあわせた静かな昂揚にシンクロさせる、超名曲です。あの静かなテンポで淡々と敵艦を粉砕してしまうのが「めぐりあい宇宙」のガンダムなんです。
アムロとスザクではキャラが違いますが、登場しただけで事態の半分は解決したようなものというスーパーヒーロー(あるいはスーパーロボット)の基本には通じるものだと思いますね。アムロはもっと泥くさい「哀戦士」を経て、ああなってしまうんですが、スザクはそこらへんは7年という月日の中で省略されているんでしょう。
まあ、僕は努力の限りを尽くした悪役の計画を、スーパーヒーローが何か天賦的な閃きで苦も無く粉砕してしまうという話が大好きなので(「バビル2世」とか)そんな感じにも楽しんでいます。勿論「コードギアス」はもっと様々な角度からの楽しみ方を提供してくれる、懐の深い作品だと思います。

とてもオススメ。観ておくべきだと思う。

#392 海底人のいいトコロ (#391) 投稿者:MODSTOON Ml [2006/12/28_13:39]
こんな大陸書房系データが為になっちゃダメです(笑

‥でも、シャーッと水面を切っていく白い波飛沫
あの下に8823がいるのだというイメージは白眉かと

あとエルデは地球の意ですので“海底人の「世界」”というネーミングでしょう
ノンマルト的な、“先史人類が支配した時代の地球”を表したのだと思います
8823たちにとっては現代は「第2エルデ」とでも言えるのかもしれませんね

『〜8823』も今の方法論でリメイクしたら面白い素材かもしれませんね

#391 Re:Re:三万サイクル音の笛♪ (#389) 投稿者:LD [2006/12/28_02:34]
Re:MODSTOONさん

うわぁあああ!!ズバリそのものですね!何かのシンクロというよりは完全に系譜の可能性が高いと…はぁ〜(感)
ありがとうございました!すっげぇ為になりました!

ちなみに「8823」全部観きったのですがSF的な展開や、魅力的な悪役などにもけっこう見応えのある面白さがあり、もう少し世間でも評価のし直しが必要なんじゃないかという気がしています。

#390 Re:くじびきアンバランス最終回 (#388) 投稿者:LD [2006/12/28_02:22]
> 例えば千尋が時乃に「手を繋いでいこうか」と話しかけ一緒に学内を歩いていく、と。

ほんとにねえ……orz

最終回観ても分かるんですが、時乃は完全に神に愛されています。もう神様はラブラブのラブコール状態w あらゆる障害を全てねじ伏せ自分の望むエンドを手に入れる事ができる程の神力(運)を持っているのに…でも!千尋ちゃんだけは手に入らないというこの展開w
この1クールで起こっているほとんどの幸運/ご都合主義的展開は、間違いなく時乃の星の下に拠るものでしょう。その神力(運)の全てを「千尋ちゃんと、楽しく過ごしたい」にしか使っていないのに、遂に千尋ちゃんからは何の見返り(=千尋から積極的に時乃と居たいんだ!とするもの)を貰う事もなかったんですよねえ…(愕然…)orz orz orz
今、キャラ・ギミックの視点で話をしましたが、素地のキャラ造形でも時乃は抜群の観があり、軍船の衝角の如き突破力を持っていたと思います。

その時乃が、千尋ちゃんの意気消沈の前ではビタ一文動けなくなってしまう。…これもちょっと衝撃でしたw

会長に泣きつくしか無くなるという…。千尋の完全従格です。(いつも苛められているのに「あんなにしょんぼりした親分…見ていたくないんでゲス!」とか言ってヒーローに泣きついて来るパターンの“あの手下”と同じ格!)逆にこの作品で双璧の強者、如月副会長との直接対決はありませんでしたが、千尋ちゃんがちょっと「律っちゃんを、副会長(あるいは律っちゃんを縛っている何か)から助け出したいんだ!時乃、手伝ってくれ!」と頼めば、時乃は「うん!」と従い、おそらくは副会長でも120%歯が立たなかったと思います。
(※ちなみに如月副会長も鬼神の如き強さを持ちながら会長には全く逆らえない。さらには蓮子と山田の関係もそう。こちらはかなり二人三脚だけど…ふむ?)

時乃ベタ誉めの勢いで書いていますが、この完全従格も時乃の“強さ”の役目(自分の主役力を千尋の為にしか使わない)を果たしてしまっています。それだけ“強い”時乃が、さほど強くない律子会長に千尋ちゃんを持ってかれてしまう。これはどういう状況かと言うと、アストラギウス銀河と統括するワイズマンの神座をフイにして、フィアナに走ったキリコ・キュービーみたいなもんですよ?観客、総・ロッチナ「…ぬあああ!?なぜぇだ!(声:銀河万丈)」状態ですよ!?(←お前の例えはいつもおかしい!)

やっぱり、この作品で出色だった4くじ目「にちようびにあそぼうか 5点」が全てを象徴していたんですねえ。あの回があるので、ここまで時乃に肩入れしていても「絶対に納得できない!」という事はないんですよねえ(汗)会長の表情が見え始めて「時乃とは逆にか弱いキャラでいくのかなあ?」と思うタイミングで「呪文」のシーンや、副会長との反目などが入り、つまり回が後ろに行くと生徒会のラスボスとしての巨大さが見えてくるかと思っていたら、段々、ボロが出てくるような構成なのですが、それ故に千尋ちゃんと対等の構図が補強されて行くという…(それが完全に成功したかどうかは議論があるだろうけど)。
今でも公式HPには律子会長には「学園史上最強のくじ運」と書かれています。だから最初僕は、ラスト付近では時乃と会長の「くじ引き勝負」がクライマックス(当然、勝ったほうが千尋ちゃんを手に入れる感じで)だと思い込んでいたんですけどねええ……。でも、それだと両者とも「強運」の重しで千尋ちゃんを軸にバランスがとれてしまうって事ですか?だから片方だけ重いアンバランスって事ですか?
………いいんだよ。そんな事気にしなくても!(ふるふる)ちょっと凸凹した関係が描ければ、皆気にせず「アハーハー!アンバランスだねぇ!」って言ってくれるに決まっているのにぃ!うわあああ!>orz

ま、好きなんですけどねw
最初僕はこの作品全然期待していなくて「切ろうか?」とか言っていたんですよ?それがこの文字数ですw
ちょとやられました。というか、う〜ん…続編への未練残さず完結した潔さもいいんだけど、全12話は勿体無かった気がしますね。

[
以前の記事]

戻る