戻る

電視の部屋

アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。


表紙 投稿 コメント一覧 過去ログ
[新しい記事へ]
#397 仰る通りで。 (#396) 投稿者:ルイ [2007/01/12_15:55]
>パキ野綾
ぽか〜んを観ていて最初に思ったのがコレで、僕が「カル〜アが合ってるかな?かな?」と思った大部分を、既にこのパキラが持っていましたね。ジャジャ馬タイプが合ってますし、更に言えばゆうま(斉藤桃子)のとてつもないハマリが平野さんにまで効いていて・・言葉にしづらいな?「萌え」の中心地にゆうまがどっかり座っているからこそ、そのサイドでこそ平野さんが際立ってます。この人、脇役・・ではないんだけど、メインヒロインというよりは、人気のサブヒロインで自由に動けるポジションがハマル印象ですよ(物語の牽引を担わない)。そういう意味では大して役割のない「アイシールド」のまもり姉ちゃんも、いい場所かなぁと(笑)。※脚本とコンテと作画が酷いので、最近観てませんが。

ちなみにエンディングに関しては、「最も普通の歌唱力でこなそうと粘っている」ので、平野さんバージョンが一番出来悪い・・というより、こちらも頭を切り替えにくいですw開き直ろうよ、もうw

>ぽか〜ん6
空間のサイズをどう規定していいものか、迷いました。明らかに最初は「映画館サイズ」じゃないと出来ない動きが多いし(追っかけまわしたり)最後はエレベーターの中になってると。ま、映画館は心象風景みたいなもんですよ!てか、ミスディレクションなんて通り越して、嘘の世界ですからね。オチを見せたくないだけだろうっていう(笑)。

ところで前回
>海でゆうまが出会ったダーリン幽霊との入水オチ
と書きましたが・・よーく考えると(すぐ気付けよ)、ダーリンと入水した結果として、その次の回死んでるんですね(笑)。次回予告にも引っ張ってないし、ダーリンも登場しないから、普通に「ぽか〜んらしいすっとび」として許容していた。最もオチらしいオチが、唯一ヒイてたとか、もう縦横無尽だorz

この「海水浴」と「地獄探訪」が同じ日の放送だったなら、それはそれで「すぐわかる」美しい構成なのですが・・ぽか〜んには相応しくないかもなあ(笑)。

#396 Re: 誰がエロ魔人か。 (#395) 投稿者:LD [2007/01/12_04:20]
いや、僕もこの第一話見たとき「…録り逃した?」と思いましたよ?w
ルイさんが以前、平野綾はカルーアみたいな事を言われていたのですが、思い出しました。平野綾はパキラ姫が良いのです。演技の幅とか、そこら辺は置いておいて、パキラ役はドハマリだったと思います。……という事で呼び方はパキ野、綾と…φ(・ω・` )
ゆうまの斉藤桃子もドハマリでしたね。キャスティング素晴らししかったです。
しかも、気がついたらケイミィ(透明人間)の事が一番気になって仕方なくなっていた。…つか、ふつう気になるわwあの仕掛けも、うまいw

ところで ぽか〜ん6『幸せの呪文は理想の男性』は観られましたでしょうか? あの回なんか変なんですよね。映画館からエレベーターに突然移動したり、でも監視カメラは同じだったり、まあ、他の回も変だよって言えばそうなんですけどね。

#395 錬金3級まじかるぽか〜ん 投稿者:ルイ [2007/01/11_17:12]
そういえば昔エロ魔人のLDさんが騒いでいたような気がするなぁ・・?というだけで、年末年始のキッズリクエストスペシャルを録画しておきました(一個録り逃した気もしますorz)。OPを観た時点で、「・・えーと、リクエストしたのは、キッズじゃなくビッグキッズだよね?」とか思いながら(笑)。裸裸〜。

ところがこれ、かなり面白いですね!むやみにパンチラを出す作品って、オタクの癖に大嫌いなんですが、この作品はその先の「面白さ」にまで至っているのでOK。第一話のOPが始まる前にイキナリ「起」を全部ナレーションで語り終えており、一瞬「・・えあ!?録画し損ねた!?」とか思ってHDDチェックしたりしたんですが(笑)これもおそらく意図的。ぽか〜ん1(1話。15分)から積み上げ等に拠らない、面白いキャラクターによる日常を描く事を宣言した事で、シナリオ展開への邪推を断ち(だって導入見せてないんだもん。シナリオ進行なんて考えるだけ無駄だしぃ〜)各話の面白さを堪能してください、という作り手の宣言になってます。女王になれるのか!?とか、成長するのか!?っていう見方を、開始1分で完封してるんですねw

まあ、一気にぽか〜ん12まで観ちゃったのが(3時間!?)相当オキニイリの証拠です。全体的に投げ捨てジャーマン気味の脱力オチが多い・・というか、オチかどうかすら判定微妙なんですが(笑)とりあえず、後には全く引かない情報なんですね。ぽか〜ん3で狼の血筋が耐えちゃったのも後に引かない情報だし、梅雨前線で愛子の精密部品がメタメタ外れまくってたのも絶対後に引かないだろうし(・・これが”積み”だったら深すぎて引くよ?w)海でゆうまが出会ったダーリン幽霊との入水オチも、後には引かない(というか、これは真っ当に「オチ」なんで当然ですが)。ゆうま地獄探訪の話も、何故死んだのかが不明なら、復活した事による皆のリアクションすらない(笑)。この、淡々と「おいおい」と言いたくなる展開が起こる(そしてソレを掬わない)面白さは、ちょっと「椿ナイトクラブ」に通じるものがあるかも・・?wそれを助長しているのが「30分2話」というスタイルで、特に1ぽか〜ん目ですね。酷いオチ(?)をした後、背景を淡々と映すような流れで、何事もなくその日の2ぽか〜ん目に行くのが、見方を教えてくれるようでいい!です。

それにしても(閑話)音楽オタとアニオタって、両立が大変なんですよね〜。50年くらい前の音楽がダイスキな人としては、アニメソングなんて聴けたもんじゃないじゃん〜?(閑話終了)

と、いうわけで。
ED全バージョン入ったサントラを手に入れなくちゃっちゃ!

#394 ライオン丸G 投稿者:LD [2006/12/31_18:15]
「ライオン丸」などと銘打って始まったにも関わらず、毛ほども「ライオン丸」ぽく無かったため世間様の風当たりも厳しいこの作品でしたが、一応最後まで観てしまいました…orz
いや、あの…僕が「ライオン丸G」を最後まで付き合った理由は単純明快です。「面白かった」のですよ?シシ丸(波岡一喜)の駄目さ加減、チンピラっぷりが板についていて…サオリ(小林恵美)もよかったかな。あと毎回、異様なコスプレで登場するジュニアさん(遠藤憲一)のはじけっぷりもよかった。そういうアクの濃い脚本に対して、役者さんがそれにどう応えるのか?っていう楽しさは出ていたと思います…orz

じゃあ、何でorz ←これが入っているのかというと。やはり最終回を観た時の虚無感というか、そういう感慨は避け得ないもので、尚且つそれが作り手の意図どおりなんだろうなあ、と考えると益々やり場の無い気持ちにダウントリップしてしまうわけです…orz
この作品見終わって僕がいくつか連想した作品が「チンピラ」…「GONIN」…「!」辺りかなあ?いや、要するにチンピラ(ダメ人間)・エレジーものです。これ以外にも近似の作品は相当あります。(Vシネを含めるともうとんでもない数でしょうね)このチンピラ・エレジーものってプロットがびっくりするほど似通っている事が多く(まあ、その一世代前の「任侠もの」もプロットが似通っているっちゃ〜そうなんだけどね)作り手の意図というか視点はラストシーンで語られるというかそんな系列のもので「ライオン丸G」もこの範疇かなあと思いました。

それはたとえば遂に物語で金砂地、銀砂地の秘密が語られる事はなかった事にも現れています。というより豪山が金砂地、銀砂地で何をしたかったのか?あるいは金砂地、銀砂地に選ばれたシシ丸や錠之介には何があるのか?豪山は彼らに何をさせたかったのか?あるいは何を恐れていたのか?…わからなかったよね?

つまり、あれは暴力団の裏金でも、横流しされた麻薬でも、密輸された銃器でもいいわけです。むしろ暴力団組長・豪山に狙われるものなら何でもw 「ダメ人間(チンピラ)がダメ人間(チンピラ)なりにがんばったけど、やっぱりダメでした(このダメでしたって部分に作り手の手心が加えられるわけだけど)」ってのがチンピラ・エレジーものの形ではあるんですが、しかしそれに「獅子変化」というヒーローものの要素が加わる事によって何かが変わるのではないか?という思いは伏され、徹頭徹尾「チンピラ・エレジー」だった事に対するこれ→orz なワケですw
いや、ダメじゃないんですよ?wこの物語に最後まで付き合った人間は、1〜2話くらいの放送段階で「ははあ、これはつまりチンピラものだな?」と感じ取り、それを了解しているはずです。
そして先ほど言った「ヒーローものの要素が加わる事によって何かが変わるかもしれない」という期待は「この裏金を上手い事せしめれば俺の人生も変わるかもしれない」という期待、「この偶然手に入った麻薬を売りさばければ…」という期待、「この武器弾薬を使って…」という期待と寸部違いませんよ?…とこの作品では言い放たれてしまっている。
ダメな男がちょっと強くなれる能力を手に入れて、ちょっとトラブルに巻き込まれたり、ちょっといい事があったりして人生捨てたもんじゃないなと思ったけど、素地でダメな奴は結局自分の身に降りかかったトラブルを好転させる事はできませんでした…おしまい。「チンピラ・エレジーもの」である事を了解して観ていた僕はそのラストを呆然と見送る事しかできなかったw

まあ要するに「な〜んか年末に欝なもん、観ちゃったなあ〜」って事なんですけどね。

[
以前の記事]

戻る