アニメ、特撮などのTV番組の感想掲示板です!
ご覧になった番組の感想にお使いください。
#418 鉄砲2丁に弾3発 (#417) 投稿者:MODSTOON
[2007/03/21_20:39]
オンエアが終わって随分になると思いますが | その今になってLDさんがGを採りあげるのがもう「LDさん・KINSHAJI状態!」です(笑 なお自分としてはなんやかんやで“鉄砲になろうとした鉄砲玉の話” 結局そこが『〜G』の物語の魅力だったのではないかなと思います(最終的に獅子丸は“なった”ようですが) ジュニアさんのコスプレがまさにそうだったのはそうでしたし、銀紗地を捨てマイト一発な錠さんもそこにかかってくると思うのです そしてその「なろうとした」って所がまた児童枠よりも緩い深夜枠に相応しい魅力で、LDさんの使われる哀歌的ニュアンスをも強く喚起・提出したのだと思うのです
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#417 Re:金紗地トカレフ説(笑 (#415) 投稿者:LD
[2007/03/21_12:50]
> 金紗地トカレフ説(笑 | おお、というか鋭い見立てだと思いますwいや、一応「チンピラ・エレジー」には“鉄砲玉展開”も入っているつもりなんですよ(汗)「傷だらけの天使」なんて鉄砲は渡されないけど、ほとんど鉄砲玉扱いですしw ただ、僕が大きな参考題に「鉄砲玉ストーリー」だったものを上げていないのは、鉄砲玉にされてしまったとすると観客にとっても「ありがたくない」展開になってしまう。もしかしたら変われるかも…?って系統を主体に述べたのはそこら辺への期待の意図がありました。それは「ヒーローもの」としての「ライオン丸G」の“意味”にかかるものでもあります。 (↑こう書いてありますが、MODSTOONさんに指摘されるまで僕に「鉄砲玉」は正直見えてなかったです。ただ主旨を整理するとこうなったと思って下さい) しかし、獅子丸が金紗地に興味を示さなかったのは間違いなくって、それはアプローチとして正しいなあと。いや、ここらへん詰めて行くと僕も多少、違った話をしてしまうんですが、それはまあ紙一重というか「ヒーローもの」としての視点を持ち得るなら大同小異かなと思っています。
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#416 まなびストレート!第十一話「わたしにもみえるよ」 投稿者:ルイ
[2007/03/21_00:46]
☆、イツツですっ!(マチャアキ口調) | ・・まなびファンのルイがきたよー。ネタバレどころじゃないほどのネタバレっぷりなので、観る予定でまだの方は注意(笑)。 このタイトルを次回予告で見た時から、「愛光学園のタカちゃんの事ですね!?」とワクテカしていたのですが、Aパートの序盤で、みかんが「わたしにもみえる」と発言。あれ?もうタイトル使った?・・と、以前の僕ならここで落ち込む所?です。しかし私は既に金月脚本の良さを知った身なのです!油断はしない・・ホラ!Bパートキタ!タカちゃん!・・とまあ、金月脚本の特徴なのかもしれませんが、筆がノるとフタヤマ構成になるといいますか、詰め込まざるを得ないと力を発揮する、みたいな印象があります(笑)。 全体的にはかなりギュウギュウ、学園祭当日までをみかんの日誌でザックリ抉りとっています。しかしそれら力技を全てAパートでこなし、Bパートに全てを込めるという大技にうってでました。その証拠に・・Aパート6分、Bパート14分です!ちょ、倍ってレベルじゃねーぞw!そのAで前述の「みかん生徒会日誌抜粋で学園祭準備ザックリ」「みかんの”わたしにもみえるよ”」発言、ついでに「一話冒頭でまなびが涙を拭いて叫んだ”はじまるよー!”を再び叫ぶ。当時と異なるのは、生徒会メンバーがオー!と続いてくれる事」と、CM前にやれる&やるべき仕事は全てこなしています。必要だったのは「学園祭をはじめる事」と「生徒会メンバーの再確認」。みかんが代表して発言しただけで、これはきっとメインキャラ全員に共通している感覚なんですね。オー!はその念押し。 で、Bパート。当初の「タカちゃん話という期待」は軽くスカされます。タカちゃんも既に「私にもわかる」人になっていた。では、タイトルは何処にまでかかるのか?みかん?タカちゃん?このダブルで正解なのでしょうが、僕は更に妄想し「皆」と見ました。その理由は、最後に花火が打ち上げられ、皆がそれを見上げた事にあります。・・以前3話で書いた自分の感想を、引用します。 ”個人的には「4人の顔に、花火の光がうつっていた」のに震えちゃいまして。だって、実際聖桜の夜空でまなびはただ演説していただけで、空は夜空ですよ?花火なんで出てないんですよ!?彼女の飛翔する「イメージ映像」の中に、花火が出ただけ。・・それが、「リアル」の4人の顔にうつっちゃってるんですよ!?つまり表現が、心が他人に伝わる瞬間を劇的に表現してみせたという事です。” ・・です(笑)。Bパート、タカちゃんがまなびに言った「今は、私にもわかる」、その前に彼女はこうも言っています。「イメージする事、それを形にする事」。・・『花火』というあの時と同じ記号をリアルに使う事で、僕はそれが「皆に見えた」象徴なんだな、と解釈して、それならタカちゃん話をも越えるなーとニヤニヤしてしまった。・・まあ、これは過剰に解釈したかもしれませんw基本的にはみかんとタカちゃん、フタヤマと言う所までは確定だと思います。他にも、聖桜・愛光両学園長のセリフが全体の総括、一部の作品批判(「学園祭になんでこんな拘るの?」)対応として極めて効率的に機能していたり、A・B両方「みんな、大好き!(Aはみかん、Bはまなび)」で〆たりと、技のデパート状態です。 脚本以外にも見所は多く、リン・ミンメイ以来の恒例か、ハルヒ対抗意識か(笑)歌唱ライブパートの作動画は口の形も揃える入れ込みぶり。最初に歌った青春パンク(いい曲!)は「学生の学園祭、演るならブルーハーツマナーでしょ!」といった具合のおっさん達のベタさが素敵でw作詞が金月龍之介さんというのも注目ポイント。「ギター担当女子高生、ウマ!お前ザ・フーのピート・タウンシェンドの中の人ですか!?」てのはおいといてw歌詞ですね。 「道に迷ったら 名前読んでよね そして桜舞うこの場所で また会おう♪」 この歌詞、20世紀最高の名曲の一つである(俺的wまあ、多分世界的にも)キャロル・キング「君の友だち(You've got a friend)」に通じる世界なのですが(http://www.eigo21.com/03/pops/friend.htm)大きく異なるのは、最後「互いに待ち合わせ場所に集う」事なんですよね。一方的に相手の所に駆けつける「君の友だち」は無償の友情を謳ったものですが、それと金月哲学、というよりまなびテーマとの違いが浮き彫りになり、興味深いです。 そして最後に歌うは、マイクを振られたまなび!・・と来ればファンなら皆わかる、突如歌うは聖桜学園校歌!・・それがまた、リハなしセットリストなし状態。演奏陣は、途中からあわせたのですが・・二番のアレンジ・演奏は一発勝負の次元に既にない凄い出来w。全員でジャンプ揃えた瞬間には感動&大爆笑させてもらいました(笑)。 とにかく素晴らしい回でした。一話を構成しようと努力する&言葉と積み上げた演出に誠実な脚本、それに更に応える作画。まなびの魅力が詰まった、素晴らしい回でした。あ、繰り返した(ワザと)。・・次回最終回・・泣いていいですかorz
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